2015年12月31日 [16:48]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第94回高校選手権 

第94回選手権1回戦 尚志 vs 京都橘

今年の高校サッカーの1回戦が開催され、本格的に開幕。
東北の雄、2年連続出場の福島代表、尚志。
4年連続出場、過去3年の成績は準優勝、ベスト4、ベスト8の京都代表、京都橘。
お互いに冬の選手権の初戦の重要性を熟知しているもの同士の対決。

第94回全国高校サッカー選手権大会
1回戦 【M6】 駒沢陸上競技場/7,859人
尚志(福島) 1-0 京都橘(京都)
(尚志) 茂木星也(13分)
福島県代表尚志のスタメンは、1 石塚亮、6 常盤悠、4 茂木星也、2 井出隼人、5 茂原巧朗、8 佐藤凌輔、7 清水祐貴、14 小野寛之、11 柳原隆二、10 高梨起生、9 國本佳以の4-2-2-2。
京都府代表京都橘のスタメンは、1 矢田貝壮貴、22 大塚陸、2 小川礼太、3 田中悠太郎、5 河合航希、16 内田健太、6 稲津秀人、14 輪木豪太、9 坂東諒、7 岩崎悠人、10 梅津凌岳の4-2-2-2。

尚志が勝利
立ち上がりから尚志の方がリズムが良く入って、13分、右CKのボールをGK矢田貝壮がDFと当って処理できず、ファーサイドで茂木星がヘディングシュートを決めて、尚志が先制。
京都橘も22分には、右CKからの流れで坂東諒がドリブルで仕掛けてシュートまで行ったが、これはGK石塚両の好セーブに阻まれる。
試合の主導権は尚志が握って優勢に進めたが、京都橘も後半に入ると攻勢を仕掛けていって、徐々に京都橘が押し込むようになっていく。ただ、尚志も、京都橘が前掛かっているのを活かしてカウンターから、立て続けに決定的なシーンを作り出す。
京都橘にも尚志にもゴールの気配があり、このまま終りそうにない展開になるが、しかし、アディショナルタイムの京都橘の猛攻もゴールを奪う事は出来ず、尚志が初戦突破を果たす。

屈指の好ゲーム
3年連続ベスト8以上に駒を進めてきて、4年連続どころか優勝を狙う京都橘と昨年はベスト16まで駒を進めた尚志の対決と言う、1回戦の中でも屈指の好カードとなった試合は、その期待通り激しい試合になった。
序盤から試合の主導権を握ったのは尚志であり、京都橘はどこか固い感じがして、尚志が試合の主導権を握り、その動きの固い京都橘に対して、最初のチャンスで尚志はゴールを奪う事が出来た。
京都橘にとってみれば、GKとDFがぶつかって処理できないというミスによって失点してしまうという事になったが、その後も、試合の主導権は尚志に握られて苦しい展開。
それでも、京都橘の圧力が増していくと、それによって尚志の各選手は頑張りもあっただろうが、足を攣る選手やギリギリでのプレーで負傷退場する選手が出てくるなど、激しい展開を象徴するような展開になった。
アディショナルタイムの4分には、2度も京都橘が決定機を掴むものの、尚志は体を張り常に最後まで守備が崩される事も無く、初戦を制した。

最弱からの躍進
昨年の活躍はあるものの、今年の両校のサッカー部は、正直、ここ最近では弱いチームだった。
共に新人戦を逃し、尚志はIHに出場をしたものの不完全燃焼に終わり、京都橘に至っては、今年は常に久御山の後塵を拝するようになっていた。
但し、両校ともそれで終わらず、練習量を増やし、各選手の成長も著しく、この選手権の舞台まで進んできた。
両チームともどん底とまでは言わないが、昨年のチームからの脱皮と言うか、お互いに強いチームにする為の努力の結果、昨年のチームに負けないチームが出来てきたと思える。
どちらも、守備が良い為に、予想通りというか、ロースコアなゲームになったが、それを支えるサッカーの質の高さはあって、だからこそ、唯一のミスを犯した京都橘が負けたと言うのが、両チームの力が、この試合に見事に反映したと言えるだろう。
本当に面白い試合ではあったが、ここまで両チームとも成長したという事が、この世代の柔軟な強さと言うのか、今大会のテーマでもある「未来」を感じさせる両校のサッカーだった。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。