2016年01月06日 [08:08]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第94回高校選手権 

第94回選手権準々決勝 駒澤大高 vs 東福岡

今年度の高校サッカーもベスト8。
ここまで、地元の大歓声をバックに、競り勝ってきた駒澤。
IH王者として、3回戦で準優勝校市船にPK戦の末、勝利をおさめてきた東福岡。
埼スタへと駒を進めるのはどちらか?

第94回全国高校サッカー選手権大会
準々決勝 【M42】 駒沢陸上競技場/7,288人
駒澤大高(東京B) 0-1 東福岡(福岡)
(東福岡) 橋本和征(62分)
東京都B代表駒澤大高のスタメンは、1 鈴木怜、2 高橋勇夢、10 深見侑生、4 西田直也、5 村上哲、16 春川龍哉、11 野本克啓、8 栗原信一郎、9 矢崎一輝、17 竹上有祥、20 服部正也の4-2-2-2。
福岡県代表東福岡のスタメンは、1 脇野敦至、2 林雄都、15 児玉慎太郎、5 福地聡太、13 小田逸稀、4 鍬先祐弥、11 三宅海斗、10 中村健人、8 橋本和征、24 髙江麗央、9 餅山大輝の4-1-4-1。

東福岡が勝利
立ち上がりからボールを支配するのは東福岡だが、駒澤も前からプレスを仕掛けて、真っ向から対決する。
序盤の東福岡ペースが一段落したところで、駒澤も押し返すかと思われたが、前に出ようとした所を狙うように東福岡が立て続けにチャンスを作る。
そこを耐えた駒澤が今度は一転、立て続けにチャンスを作るも、今度は東福岡のGK脇野敦の好セーブに阻まれる。
後半に入ると、再び東福岡ペースになり、55分には、餅山大が一本の縦パスでDFラインの裏に抜け出すと、GKもかわしたが、そこで少しボールが足下を離れてシュートが打てなかった隙をついて、深見侑がギリギリで戻ってスライディングでシュートブロック。
東福岡が優勢だが、しかし、駒澤の守備も粘り強い守りを見せるも、62分、右サイドからの三宅海が絶妙なクロスを入れると、毎熊晟がニアサイドに飛び込み、GKに当ってこぼれたボールを誰よりも早く橋本和が反応してヘディングシュートを決め、東福岡が先制。
1点リードを許した駒澤が徐々に攻勢を強めて、猛攻を仕掛けていくが、東福岡の守備陣もGK脇野敦を中心に集中して守りきり、東福岡がベスト4へと進出決定。

東福岡がベスト4進出
終ってみれば順当にIH王者の東福岡がベスト4進出を決めたように思える。
ただ、その内容的にみれば、必ずしも余裕があった訳ではない。
実際に、確かに総じてボールを支配していたのは東福岡だったと言えるが、しかし、チャンスの数では大差が無く、GK脇野敦の好セーブによって、何とか無失点に抑えることが出来たという面もある。
この辺は、3回戦で強敵市船相手にPK戦の末勝った事が、GKを乗せる結果に繋がったのかもしれない。
ただ、とにかく得点差と同様に、互角、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。
それでも、もし差がどこかにあったかとした場合、感覚的な部分ではあるが、東福岡の方が、駒澤よりもより能動的だったように思える。
サッカーにおいて、受け身が必ずしも悪い訳ではない。
それでも、能動的な方が、やはり寄り結果を引き寄せやすいのではないだろうか?
先に書いたように互角の試合ではあったが、どちらかと言うと駒澤は東福岡のサッカーに対応してと言う部分があったように思える。
その結果が、得点シーンで、一瞬早く東福岡の選手の方が反応できたという結果に繋がったのではないだろうか?

広くピッチを使ったサッカー
この試合の東福岡は、少し焦りがあったのか、悪い流れになると、どうにもパスが中央に寄ってしまうという傾向にあった。
結果として、前半は確かに、ボールを支配していたが、チャンスと言う意味では、カウンターを狙っていた駒澤の方があったようにも思える。
しかも、前半の終盤には足が止まってきたのか、ボールにも動きが無くなって、試合の主導権を握られるような展開にもなった。
ただ、後半には一転して、それまでと違いロングボールも使っての広くピッチを使うサッカーで、試合の流れを完全に支配した。
サイドを広く使うだけでなく、得点こそ奪えなかったが、55分には、餅山大の裏への抜け出しで決定的なシーンを作るなど、東福岡のペースになった。
元々、ボールを広く回しながら試合の主導権を握って行くのが、東福岡が狙いとするサッカーであるのですから、この辺、そのボールを回すというのを、広くピッチを使って行えるかどうか、夏と冬の2冠を達成するためには、何よりも、それが必要になるのではないだろうか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。