2015年12月30日 [08:55]   天皇杯 | スポーツ | 第95回天皇杯 

第95回天皇杯準決勝 浦和 vs 柏

今年の天皇杯も準決勝。
J1のリーグ戦では2位だったが、CSの所為で3位となりACLはPOになっていた浦和。
今年のACLはPOから勝ち上がりベスト8まで行き、今季は更に勝ち上がる為にACLに出る必要がある柏。
決勝に駒を進めるのは、果たしてどちらか?

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会
準決勝 No.85 味の素スタジアム/22,462人
浦和(J1) 1-0 柏(J1)
(浦和) 李忠成(117分)
浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、4 那須大亮、5 槙野智章、24 関根貴大、8 柏木陽介、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、7 梅崎司、19 武藤雄樹、21 ズラタンの3-4-2-1。
柏のスタメンは、21 菅野孝憲、27 キム・チャンス、4 鈴木大輔、13 エドゥアルド、22 輪湖直樹、20 中谷進之介、30 クリスティアーノ、8 茨田陽生、7 大谷秀和、15 武富孝介、9 工藤壮人の4-1-4-1。

浦和が決勝進出
立ち上がりから、試合の主導権を握ったのは、浦和で、ボールを支配していくが、柏も中谷進が最終ラインにまで下がって、5バック気味に守るブロックを作り跳ね返す。
浦和は優勢に試合を進めるものの、どこか全体的な動きは悪く、その分リスクを冒さないサッカーになっている結果、なかなかお互いにチャンスを作る事は出来ない膠着したような展開は続く。
30分、この試合最初のチャンスとして、左サイドから宇賀神友のクロスが逆サイドまで流れると、関根貴がPA内で相手DFをフェイントで完全に翻弄してからのクロス、しかし、武藤雄のシュートは枠を外す。
37分、優勢だった浦和だが、柏木陽が膝を痛めたようで、一旦ピッチの外に出ると、結局、復帰する事は出来ず、39分に青木拓と交代する。
柏木陽が交代したものの浦和優勢の展開は変わらず、なかなかチャンスが無いまま、時間だけが経過していくが、試合も終盤に入ってくると、浦和も漸く目覚めたかのように猛攻を仕掛けて、柏ゴールに迫っていくが、しかし、柏もここは必死に守る。
逆に柏も87分には、前線で上手く繋いで輪湖直が僅かに枠を外す惜しいシュートがあったが、結局、互いに得点はなく、スコアレスで勝負は延長に入る。

延長に入っても、後半の終盤と同じく、浦和の方が優勢ではあるが、それでもお互いにゴールに迫る展開が続く。
それでも、ゴールが入る気配は無かった所で、PK戦になるかと思われた117分、左サイドで、梅崎司がクロスを狙った所をブロックされたが、こぼれ球を自ら拾って、再度縦に抜けてからのクロス、これをファーサイドで李がヘディングで合わせてゴール、浦和が先制する。
その後は、浦和は試合を締めていって、試合終了、浦和が決勝進出。

膠着
正直言えば、あまり面白くはない試合だった。
立ち上がりから、浦和はボールを持っているが、柏は、それを想定しているのか、5バックにして、中盤の4人も下がり目に位置する事で、完全にゴール前を固めて、浦和の攻撃を跳ね返していった。
それはある程度想定の通りだったのだろうが、浦和の方も、ボールを持っているものの攻め切らない。
どこか両チームとも消極的な試合になった事で、試合は、チャンスが皆無だったという訳ですが、しかし、ほとんど得点の気配は無いような展開のまま試合時間だけが過ぎていくような膠着した展開になった。
それでも終盤には、それなりにお互いが攻めるようになった事で、少しずつ試合は動き出していたものの、やはり、そこまで大きく試合が動くような事も無く、結局、延長にまで勝負がもつれた。
延長でも、あまり大きな動きはなかったが、終了間際に漸く1点が入って勝敗が決まったが、全体的に膠着した面白くはない試合だった。

狙いはあったが
準々決勝は、クリスティアーノのFK3発でPK戦まで持ち込んで勝ち上がってきた事もあって、この試合も、柏の狙いはセットプレーで得点を奪って、後は、何とか耐え抜くようにしようという狙いだったようにおもえる。
実際に、中谷進が下がって5バックにしてまで、ゴール前を固めていた。
それによって、浦和の攻撃はほぼ完全に跳ね返したものの、そこから得点に繋げるようなシーンはあまりなく、更に言えば、セットプレーにまで持ち込めたとしても、流石に、2試合連続でFKのゴールとはいかなかった。
狙いの通りに試合できたものの、得点を奪うという事が、イメージとしては弱いというか、守ってセットプレー頼りと言う狙いと言うは、分かり易くもあったが、可能性はあまりなかった。
逆に、終盤に思い切って攻めていた時の方が厚みがあって可能性を感じた。
狙いは分かったものの、結局、勝てる可能性はあまり感じない無いようになってしまった。

省エネ
浦和は、正直言えば、決勝まで視野に入れると、中2日で試合が続くので、あまり思い切った事が出来なかったのか?
スタメンも多少入れ替えてきていたが、チーム全体が思い切ったプレーをしていかなかった事で、柏が守備を固めていた事もあって、リスクを冒さない、チームとしても動きが乏しくて、崩せなかった。
唯一、前半からキレていたのは関根貴くらいで、右サイドを良い形で突破したり、優勢に戦えていた。
しかし、それも最初から飛ばし過ぎた影響で、終盤にはどちらかと言うとペースダウンして消えていった。
90分で言えば、ほぼ良いのだろうが、120分ではペース配分をミスった結果になるだろうが、それでも、最初からこの試合に勝つために思い切ったプレーをしたのは関根貴くらいなものだった。
省エネと言えば良いが、しかし、サッカー自体は浦和の良さがあまりでなかった。
それでも勝てたという事で、結果として良しとすべきだろうが、決勝ではもっと最初から行けるかどうかですね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。