2015年12月23日 [08:29]   皇后杯 | スポーツ | 女子サッカー全般 

第37回皇后杯準々決勝 新潟L vs 千葉L

皇后杯の準々決勝。
今年のなでしこリーグでは、5位となった新潟L。
そして、同じくなでしこリーグで、4位となった千葉L。
どちらも、なでしこ1部リーグ所属の両チームの対決。

第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
準々決勝 No.42 ユアテックスタジアム仙台/857人
新潟L 2-0 千葉L
(新潟L) 佐伯彩(69分)、大石沙弥香(86分)
新潟Lのスタメンは、22 福村香奈絵、26 小島美玖、3 北原佳奈、13 中村楓、18 渡辺彩香、15 阪口萌乃、20 山田頌子、24 佐伯彩、10 上尾野辺めぐみ、9 山崎円美、8 大石沙弥香の4-2-3-1。
千葉Lのスタメンは、17 山根恵里奈、5 若林美里、3 櫻本尚子、18 磯金みどり、2 上野紗稀、13 瀬戸口梢、14 川村真理、19 保坂のどか、10 深澤里沙、7 筏井りさ、9 菅澤優衣香の4-2-2-2。

新潟Lが勝利
立ち上がりから両チームとも出足が良く、中盤から厳しいプレッシングを行い、更に一気に前線へと繋ぐ事で攻守の入れ替え、ボールをどちらも支配し切れない展開。
お互いに攻め切れない展開の中で時間が経過、なかなか得点が奪えず、このまま、スコアレスで進むかと思われた所で69分、左CKからのボールをゴール前をこえてファーサイドで千葉LのDFに当ってこぼれたボールをGKより前で佐伯彩が一瞬早くゴールに蹴り込み先制。
若干、劣勢の中で先制した事で、新潟Lが優勢に試合を進めるようになる中で、86分、左サイドで上尾野辺がヒールを使った素晴らしい技ありのプレーでDFをかわすと、マイナス方向にクロス、そこに走り込んだ大石沙が蹴り込み、新潟Lが決定的な追加点を奪い取る。
2点を追う千葉Lが攻勢を仕掛ける中で、しかし、新潟Lの守備は崩しきれず、アディショナルタイムにはゴール前に入っていく事が出来たが、結局シュートできず、試合終了、新潟Lが勝利。

互角の試合
非常に面白い試合だった。
この試合が、入場者数800人とは勿体無い。
立ち上がりからお互いに勝利を狙って、出足鋭く良いサッカーを見せた。
ボールを奪うと素早い展開をしていて、動きのある試合になったが、どちらも守備が良くてゴールは遠かった。
前半はほぼ互角の展開だったが、後半に入ると、少しずつ千葉Lが優勢に試合を進めるようになった。
ただ、その中でも決定機が作れないと、劣勢になってきていた新潟Lが泥臭く先制点を奪った。
その後は、何とか点を取りに行きたい千葉Lに対して、新潟Lが冷静に対応して、終盤には、上尾野辺のスーパープレーが出ての追加点で試合を決めた。
終盤には千葉Lが攻勢を仕掛けるが、しかし、新潟Lの守備を崩せず試合終了。
最後までほとんど互角の試合だったが、隙をついて、そして、スーパープレーでこじ開けて新潟が勝利。

封じられた代表
両チームともなでしこジャパンのメンバーがチームの中心にいるが、より千葉Lの方が多かった。
特に、菅澤優は今季のなでしこ得点王であるだけに、そこにボールを集めて来るところを狙われていた。
結果として、90分を通して、ほとんど菅澤優が機能する場面はなかった。
きっちりと守りを固めた新潟Lの守備に対して、千葉Lも何とか攻めたかったのだろうが、肝心の所を封じられたために決定的な働きは無かった。
ほとんど互角の展開ではあったが、最終的に、スーパープレーを見せた上尾野辺と、あまり思い通りのプレーを出来なかった菅澤優との間での差が、勝敗に繋がったと言ってしまうと、少々異なるだろう。
一人二人の選手の差で勝敗を分ける程サッカーは単純ではない。が、フィニッシャーである菅澤優を封じらえた事で、千葉Lの攻撃のレベルが下がって、新潟Lの守備を崩せなくなった事に繋がったと言えるだろう。
逆に言うと、そこをきっちりと封じ切った新潟Lのサッカーが狙い通り決まったという事だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。