2016年04月02日 [09:03]   サンフレッチェ広島 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第5節 広島 vs 仙台

中断明けのJ1第5節。
開幕から3試合勝ち星無しだったが、前節で好調の大宮相手に大勝した11位の広島。
ここまで勝ち負けを繰り返しての2勝2敗で現在7位の仙台。
守備の良い仙台が広島の攻撃を止められるか。

Jリーグ2016 Division1 第5節
エディオンスタジアム広島/9,587人
広島 3-0 仙台
(広島) ピーター・ウタカ(51分PK、55分)、茶島雄介(62分)
ホーム広島のスタメンは、1 林卓人、33 塩谷司、5 千葉和彦、4 水本裕貴、14 ミキッチ、6 青山敏弘、37 宮原和也、18 柏好文、25 茶島雄介、30 柴﨑晃誠、9 ピーター・ウタカの3-4-2-1。
アウェー仙台のスタメンは、21 関憲太郎、27 大岩一貴、13 平岡康裕、3 渡部博文、5 石川直樹、17 富田晋伍、18 三田啓貴、29 水野晃樹、7 奥埜博亮、11 金園英学、9 ウイルソンの4-2-2-2。

広島2連勝
立ち上がりからどちらも縦に早く、ボールを奪ってからは相手のゴール前まで早く攻め、広島は高い位置からプレスを仕掛ける事で、どちらかと言うとボールを保持して、仙台は奪われると一旦下がってブロックを作る形で、どちらもチャンスはあるがゴールは奪えず。
時間経過とともに、少しずつ広島がペースを掴み出すと、50分、右サイドでオーバーラップを仕掛けた塩谷司が抜け出そうとした所で倒されてPK、これをピーター・ウタカが冷静に決めて、広島が51分先制。
更に、広島が55分、右サイドでのスローインから、茶島雄から柴崎晃と繋いで、最後はピーター・ウタカがオフサイドギリギリで抜け出してゴール、広島が追加点を奪う。
62分には、左サイドで柏が仕掛けてミドルシュート、これがDFのブロックに合うが、当ってこぼれたボールが逆サイドの茶島雄の足下に転がると、これを思い切りゴールに蹴り込み、広島が3点目を奪う。
その後、仙台が猛攻を仕掛けるものの広島の守備は集中して守り切り、広島が2連勝。

広島の完勝
立ち上がりからお互いに早い攻めを見せて、同じくらいのチャンスを作れるような互角の展開だったが、時間経過とともに、徐々に広島の方が地力の差を見せていった。
この試合、浅野拓が負傷で欠場、佐藤寿もベンチスタートとした広島は、前線をピーター・ウタカ、茶島雄、柴崎晃の3人で構成すると、この組み合わせは、今までの広島と異なる効果を発揮した。
早い攻めや高い位置からのプレッシングはいつも通りですが、これまでと異なり、前線でピーター・ウタカがボールをおさめる事が出来るので、彼が前に出るのに合わせて仙台DFを下げることが出来、その結果できたスペースで、茶島雄と柴崎晃が自由に動けた。
仙台としては、ゴール前でギリギリの守備を見せて耐え抜いていたものの、後半にPKで先制を許した後は、完全に広島ペースに巻き込まれて、立て続けに3失点。
終盤、リスクを冒してでも点を取りに行く事で、広島を押し込むことが出来たが、最後まで広島の守備陣はGKの林を中心に集中していた事で、広島の完勝と言う結果になった。

攻め手を欠いた仙台
仙台も序盤は良い形を作っていて、自陣で奪ってから早い攻めを見せていた。
ただ、どうしても全体が下がって守っていた事で、攻撃に枚数をかける事があまりできなかったのが、徐々に広島にペースを握られる要因だったかもしれない。
また、カウンターを仕掛けて良い形を作るものの、結果として、ウイルソンが孤立する場面も多く見られて、そこを活かすことが出来れば、もしかしたら、点が取れたかもしれないと思える。
とはいえ、そこを改善しようと交代カードを切っていって、終盤にはリスクを冒してでもという形を見せて、漸く広島に一矢報いるかという所まで持ち込むことが出来た。
流石に最初から、イーブンの状態で、そういうリスクを冒すのは難しいものの、試合の流れ的には、広島に善戦したものの力負けしたという感じで、後一歩、決め手を欠いたかなと言う内容だったように思える。
それは、終盤の猛攻に関しても、結局点が取れなかった事も含めて、良い選手が前線にいるだけに、それを活かしきれなかったという所だろう。

漸くの広島らしさ
今季の広島は、どうにも広島らしさを欠いて、昨季あった、先制した後は負けないという勝負強さもなりを潜めていた。
ただ、前節の大勝劇、そして、代表戦での中断があったことで、広島としては、少し吹っ切れたというのか、漸くらしさが戻ってきたように思える。
この試合は、いつもと異なるメンバー構成だったものの、広島のサッカーは健在で、パスを繋いで、サイドから攻撃し、更に、その新しい選手の良さを発揮した。
そして、それよりも何よりも、前半優勢ながらも点が取れず、嫌な流れの中でも、特に慌てる事無く、後半の立ち上がりの仕掛けでゴールを奪った後は、立て続けに3得点。
ここぞという所でのチーム全体の仕掛けと言う広島らしさと、終盤の危ないシーンでのチーム全員での守りと言う、広島の強さが戻ってきたように思える。
浅野拓が不在だった事もあって、終盤の猛攻を受ける中でのカウンターを仕掛けて、逆に点を取るというような事は出来ずに、防戦になってしまったものの、3得点の点の取り方、そして、無失点で抑えた守り方、共に漸く広島らしさが見えてきたように思える。
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Re Comments.

『的確な評論』 
おはようございます。

的確な評論ですね。

吹っ切れた感じ感が、仙台戦では感じ取れました。

すいませんが、トラバさせて頂きました。
2016/04/02(Sat) 09:50:11 | URL | サンフレ三郎 #-[ Edit.]
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。