2016年01月10日 [18:26]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第94回高校選手権 

第94回選手権準決勝 青森山田 vs 国学院久我山

高校サッカーも準決勝。
勝ち残った4校の内、第2試合は、東北の雄の青森山田。
そして、過去最高成績となるベスト4進出を果たした国学院久我山。
決勝に駒を進めた東福岡と対決するのは、どちらか?

第94回全国高校サッカー選手権大会
準決勝 【M46】 埼玉スタジアム2002/25,073人
青森山田(青森) 1-2 國學院久我山(東京A)
(青森山田) 鳴海彰人(17分)
(国学院久我山) 野村京平(25分)、戸田佳佑(93+分)
青森県代表青森山田のスタメンは、12 廣末陸、5 原山海里、4 近藤瑛佑、3 常田克人、6 北城俊幸、8 住永翔、9 豊島祐希、7 高橋壱晟、10 神谷優太、19 嵯峨理久、17 鳴海彰人の4-1-4-1。
東京都A代表国学院久我山のスタメンは、1 平田周、5 宮原直央、2 野村京平、4 上加世田達也、6 山本研、3 知久航介、7 鈴木遥太郎、14 名倉巧、8 内桶峻、10 澁谷雅也、9 小林和樹の4-2-1-3。

国学院久我山が逆転勝利
立ち上がり早々青森山田は、北城俊が流血、一時的にピッチを出るが、すぐにピッチに戻る。
その後は互角の展開の中で、17分、右サイドでのスローインでロングスロー、ニアサイドへと出てきた鳴海彰がすらすようなヘディングシュートを決めて、青森山田が先制。
国学院久我山も反撃、20分には、一瞬の隙をつくような小林和の強烈なミドルシュートだったが、GK廣末陸がワンハンドで弾くが、先制点が生まれた事で試合が動き出し、25分、左CKから青森山田がクリアしようとしたボールを奪い取った名倉巧が左足でシュートのような早いクロスをピンポイントで入れ、それを野村京が頭で合わせてゴール、国学院久我山が同点に追いつく。
国学院久我山が惜しいシュートもあれば、青森山田も惜しいシュートがあるなど、どちらにも得点の可能性のある展開。
どちらにも決定機があるもののゴールは奪えず、もしかしたら、PK戦かと思われたアディショナルタイム、再びセットプレーから、右CKからのボールを青森山田はクリアが小さかった所で山本研が思い切ったミドルシュート、ただ、コース上に入っていた戸田佳が足先で触ってコースを変えてゴール、国学院久我山が逆転。
残り少ない時間を青森山田が攻めるも試合終了、国学院久我山が決勝進出。

国学院久我山が決勝へ
どちらも持ち味を出し合った試合だった。
立ち上がりから互角の展開で、序盤はどちらもシュートまで行く事も出来なかったが、ロングスローから青森山田が先制すると、今度は一気に試合が動き出して、国学院久我山がボールを回して優勢に試合を進めるような中で、シュート性のクロスを決めて同点になる。
その後も、国学院久我山の方がやや優勢ではあるが、どちらもボールを回して攻めて、そして、惜しいシュートやGKの好セーブもあって国学院久我山がゴールを奪えないと、青森山田も惜しいシュートがあった。
どちらも惜しいシーンがありながら決められないという展開で、本当に最後の最後までどちらが勝ってもおかしくないというか、どちらが勝つかは分からない試合だった。
それが、最後で僅かに国学院久我山が偶々と言っても良いが、それも選手の集中によってであろうゴールを奪った。
どちらも集中を切らした訳でも、ミスがあった訳でも無い、ただ、僅かに足を出すことが出来たかどうか、その差が、国学院久我山を決勝に導いたのかもしれない。

セットプレーの価値
こういう互角の試合では、やはりセットプレーと言うのが重要になる。
勝った国学院久我山の2得点は、共にセットプレー、CKからのこぼれ球を拾ってゴールに繋げた。
それ自体はセットプレーと言うよりも、強烈な、それこそシュートと変わりない威力のパスをゴールに繋げたプレーと言う意味で、その集中力が国学院久我山の勝利の要因だというのは、先に書いた通り。
ただ、昨今のJリーグでもそうだが、セットプレーとしてCKやFKだけでなく、スローインもゴールに繋がるプレーが出るようになってきた。
まだまだ、代表レベルで通用するようなものではないだろうが、それでも、ロングスローがあるかどうかは、スローイン自体がCKやFKの代わりとして機能するようになった。
青森山田の先制点も含めて、今大会では何度となくロングスローのシーンを観ましたし、Jリーグでも戦術として増えてきている。
スローインがセットプレーとして機能するようになってきたからこそ、セットプレーの価値は更に高まってきているように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。