2016年03月25日 [09:03]   アジアカップ予選 | スポーツ | AC/UAE2019 

WC2018兼AC2019予選 日本 vs アフガニスタン

2016年最初の代表戦は、WC予選も兼ねたAC2次予選。
現在グループEで首位の日本にとって、残り2試合を全勝して、きっちりと首位でグループ突破を決めたい所。
但し、アウェーで6-0で勝った相手とはいえ、油断しない事と同時に、最終予選も視野に入れた戦い方を見たい所。

2018 FIFA World Cup 兼 2019 AFC Asian Cup Round 2
[17]グループE 日本・埼玉スタジアム2002/48,967人
日本 5-0 アフガニスタン
(JPN) 岡崎慎司(43分)、清武弘嗣(58分)、OG(63分)、吉田麻也(74分)、金崎夢生(78分)
日本のスタメンは、23 東口順昭、19 酒井宏樹、22 吉田麻也、6 森重真人、5 長友佑都、8 原口元気、17 長谷部誠、7 柏木陽介、13 清武弘嗣、15 金崎夢生、9 岡崎慎司の4-3-1-2。
WC2018兼AC2019予選 日本 vs アフガニスタン


前半
アフガニスタンのキックオフで試合開始。
立ち上がり、試合開始から一気に日本は前からのプレスを仕掛けて、試合の主導権を奪うと、両SBも積極的に前線まで出てサイドを広く使い、また、奪われるとすぐさま奪い返しに行くなど、非常に躍動、12分には、左サイドからのクロスを流して、中央で金崎夢がシュートに行くが、これはDFにブロックされる、しかし、こぼれ球を鋭い振り足で原口元がミドルシュートを放つと、これは惜しくもポスト直撃。
日本が優勢に試合を進める中で、24分には、ゴール正面で金崎夢がアフガニスタンのクリアボールを拾ってシュートまで行くが、ここはシュートまで少し時間が掛かった事で、GKに詰められて止められる。
28分、アフガニスタンの20番が倒れ込んで負傷退場、30分に代わりに17番Zazaiが投入される。
日本ペースは続くがなかなかゴールが奪えず、35分にも、高い位置で金崎夢がボールを奪うと、最後は岡崎慎がDFの股下を抜くシュートに行くが、これは枠を外す、更に37分には左サイドの長友佑のクロスに対して、ニアサイドで金崎夢がコースを変えるようなヘディングシュートも、これはGKが好セーブを見せる。
なかなか点が入らない中だったが、43分、中央でパスを繋いで清武弘からの縦パスに、岡崎慎がトラップから上手く反転しながら、DFの股下を抜いてかわすと、素早く左足でシュートを決め、日本が先制。
アディショナルタイムにも、左サイドの長友佑の突破から、クロスは止められたものの、素早く岡崎慎がボールを奪いに行って、相手がクリアし切れなかったボールを奪った原口元がシュートに行くが、ここは飛び込んできたDFに当ってゴールならず。
結局、前半は日本が1点リードで折り返す。

優勢なままに押し切ること
本田圭や香川真をベンチに温存してきて、更に、2トップというよりも、1CHを試す形で挑んだ日本。
力の差を上手く活かせていたのと、この試合スタメンで起用された選手が、アピールをしようと言う意欲もあって、立ち上がりから非常に動きが日本は良かった。
セットプレーのピンチが一度あったが、それ以外は、ほぼ日本がボールとゲームを支配しきっていた。
特に両サイドを使うという意図が明確で、大きなサイドチェンジなども何度もあり、また、それを受ける為に両SBが積極的に攻め上がって行った。
また、前線で岡崎慎は好調を維持しているが、それ以上に存在感を示していたのが金崎夢で、広く動き回りながらも、岡崎慎との距離感も良くて、何度も日本の決定機を作り出していた。
他にも柏木陽や原口元が惜しいシーンを作っていたが、前半見ていて、感じたのは長谷部誠の読みと言う所かな。
圧倒的に優勢だった前半だが、ボールを失った時には、すぐさま近くの選手がボールを奪いに行く、結果として、ボールサイドに選手が寄る事になったりしたが、長谷部誠は上手く中盤でバランスを取っていた為に、危ないと思うシーンも無かった。
更にボールを奪った後でも、下がった位置でボールを戻せる事で、組み立て直しなども出来ていて、前線の選手が、まだまだ自分のアピールもあって、合わない部分もあったのだが、バタバタしなくてもすんでいるのは、やはり、この長谷部誠が良い重石になっていたと言えるだろう。

後は、1点リードとこの優勢な展開を活かして、きっちりと勝ちを掴む。
相手に隙を与えず、リスクを冒してきた相手の隙を突くという、冷静な戦いぶりを見せて欲しいですね。

後半
両チームとも前半終了から交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半に入っても日本ペースの展開が続くと、58分、長谷部誠からのパスを金崎夢がDFの頭の上を越すパスを出すと、そこに走り込んだ清武弘が左足でシュート、これはミスキックになるが、逆にそれがフェイントとなってGKの逆を突きゴール、日本が追加点を奪う。
63分には、右サイドで酒井宏が素早く縦に抜けてからクロス、これがブロックに来たDFに当って、ゴール方向にコースを変えてOGで日本は3点目。
このゴールのタイミングで、日本は柏木陽に代えて香川真を投入、清武弘が左に行って、香川真がトップ下に入る。
同時にアフガニスタンも、8番Josef SHIRDELに代えて11番Amiriを投入する。
日本は、73分、岡崎慎に代えてハーフナー・マイクを投入する。
74分、左CKからのボールでニアサイドに飛び込んだ吉田麻がヘディングシュートを決めて、日本は4点目。
ここで、アフガニスタンは最後の交代で21番Kanischka TAHERに代えて18番Ahmad HATIEFIを投入する。
更に、78分には、左サイドから清武弘のアーリークロスにファーサイドでハーフナーが頭一つ競り勝ったヘディングで落として、そこに、金崎夢が飛び込み、胸でトラップからシュートは打てなかったが、勢い余って突っ込んだ勢いで、先に体が相手GKとDFと一緒にゴールに入り、その後にボールがゴールに入って、日本が5点目を奪う。
日本は最後の交代で、81分、金崎夢に代えて小林悠を投入する。
更に攻撃の手を緩めない日本は、84分には香川真のヘディングシュートなどもあったが、GKの好セーブに阻まれる。
アディショナルタイムには小林悠の飛び出しなどもあったが、日本が結局、5-0で勝利。

まずは収穫のあった試合
個々の良さが目立った事で、チームとしてのチグハグ感が隠れたように思えるが、やはり、合わない部分があった事は課題となるだろう。
とはいえ、高い位置からプレスを仕掛けて、攻守の切り替えも早くて、全くと言っても良い程危なげのないサッカーを、いつもとメンバーを何人か代えて、しかも、システム的にも異なるサッカーで出来た事は収穫となるだろう。
これまでの代表は、数年間、完全に4-2-3-1で定着し、アギーレ監督が、4-1-2-3を採用していたが、チームとしての作りとして、どうにも4-2-3-1で固定化していた感があったものの、この試合は新しい試みが見事に成功した、何よりも2トップの距離感が良いと、ゴール前で何度もチャンスを作り出せる。
力関係によっては、かえって穴になりかねないかもしれないが、少なくとも、アジアレベルでは、この方が、特に守りを固めてくる相手にはゴール前で何かを作れる可能性もある。
事実、清武弘のゴールに、金崎夢のゴールは、泥臭いゴールでしたしね。
あぁいう事が出来るのはゴール前に入っていけるからですから。
同様に、ハーフナーは、途中交代で出たが、競り合いはほぼ完勝、これも、アジアレベルであれば、強力な武器となる。
今回のシステムに関して言えば、世界レベルでみたときには、不安材料は大きい、守りに回った所で守れるのか分からないとかありますからね。
但し、アジアレベルで突破していくためには、十二分な武器だと言えるだろう。



個人的な個人評
23 東口順昭 5.5 ほぼプレーせず。
19 酒井宏樹 7.0 右サイドをほぼ制して、攻守両面で危なげなし。
22 吉田麻也 5.5 危なげない試合と言うか、守備でほとんど仕事なし。
6 森重真人 5.5 ほとんど仕事をする事も無い位の完勝。
5 長友佑都 6.5 左サイドを制していたが、最後の精度を欠いた。
8 原口元気 6.0 前半は積極性を見せたが、後半はどちらかと言うと守備に回った。
17 長谷部誠 7.5 彼の存在がチーム全体のバランスとゲームの支配に大きく貢献していた。
7 柏木陽介 6.5 攻守両面で献身的にプレー。また、ゴール前に出て行くタイミングなども良かった。
10 香川真司 5.5 惜しいシーンはあったが、まだまだキレが観れなかった。
13 清武弘嗣 6.5 視野の広さや積極性など、今調子が良い事が分かる位の好プレーだった。
15 金崎夢生 7.5 本日のMOM。得点自体は泥臭いをこえて、下手したらファールだったが、前線で最も存在感を見せていた。
14 小林悠 5.5 時間が短い中でも惜しいシーンを作った。
9 岡崎慎司 6.5 先制ゴールには技術の高さを見せ、更に前線での良い動き出しを見せていた。
18 ハーフナー・マイク 6.0 アジアではこの高さは絶対的な武器になりそう。後は、もう少しボールがおさまれば良い。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。