2015年12月08日 [08:21]   アビスパ福岡 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1昇格プレーオフ/2015 福岡 vs C大阪

J1プレーオフの決勝。
J2で磐田との2位争いの結果、3位で終りPOに回り、所詮は6位の長崎に勝ってきた福岡。
優勝候補ではあったが4位で終り、POも愛媛相手と引き分けて上位という事で勝ち上がったC大阪。
これまでPOは3位が突破できていないが、福岡がそれを覆すか。
それとも、C大阪がジンクス通り勝利して、昇格を決めるか。

Jリーグ2015 J1昇格プレーオフ 決勝
ヤンマースタジアム長居/29,314人
福岡 1-1 C大阪
(福岡) 中村北斗(87分)
(C大阪) 玉田圭司(60分)
福岡のスタメンは、23 中村航輔、26 田村友、2 濱田水輝、19 堤俊輔、22 中村北斗、8 中原秀人、15 末吉隼也、18 亀川諒史、10 城後寿、20 酒井宣福、17 ウェリントンの3-4-2-1。
C大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、5 田中裕介、33 茂庭照幸、23 山下達也、14 丸橋祐介、6 山口蛍、31 橋本英郎、32 関口訓充、7 パブロ、19 田代有三、20 玉田圭司の4-2-2-2。

ドロー
お互いに一気に前線へと送る形で早い展開となるが、やや福岡ペースの試合ではあったが、20分過ぎに酒井宣が負傷退場、急遽福岡は金森健を投入する。
時間経過とともにC大阪が福岡ゴールに迫っていくようになるが、しかし、GK中村航の好セーブもあって福岡はゴールを許さない。
後半に入ると、福岡が優勢に試合を進めて、C大阪ゴールに迫るも、ゴール前でのC大阪の守備を崩しきれず、福岡が少し前掛かっていった名で、中盤から一気に駆け上がっていった玉田圭に関口訓から絶妙なスルーパスが出ると、玉田圭がGKよりも一瞬早く触ってゴールに流し込み、C大阪が60分先制。
1点を追う福岡が攻めるが、しかし、C大阪もきっちりと対応して、最数ラインで跳ね返しながらカウンターを狙う。
何度となくサイドからのスピードを活かしていた福岡が、左サイドから仕掛けておいて、クロスは中央で合わずに逆サイドまで流れたが、走り込んだ中村北が角度の無い位置で豪快に逆サイドネットに叩き込むシュートを決め、87分、同点に追いつく。
その後、C大阪が攻勢を仕掛けて、アディショナルタイムの最後の最後にはFKのチャンスも得るが、しかし、ゴール前に放り込んだボールを決めきる事が出来ず試合終了。
引き分けで福岡がJ1昇格を決める。

福岡の昇格
両チームとも昇格を目指して、良い試合をしたと思える。
ただ、福岡の方が引き分けでも良い分余裕があったのか、若干受けに回った事で、前半はどちらかと言うとC大阪が時間経過とともに優勢に試合を進めるようになった。
それでも、C大阪の攻撃をGKの中村航を中心に福岡が耐えると、後半は一点して、福岡ペースになった。
何度かC大阪ゴールを脅かしていく中で、徐々に全体が前に出てしまった隙をつくように玉田圭のゴールでC大阪が先制。
その後も、何度かC大阪がチャンスを作るが、これで、C大阪が逃げ切るかとも思われた。
それを終わらせないのが、福岡の強さなのか、そこで終らせられなかったのが、C大阪の弱さなのか、どちらも、今季の両チームを象徴してしまうような結果、中村北の見事なゴールで同点にした。
福岡が同点にした後、C大阪が攻め込んで行くものの、福岡の守備は崩しきれず、結局、試合は引き分けで、上位の福岡が昇格を決めた。
PO制が始まって、4年目、これまで3位のクラブが突破できなかったが、ここで漸く有利な上位クラブが突破を決めた。

上位クラブの勝利
今季終盤の福岡の強さは、間違いなくJ2でもトップクラスであろう。
だからこそ、その福岡が順当に突破を決めた事で、何と言うか、ちゃんと強い方がJ1に上がったと言えるだろう。
これまでも、何度となくPOの批判がある時に、3位ではなく、6位のチームが昇格し、そのチームが1年で降格している事を問題視していた。
確かに、正直言えば、これが正しいとは言えない気もする。
それでも、では3位のクラブが出ていれば、1年で降格しなくて済んだかと言えば、必ずしもそうとは言えないようにも思う。
それだけ力の差は拮抗していると言えるが、今季の終盤の福岡の力が発揮できるのであれば、J1でもそれなりの成績は残せるだろう。
その福岡の勝利によって、少なくとも6位だから降格したんだという事は無くなるだろう。いや、決して福岡が降格するという訳ではないが・・・
上位クラブが順当に勝ち抜いた今季に関して言えば、漸く、昇格POも形となったと言えるかもしれない。

福岡の強さ
福岡の方が強かったのは間違いない。
両チームとも、この試合に関しては互角と言うか、ややC大阪の方が良い時間帯が長かったかもしれない。
それでも引き分けに持ち込むことが出来た。
ただ、正直、シーズンを通じて言えば、福岡の方がC大阪よりも間違いなく強かった。
福岡は2位の磐田とほぼ五分と言える強さだった。
その2チームの対戦で言えば、福岡が勝利した事で昇格をしたが、この試合、福岡の方が圧倒的に有利な立場であった。
確かに先制する事が出来ればより有利になるのだが、後半の福岡の戦い方は少々杜撰だったとも言えるだろう。
引き分けでも良いという事は、つまり1点リードしているのと同様ではあるが、福岡の方が無理にリスクを冒す必要は無かった。攻めているのであれば、そのまま攻め切りたいというのは分かるが、その結果、最終ラインも前に出て裏を突かれるリスクを作ってはならないだろう。
こういう所での冷静な戦い方が出来るかどうか、それは、昇格した後のJ1での戦いでもギリギリでの所で、勝ちを拾うという事が出来るかどうかという所に繋がるだろう。
そういう意識と言うか、チーム全体のサッカーに関する頭の良さは必要になるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。