2016年04月10日 [09:27]   ロアッソ熊本 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J2/2016 第7節 熊本 vs 山口

J2の第7節。
ここ5試合を3勝1分1敗、序盤では良い形で立ち上がり現在3位につける熊本。
ここ5試合を2勝1分2敗としていて、ここまでは五分の成績で10位となっている山口、
熊本は前節の今季初黒星から立て直す為にホームで勝利が欲しい。

Jリーグ2016 Division2 第7節
うまかな・よかなスタジアム/6,731人
熊本 1-2 山口
(熊本) 平繁龍一(46分)
(山口) 中山仁斗(2分、46+分)
ホーム熊本のスタメンは、30 佐藤昭大、23 藏川洋平、4 園田拓也、5 植田龍仁朗、2 黒木晃平、8 髙柳一誠、22 上原拓郎、17 岡本賢明、39 嶋田慎太郎、10 清武功暉、11 平繁龍一の4-2-2-2。
アウェー山口のスタメンは、1 一森純、4 小池龍太、22 ユン・シンヨン、33 北谷史孝、3 香川勇気、10 庄司悦大、29 三幸秀稔、8 島屋八徳、19 星雄次、7 福満隆貴、32 中山仁斗の4-2-2-2。

山口が逃げ切る
立ち上がり早々、左スローインからパスを細かく繋いで、熊本の守備が集中出来ず対応が遅れている隙をついて、福満隆が真ん中を突破してシュート、これはGKが弾くと、そのこぼれ球を中山仁が押し込んで、2分に山口が先制。
先制した後も山口のテンポの良いパス回しでリズムを掴み、熊本はどうにも守備が後手に回って、なかなか良い形を作る事が出来ず。
時間経過とともに、少しずつ熊本が攻める事が出来るようになってくるが、逆に前半のアディショナルタイム、左サイドから香川勇が縦に入れると、福満隆がヒールで裏に流して、島屋八が上手くトラップでDFの逆をついてかわしてシュート、これは一旦はGKが素晴らしい反応で弾くが、このボールに誰よりも早く反応した中山仁が無人のゴールに蹴り込んで、山口が追加点を奪う。
しかし、後半立ち上がり早々、左サイドの深い位置でFKを得ると、熊本は清武功がゴール前に放り込んだボールに、平繁龍が飛び込むが、これは触れず、ただ、それによってGKが止め切れず弾いたボールが、飛び込んだ勢いのままゴールに突っ込んでいた平繁龍に当ってゴール、熊本が46分1点を返す。
1点差にして一瞬、熊本がペースを掴むかと思われたが、山口が落ち着いてボールポゼッションをして、そのまま、優勢な展開を続け、山口が逃げ切って試合終了。

ジンクス
2点差が危険な点差と言うのは、都市伝説にすぎず、サッカーの戦い方を知らないというか、徹頭徹尾全力でやるしか知らないようなサッカーしか出来ないようなチームにのみあてはまる。
実際には、2点差から逆転される試合など、1点差を逆転される試合よりも少ないし、確率的にも決して、そこから逆転される事が高いわけでもない。
事実、この試合は、前半で2点差にして、後半立ち上がりに1点返されたものの、山口が結局、熊本相手にきっちりと勝ち切り、特に逆転されるように思えないというか、もし熊本が逆転するなら、山口が3点目を取る可能性と大差ないか、やや山口が3点目を取る方が可能性が高いような展開だった。
とはいえ、この試合ではジンクスが無かった訳でも無い。その一つが、開始直後と終了間際は失点しやすいというもの。
これも、必ずしもそうとは限らないが、フワッと入って失点する事もあり得る。実際に、前半と後半の立ち上がり直後の失点シーンはお互いに守備陣が完全に集中を切らせていて、全く相手の攻撃に反応できていなかった。
そして、山口の終了間際のシーンも、同様に熊本の意識が前に行っていて、後ろに行ったボールに対して完全に見失っていた。正直、J2とはいえ、そういう集中が出来ないようなサッカーをしているようでは、まだまだだと言える。

集中できておらず
開幕5試合を無敗でいって、ここにきて2連敗。
ただ、この試合は、正直言って、負けるべくして負けたという風に思える。
それだけ、この試合の熊本の出来は良くなかった。
とにかく、立ち上がり早々に集中できていない所で突破を許して失点をして、その後は、浮き足だったのか、完全に山口のボール回しに翻弄されて、高い位置からプレッシングをかけようにもかからず、ボールを奪っても攻め切れない。
前半終了間際も、裏を取られて、ボールを見失いゴールを許した。
上手く後半立ち上がりにゴールを奪って1点を返したものの、そのすぐ後にチャンスが作れたが、その後は、冷静に試合を進める山口の前に完敗。
連敗は避けたいという思いがあったとしても、こういうサッカーをしていては、どうしようもないだろう。
集中した戦い方が出来るかどうか、それが今の熊本に必要なことであり、少なくともこの試合は、それが敗因だったと言えるだろう。

冷静な戦い方
立ち上がり早々、上手い形で、ある意味運良く先制する事が出来ると、そこからの山口の戦い方は見事でした。
高い位置からプレッシングを仕掛けたい熊本に対して、テンポ良く、パスを回し、それも下げては、縦に入れるなど、動きが良くて、熊本の守備陣の間、間を通し、完全にペースを掴んでいた。
その結果、前半は途中まで、シュートすら熊本に打たせない、ピンチらしいピンチの無い試合展開だった。
ただ、後半立ち上がり早々に失点して、その後、少し危ないシーンがあったものの、その後は、再びボールを回して危なげない試合運びを行って行った。
この辺、何と言うか、昨季の会心の広島の試合だったり、強い鹿島の試合を見ているような、そんな安定した試合運びで、きっちりと勝ち切った。
こういう試合運びが、この試合での偶々出来た会心のゲームなのか、それとも、これが山口の力なのか、それが、これからの試合で決まってくるだけに、折角の良いイメージを活かして欲しい所だ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。