2016年04月15日 [09:10]   柏レイソル | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第6節 柏 vs F東京

J1の第6節。
開幕から5試合勝ち星無し、現在3戦連続ドローで、16位の柏。
ここ5試合、3勝2敗で、順位を6位につけているF東京。
何とか、ここらで流れを掴む勝利が欲しい柏と優勝争いの為に勝点を稼いでおきたいF東京の一戦。

Jリーグ2016 Division1 第6節
日立柏サッカー場/10,470人
柏 1-0 F東京
(柏) 田中順也(82分PK)
ホーム柏のスタメンは、23 中村航輔、14 伊東純也、5 増嶋竜也、4 中谷進之介、22 輪湖直樹、8 茨田陽生、19 中川寛斗、25 小林祐介、7 大谷秀和、15 武富孝介、11 ディエゴ・オリヴェイラの4-1-4-1。
アウェーF東京のスタメンは、47 秋元陽太、2 徳永悠平、29 吉本一謙、5 丸山祐市、25 小川諒也、7 米本拓司、14 ハ・デソン、17 河野広貴、38 東慶悟、20 前田遼一、44 阿部拓馬の4-2-2-2。

柏初勝利
立ち上がりから主導権を握ったのはF東京で、サイドからの攻めで、14分には、F東京が左サイドから裏に抜けた小川諒が抜け出してクロスと言う完璧に崩して、ファーサイドで前田遼がダイレクトで合わせたシュートに対して、中村航は逆をつかれながらも足を出して止める。
更に27分には、河野広の決定的なシュートも、中村航が横っ飛びでセーブし、44分にはゴール前に放り込んだボールを前田遼がヘディングでDFの裏にすらして、阿部拓が胸トラップから飛び出したところに、素早い飛び出しで止めるなど、F東京の攻勢に対して、GKの中村航が立ちはだかる。
後半に入ると、F東京の足が一気に止まってきて、柏がペースを握るようになっていくが、しかし、F東京の最終ラインも粘り強く守る事でゴールが生まれない。
このまま引き分けで終るかと思われた81分、左サイドからディエゴ・オリヴェイラが抜けようとしたところで、思わずという形で橋本拳が足で引っ掛けて倒してしまうと、このPKを田中順が決めて、82分、柏が先制。
その後、F東京が攻勢を仕掛けるものの、柏ゴールを破る事は出来ず、試合終了。柏が今季リーグ戦初勝利。

前半と後半で逆になった試合
前半はペースを握っていたのはF東京で、2トップの距離感も良く、柏の中盤がそれに対応しようと下がった隙をつくように、両サイドの東と河野広が仕掛けていく。
更に、米本拓やハ・デソンが中盤から一気に裏を狙うようなパスを展開する事で柏の守備陣は押し込まれる展開になって、完全に試合はF東京ペースだった。
ただ、そんな中で、GKの中村航がビックセーブを連発、前半だけで、2、3点奪われてもおかしくなかったシーンを止めた。
そんな前半から一転して、後半は柏ペース。特に、F東京の足が止まってきてから、茨田陽に代えて田中順を投入し、中盤の形を変えることでF東京の攻撃をほぼシャットダウンして優勢に試合を進めた。
しかし、柏の攻撃に関しては、F東京の守備陣が粘り強く対応、結果として、PKによる1点が勝負を分けたが、内容的には、どちらが勝ってもおかしくなかった試合だった。

可能性はあったが疲労もあった
そこまで良い形で結果を出しているとは言えないが、それでも、今季のF東京はそれなりに良いサッカーをしている。
特に、前線の前田遼の調子が良いために、阿部拓との関係性が良く、その二人のコンビを相手が止めるのは困難になっている。
そして、その後ろから東や河野広と言う所が仕掛けていくことが出来る良さをもっていて、押し上げや厚みのある攻撃が出来る分、今季のF東京は強く感じる。
とはいえ、それが結果に繋がっているとは言い切れないのも事実だろう。
一つは、まだまだ、連動の部分と言うか、狙い通りのサッカーと言うには、もう少しと言う部分があるからだろう。
ただ、それ以上にやはり問題は、ACLとのハードスケジュールが影響しているのだろう。
この辺は、どうしたって、ACLという大会に対しての負担は、各クラブにのしかかってしまう。海外まで試合の為に出ていって、戻ってきてから次の試合を準備するのは、やはり大変だろう。
この試合、後半に入った所で明らかにF東京の足は止まった。
それでも、PKさえ与えなければ少なくともドローまでは持ち込める、それだけの強さはあると言えるだろう。

中村航輔
この試合の柏の勝因は、間違いなく中村航だろう。
何度も柏の守備陣を崩された中で、彼のセーブによって失点を喰いとめた。
今年はリオ五輪の年で、そのU-23代表の正GK争いをこれまでしてきた中村航は、肝心の予選の舞台で、負傷から出場できず、その大会で櫛引政が素晴らしいプレーをして、正GK争いで一歩リードを許してしまった。
ただ、その櫛引政はJリーグでは出場機会が無くなっている。
その間に、柏に移籍して早速出場機会を得ている中村航。
残念ながらチームが結果を出せず、失点も多いのだが、それでも、彼のプレーによって何とかなっている部分も多く、ポジション取りの甘さがあるが、しかし、反応の早さでビックセーブをしている。
正直言えば、ビッグセーブが多いGKと言うのは、安定感を欠き、ここぞという所でチームを助ければ、なんてことない所で失敗する事も多い。例として、すぐに思い浮かぶのは川口能だろうか。
川口能と楢崎正の代表での正GK争いも、ここぞという所でのビックセーブを見せるが安定感の無い川口能とポジション取りが良くて安定感のある楢崎正の争いでしたが、中村航と櫛引政の争いもそうなるのか。
出来れば、もっとポジション取りなどを学ぶことで、U-23代表をこえて、A代表の正GKも目指せる、そういう選手になって欲しい所だ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。