2015年12月15日 [08:08]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2015 

FCWC2015 マゼンベ vs 広島

今年は日本で行われるクラブワールドカップも準々決勝。
アフリカ王者として5年ぶり3回目の出場を果たした、コンゴのマゼンベ。
そして開催国王者として、2度目の出場で、前回大会3位のオークランド・シティに開幕戦で勝利した広島。
Jリーグ王者がアフリカ王者に勝利して、南米王者のリバープレートと戦えるか。

FIFA クラブワールドカップ Japan 2015
【M3】準々決勝 大阪長居スタジアム/23,609人
TPマゼンベ(CAF) 0-3 広島(開催国)
(広島) 塩谷司(44分)、千葉和彦(56分)、浅野拓磨(78分)
アフリカ王者、マゼンベのスタメンは、22 シルバン・グボウオ、24 ヤウ・フリンポン、2 ジョエル・キムワキ、6 サリフ・クリバリ、27 リチャード・ボアテング、29 ブバカル・ディアラ、4 ネイサン・シンカラ、10 ギブン・シングルマ、7 ロジェール・アサレ、11 アダマ・トラオレ、9 ムブワナ・サマタの4-2-3-1。
開催国王者、広島のスタメンは、1 林卓人、33 塩谷司、5 千葉和彦、19 佐々木翔、14 ミキッチ、6 青山敏弘、8 森﨑和幸、18 柏好文、9 ドウグラス、25 茶島雄介、11 佐藤寿人の3-4-2-1。

広島快勝
立ち上がり早々、広島がチャンスを掴めば、すぐにマゼンベもCKから惜しいシュートがあるなど、早い展開になる。
マゼンベが縦に早く、試合の主導権を握って、攻め込んでくるようになると、試合はマゼンベペース、14分には、オフサイドにならず9番が裏に抜け出して、決定的なシーンになるがPK覚悟でスライディングした佐々木翔のタックルで何とか止める。
劣勢の広島も、19分には、中盤で奪って粘った佐々木翔がボールを運ぶとDFを引き付けておいて、佐藤寿に絶妙なスルーパス、これを佐藤寿が狙うがGKをかわそうとしたシュートは枠の上を越える。
劣勢の広島が、前半終盤、この試合初めてのCKを得ると、低く早いボールを入れて、ニアサイドに佐々木翔が斜めに飛び込みDFを引き付けると流したボールを、ドウグラスが中央では合わなかったが、ファーサイドに飛び込んだ塩谷司が押し込んで、44分広島が先制。
更に、後半に入るとリズムが良くなった広島が押し込んでいくと、CKから少し下がった位置に入れt阿ボールを、千葉和が体を入れながらヘディングシュートを決め、56分広島が追加点を奪う。
2点を追うマゼンベが交代カードを立て続けに切りながら攻勢に出てくるが、広島の守備もいつも通り人数をかけてガッチリとブロックを作って守る。
攻めてくるマゼンベに対して、広島がカウンターから、中盤の青山敏が一気に右サイドの裏へと通すと、ミキッチが完璧に抜け出して、フワッとしたクロス、これをファーサイドで浅野拓が叩き付けるようなヘディングシュートを決めて、78分、勝負を決める3点目を奪う。
ゴール前を固めてカウンターを狙う広島が完全に試合の主導権を握り、マゼンベは攻め切れなくなり、結局、そのまま広島が試合を締めて勝利。

広島勝ち抜く
初戦で、負傷者が続出し、特にシャドーの位置で、これまでスタメンを取っていた柴崎晃とそのバックアップでもある野津田岳が今年中の復活は無理という事で、茶島雄を起用してきた。
また、清水航は一応はプレーが出来るという事で、ベンチ入りはしているが、スタメンは柏を起用した広島。
ただ、今季の広島の強みとも言うべきか、選手が代わったとしても、サッカーの質は変わらなかった。
その前半は、マゼンベのサッカーに、慣れない距離感と言うか、例えば足の長さや一歩のスピードの差などに戸惑いがあったのか、広島のサッカーはなかなかうまく行かなかった。
得意のパス回しが引っかかったりして、マゼンベペースの試合になったが、そこを耐える事が出来るのが、今季の広島がJリーグ最少失点で勝てた要因だろう。
前半は相手の方が上回っていたが、崩される場面もあったが、シュートの時には必ずDFが体を入れることが出来るのも強みだろう。
そして、一瞬の隙と言うか、最初のCKで先制して前半を折り返すと、後半は、広島がマゼンベのサッカーに対処して、完全に主導権を握った。
テンポ良く追加点を後半はとり、今季のJリーグで何度も観た広島の快勝劇が再現されるような見事な勝利で勝ち抜いた。

バルセロナに通用するか
この勝利で、広島はバルセロナと対決する資格に一歩近付いた。
バルセロナが初戦から全開で来るかどうかは分からないが、もし先制をする事が出来れば、本気のバルサのサッカーが観れる可能性が高くなり、そこで、今季、先制したら負けない、そういう強かな戦いが出来る広島のサッカーが世界最高峰に通用するか観る事が出来るかもしれない。
その為には、バルサの強力な前線に対して、この試合でも見せたようなギリギリでの体を張ったゴール前での粘り強い守りと合わせて、ガッチリとブロックを作った守りで止めていく。
そうやって、相手の攻撃を耐え抜くことが出来れば、バルサにもし焦りが出てくれば、広島の思うつぼに持ち込める。
広島は、現状で最も強い日本のチームであることは間違いない。
その広島が、世界でもトップクラスのチームにどこまで通用するのかと言う点で、日本のサッカーの方向性だって見えてくるかもしれない。
大切で重要な試合になりそうだ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。