2016年03月21日 [09:30]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第4節 神戸 vs G大阪

J1第4節。
ここまでの3試合を1勝2敗と、負け越している13位神戸。
ACLでの戦いもあって苦戦が続いているがリーグ戦は2連勝中で4位につけるG大阪。
神戸にとっては流れを変える1勝を、そして、G大阪はこの苦しい中だからこそ結果が欲しい、阪神ダービー。

Jリーグ2016 Division1 第4節
ノエビアスタジアム神戸/16,026人
神戸 2-1 G大阪
(神戸) 小川慶治朗(36分)、レアンドロ(58分)
(G大阪) 金正也(84分)
ホーム神戸のスタメンは、18 キム・スンギュ、6 高橋峻希、5 岩波拓也、39 伊野波雅彦、3 相馬崇人、24 三原雅俊、14 藤田直之、13 小川慶治朗、19 渡邉千真、7 ペドロ・ジュニオール、11 レアンドロの4-2-2-2。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、35 初瀬亮、15 今野泰幸、6 金正也、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、27 内田達也、13 阿部浩之、11 倉田秋、20 長沢駿、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。

神戸が勝利
立ち上がりからどちらもボールを持てば縦を狙って行きながらポゼッションを混ぜ合わせたプレーをみせれば、守る方も中盤からプレスを仕掛けておいて、突破を許してもゴール前ではきっちりと守る事で、チャンスを与えない。
少しずつ神戸の方がG大阪ゴールに迫っていくと、36分、左サイドからの仕掛けでペドロ・ジュニオールがドリブルで深くまで切れ込んでからのクロス、それをファーサイドで走り込んだ小川慶がゴールに流し込み、神戸が先制。
神戸がペースを握った展開の中で、58分、ペドロ・ジュニオールがG大阪の厳しいプレスの中で体勢を崩しながらも粘ってボールをキープすると、そこからスルーパスを出して、レアンドロがゴールに流し込み、神戸が決定的な2点目を奪う。
時間経過とともにG大阪も神戸陣内に攻め込んで行くと、84分、左CKから宇佐美貴の蹴ったボールが飛び出すGKから逃げるようにファーサイドで金正也がヘディングシュートを決めて、G大阪が1点を返す。
その後、G大阪と神戸、両チームとも激しいプレーを見せて、お互いに次のゴールを狙いに行くが、お互いの守備陣も体を張りゴールを許さず、最後は自陣からのFKを東口順が蹴って、全員が神戸ゴール前に上がったG大阪だったが、これもゴールまで行けず、神戸が2-1で逃げ切る。

激しい試合
阪神ダービーは、長くG大阪が勝利を続けていた試合は、立ち上がりからお互いに激しいぶつかり合いとなった。
しかし、徐々にG大阪よりも神戸の方が出足が早くなり、G大阪のパス回しを中盤でカットすると、そこからボールを展開して行く。
ある意味、調子の良い時のG大阪のサッカーを神戸にみるようなそんな展開の中で、ペドロ・ジュニオールの活躍で、2得点を奪い取った。
攻守の切り替えも早く、試合の主導権を握っていた神戸に対して、G大阪も、温存していた井手口陽、パトリック、そして、アデミウソンを投入して、流れを変えて行くと、セットプレーから1点を返した。
ただ、最後の最後まで激しい試合は、神戸が集中力を切らさず、最後まで走り続けて、神戸が久々の阪神ダービー勝利。

宇佐美貴史のセットプレー
G大阪のセットプレーは、長らく遠藤保が蹴っていた。
ただ、何か故障を抱えているのか、今季は遠藤保ではなく宇佐美貴が蹴っている。
そのキックだが、徐々に、そのセンスもあってか、G大阪の武器になりつつある。というよりも、非常に切れ味鋭い切り札とも言えるものになっている。
先日のACLの上海戦で見せたFKでも、鋭いカーブでGKの判断を狂わして、パトリックのゴールをアシストすれば、この試合のCKからの金正也のゴールに関しても絶妙なキックだった。
右CKからの右足のキッカーが蹴るボールは、基本的にはゴール方向に向かって曲がってくるものではあるが、アシストしたキックは、その逆。GKは曲がってくると考えて、飛び出そうとしたが、ボールはどちらかストレートに早いボールでファーサイドに飛ばして、GKの判断を狂わせた。
中途半端に出た所でヘディングシュートをされると、GKには止めようが無かった。
あのキックが高確率で出るようになれば、G大阪にとって、本当に強烈な武器になるだろう。

ペドロ・ジュニオール
この試合の神戸の勝利は、ゴールを奪った小川慶やレアンドロではなく、ペドロ・ジュニオールによるところが大だろう。
ゴールシーンは、どちらもペドロ・ジュニオールのプレーが効いていた。
先制点のシーンは、縦に抜け出してからの絶妙なクロスであったし、圧巻は2点目のアシストだろう。
中央で、ボールを受けると、カットされてもすぐさまボールを奪って、更には強い当りで体勢を崩しながらもキープしておいて、そこからスルーパスを出した。
ペドロ・ジュニオールもレアンドロもかつてG大阪でプレーしていたが、正直、G大阪のサッカーにフィットし切れていなかった。
しかし、持ち過ぎる結果、ボールを奪われて流れを壊すという事でG大阪に合わなかったプレーも、神戸では、その仕掛けが上手くいっていて、まさに、この試合の2アシストに繋がった訳ですから、皮肉な結果とも言えるだろう。
前線に選手が揃っており、小川慶も戻ってきた神戸ではあるが、ペドロ・ジュニオールにボールが収まる事で、神戸のサッカーは活性化すると言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。