2016年03月20日 [09:19]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第4節 横浜M vs 鳥栖

J1第4節。
少しずつ結果が出るようになってきて、前節の勝利で1勝1分1敗として11位の横浜M。
同じ1勝1分1敗だが、開幕戦の勝利の後は、勝てていない同じ11位の鳥栖。
同じ11位同士の対決となったが、どちらが先に進むのか。

Jリーグ2016 Division1 第4節
ニッパツ三ツ沢球技場/10,436人
横浜M 2-1 鳥栖
(横浜M) 富樫敬真(3分)、中町公祐(70分)
(鳥栖) 谷口博之(63分)
ホーム横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、28 喜田拓也、8 中町公祐、18 遠藤渓太、10 中村俊輔、11 齋藤学、17 富樫敬真の4-2-3-1。
アウェー鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、8 藤田優人、5 キム・ミンヒョク、29 谷口博之、23 吉田豊、10 金民友、14 高橋義希、16 崔誠根、24 鎌田大地、11 豊田陽平、18 富山貴光の4-3-1-2。

横浜Mが連勝
自陣から一気に蹴りだしたボールを、中盤で中村俊がスルー、これが完全に鳥栖の意表をついて、裏に抜けた所で、フリーになっていた富樫敬が冷静にGKとの1対1を決めて、3分、横浜Mが先制。
早々に横浜Mが先制したが、そこから先、鳥栖が優勢に試合を進めるようになり、サイドを中心に攻め込んで行くが、ゴール前での横浜Mの強さで跳ね返す。
1点リードのまま耐えていた横浜Mではあったが、63分、ゴール正面でFKのチャンスを鳥栖が得ると、金民友が蹴ったボールは壁に当り、GKの逆を突く形になるが、これはポスト直撃、しかし、跳ね返ったボールにいち早く反応していた谷口博がボールを押し込んで、鳥栖が同点に追いつく。
70分、先制点以降シュートまで行く事も出来なかった横浜Mが、下平匠が中盤から狙ったスルーパスに伊藤翔が抜け出して、シュート、しかし、ここはGKが飛び出してブロック、ただ、このこぼれ球を拾った中町公が狙いすましたようなミドルシュートを決めて、横浜Mがすぐさま突き放す。
その後は、鳥栖の攻撃に対して、横浜Mがカウンターを狙う形になった展開は、結局、横浜Mがそのまま逃げ切って勝利。

横浜Mが逃げ切る
見事な中町公のミドルシュートで横浜Mが勝利をおさめた。
立ち上がり早々、偶々なのか、狙ってなのかは分からないが、中盤で上手くスルーをした形で前線にボールが出ると、富樫敬が冷静にオフサイドラインを見極めながら飛び出し、最後のGKとの1対1でゴールを奪う瞬間まで落ち着いたプレーを見せた。
ただ、その後の試合の流れは鳥栖ペースと言っても良くて、高い位置からプレスをしてサイドへと展開、そこからクロス、もしくは、中に切れ込んでシュートと、横浜Mに対して、圧倒的に押し込んだ試合運びが出来た。
しかし、こういう展開と言うか、守りと言う点に関しては、やはり横浜Mの守備陣は安定していて、危ないシーンもあったが、きっちりと守れており、1失点は、正直言えば、横浜Mにとってみれば不運と言うしかないようなものだった。
とはいえ、サッカーに限らず、何が起こるか分からないのは、良くある事であり、守れているからと言って、押し込まれた展開が続けば、ましてや、ゴール前にボールを運ばれる、シュートを打たれるという展開になれば、失点する事は往々にしてある。
失点こそ許したものの、すぐに中町公の素晴らしいシュートでゴールを奪って勝ち越した。
その後は、今度は鳥栖に攻撃を許さず、逆にカウンターを狙う事が出来ていて、きっちりと逃げ切った。

これと言う武器
元々鳥栖にとって豊田陽という武器を有していた事で、それがサッカーの中心となっていた。
ただ、豊田陽に頼る結果、鳥栖のサッカーは、昨季、豊田陽が負傷離脱して、苦戦をした事は間違いない。
そこで、今季からは、新しい監督の下、新しいサッカーを試行している。
特にポゼッションをしていくという点を今季は狙っている。
しかし、その鳥栖のサッカーではあるが、逆に点を取るという武器が活かしきれなくなっているようにも思える。
かつての鳥栖は、奪ってから早い攻めで、サイドからの攻撃から一気にクロスで豊田陽という形が出来ていたが、今の鳥栖のサッカーは、その豊田陽にボールを入れる事がなかなか出来なくなってしまっている。
ポゼッションする事で、かえって相手のゴール前を固められ、豊田陽にボールがおさまらなくなってしまった。
どちらが良いという訳でもないが、サッカーは点を取る種目である以上、点を取れなければいけない。
ゴールを奪うという武器と言う意味では、単純な豊田陽を狙うサッカーの方が良かったかもしれない。しかし、試合を支配する事で勝率をあげる事も出来るだろう。
そう考えた時に、鳥栖がどちらを取るのかと言う所で、ここからの選択肢が重要になるだろう。

富樫敬真
2試合連続ゴールと今乗っていると言える。
横浜Mにとってみれば、昨季からの課題に関して言えば、単純明快にストライカー不足。
そのストライカーとなりえるというのが、これまでは伊藤翔だったのだが、ここにきて、富樫敬を横浜Mは選択した。
まだ90分もたないと言うか、この試合も、先制ゴール以外では、正直言えば、そこまで機能したとは言えなかったかもしれない。
しかし、ゴールシーンの冷静なプレーなど、ここぞという所で、ゴールを奪うという一点に集中して冷静になれる強さは、ストライカーの素質が十分と言えるだろう。
今年で23歳になる事で、まだまだ五輪代表候補、現状では、FWの候補に割って入れるほどではないが、このままゴールを量産できる事、そして、何よりも90分間、FWとして考えてプレーする事が出来れば、まだまだ可能性はある。
それが出来た時、横浜Mが優勝を奪える、そんな気もしてくる。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。