2016年03月15日 [08:53]   ベガルタ仙台 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第3節 仙台 vs 鹿島

J1第3節。
開幕戦は勝利したが前節F東京に敗れて1勝1敗で8位となった仙台。
それに対して、今季は開幕から2連勝、得失点差で大宮の後塵を拝しているものの2位につける鹿島。
好調の鹿島に対して、仙台が、3月12日にホームで勝利する事が出来るか。

Jリーグ2016 Division1 第3節
ユアテックスタジアム仙台/15,826人
仙台 1-0 鹿島
(仙台) 金久保順(8分)
ホーム仙台のスタメンは、21 関憲太郎、27 大岩一貴、13 平岡康裕、3 渡部博文、5 石川直樹、17 富田晋伍、18 三田啓貴、14 金久保順、10 梁勇基、7 奥埜博亮、9 ウイルソンの4-2-2-2。
アウェー鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、23 植田直通、3 昌子源、16 山本脩斗、40 小笠原満男、10 柴崎岳、25 遠藤康、13 中村充孝、18 赤﨑秀平、33 金崎夢生の4-2-2-2。

仙台が逃げ切る
立ち上がりから、試合の主導権を握ったのは仙台で、8分、左サイドでウイルソンがDFを3人ひきつけてキープから、小笠原満を振り切っておいて丁寧なクロス、これをファーサイドで金久保順がフリーで合わせてゴール、仙台が先制する。
1点リードをされた事で、鹿島が攻勢に出て行くが、しかし、仙台がきっちりと対応しており、決定機を作る事が出来ず。
お互いに厳しくボールに仕掛けていく激しい展開で、鹿島が押し込みだして、仙台ゴールに迫っていくが、仙台の最終ラインは体を張って跳ね返すと、仙台もカウンターからチャンスを作り、お互いにゴールを狙って行く。
試合は動き出していくが、なかなかゴールは生まれず、72分には、ゴール前でこぼれたボールがフリーのカイオの足下に転がるが、GKが素早く詰めて好セーブを見せ、今度は、仙台が一気にカウンター、ここで鹿島のバックパスに対して曽ヶ端準のキックが弱くて危ないシーンになるが、ギリギリでクリアする。
何度も鹿島が仙台ゴールを脅かせていくが、仙台も体を張り、GKの関の好セーブもあって、ゴールを最後まで奪う事が出来ず、仙台が開始早々のゴールを守り切って勝利。

激しい試合
東日本大震災から5年、実際の震災の日の翌日になるが、開始前に黙祷が行われた。
丁度5年前、Jリーグが一時中断から再開した後も、震災の影響か大きかった、この両チームは共にホームスタジアムが使えなかった。
また、震災後に積極的にJリーガーを率いてチャリティなどを行っていたのが、鹿島の小笠原満であった。
その震災から5年経ったところでの両チームの対決は、共に球際で厳しく行く事で、非常に激しい試合になった。
開始早々に仙台が、ウイルソンの個人技と、少し、そこだけは鹿島の守備の対応が甘かった事で、DFが引っ張られて、そこからのパスには鹿島の守備陣が全く対応できなかった。
ウイルソンの個人技にやられてしまった面があるが、それ以外では、鹿島の守備陣も集中していて、失点を許すことはなかったのだが、それ以上に仙台の守備陣が集中していた。
お互いに絶対に勝ちたい試合と言う気持ちの入った試合で、結局、試合は、その1点に終わったが、非常に白熱した最後まで気の抜けない好ゲームだった。

勝てなかったものの
開幕3連勝はならなかったものの、鹿島の強さは感じられる試合だった。
最後には猛攻で惜しい所を何度も作り出していった。
それも、例えば一気に前線に送って、スピードなどで裏を狙ったり、サイドから崩しを見せたり、小笠原満や柴崎岳が押し上げて行ったりと、色々と仙台の守備を崩すためにアイデアが出ていた。
それを耐え抜いた仙台の守備を褒めるべきであろう。
そして、それだからこそ、前半の失点シーンの、人数をかけながらもウイルソンからボールを奪えなかった、あそこだけ、少し軽い守備だったのが悔やまれる所だろう。
昨季までは期待はされていたが、層の厚さの前に試合出場があまりできなかった植田直が、先日のU-23選手権から、これからの日本を代表するCBとして、今季はスタメンを確保、守備陣の昌子源の若い二人のコンビの安定感はあったのだが、失点シーンは、上手く連携できなかった。
全体的に悪く無かった、だからこそ、勝てなかった事で、今のやり方を変える事無く続けて欲しい所だ。

粘り強かった守備陣
ウイルソンの個人技で先制する事ができた仙台だが、やはり勝因は、チーム全体での集中した守備だろう。
先制した後は、完全に鹿島に押し込まれて、仙台も奪ったからカウンターでチャンスを作るシーンはあったが、それでも、チャンスの数や試合の勢いの様なものは、完全に鹿島の試合だった。
それに対して、きっちりとマークをしてフリーを作らせないようにするだけでなく、サイドへと展開してくる時には、スライドしながらスペースを作らないように、もし、突破を許してしまっても、ゴール前では体を張ってブロックに入っていく。
90分間、最後の一瞬まで決して集中を切らさない、時に泥臭いながらも、鹿島の攻撃を耐え抜いた試合であり、同時に、今季の仙台のやり方が見えてきた試合になったと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。