2016年04月26日 [08:46]   愛媛FC | スポーツ | Jリーグ/2016 

J2/2016 第9節 愛媛 vs 讃岐

J2の第9節。
ここ5試合を2勝2分1敗、前節は暴風で中止となり1試合少なくて、14位の愛媛。
こちらは5試合を2勝1分2敗、2連敗から何とか立て直して現在5位の讃岐。
ここからの上昇気流に乗るのは果たしてどちらか。

Jリーグ2016 Division2 第9節
ニンジニアスタジアム/4,323人
愛媛 1-0 讃岐
(愛媛) 林堂眞(76分)
ホーム愛媛のスタメンは、1 児玉剛、23 林堂眞、4 西岡大輝、15 茂木力也、3 玉林睦実、5 藤田息吹、8 小島秀仁、39 内田健太、10 瀬沼優司、20 河原和寿、17 阪野豊史の3-4-2-1。
アウェー讃岐のスタメンは、1 清水健太、23 西弘則、3 藤井航大、30 エブソン、2 小澤雄希、25 岡村和哉、19 仲間隼斗、7 永田亮太、10 高木和正、11 馬場賢治、13 木島徹也の4-1-4-1。

愛媛が勝利
立ち上がり、お互いになかなかシュートまでいけない展開だったが、8分に、左CKから讃岐が岡村和の強烈なミドルシュートがあり、これはGK児玉剛が好セーブを見せるが、徐々に激しさを見せるようになる。
徐々に讃岐がボールをテンポ良く回して押し込んでいく中で、愛媛も、冷静に対応して、何とか隙を窺い続ける。
ただ、耐えていた愛媛が押し返しだすものの、なかなか決定機を作るに至らず、膠着したような展開になった中で、76分、右CKを得た愛媛が、ゴール前に放り込んだボールにニアサイドで戻りながら林堂眞が中にコースを変えるようにすらすと、そこに飛び込んだ白井康が足先で押し込み、愛媛が先制(後程、林堂眞の流したボールは白井康ではなくDFに当っていたが、ボール自体はコースに飛んでいたという事で、林堂眞のゴールに訂正される)
1点を追う讃岐が攻勢を仕掛けていくが、しかし、愛媛もカウンターを狙う。
結局、讃岐は追いつくことが出来ず、愛媛もカウンターからのチャンスを決める事が出来ず、試合終了。

セットプレーの重要性
四国ダービーとなった試合は、お互いに持ち味とは異なるサッカーとなったように思える。
序盤からボールを支配していたのは讃岐で、優勢に試合を進めていたが、しかし、それに対して愛媛は、冷静に対応して、讃岐の攻撃をシャットアウトすると、試合の流れは徐々に愛媛ペースになっていく。
ただ、どちらも決定機を作れない膠着した試合展開で、何となく、このまま終わるかと思っていたのですが、右CKからのゴールで愛媛が競り勝った。
どんなに劣勢だったり、守備が固くて崩せない時でも、セットプレーと言うのは、本当に一発があって、相手の隙をつくような事が出来る。
それはFKなどで直接狙うだけでなく、オフサイドの無いCKからのコンビプレーなど、色々と試すことが出来るだけに、そこを活かせるチームはやはり強いとも言える。
そのセットプレーを活かした愛媛が讃岐を一歩上回ったという所だろう。

決め切れず
何となく試合の入りや勢いの様なものは、愛媛を讃岐が上回っていたように思った。
今季、ここまでのJ2最多得点となっている讃岐の攻撃陣は、自信をもった攻めで愛媛陣内に攻め入っていた。
ただ、正直な事を言うと、讃岐の攻めはショートカウンターを狙いたかったのではないかと思うのだが、逆にボールをもててしまった事で、愛媛がガッチリと固めたゴール前の崩しが全くできなかったように思える。
そして、攻め切れないと、徐々に持ち直した愛媛に逆に押し返されて、攻め込まれた展開になってしまった。
確かにショートカウンターなど、カウンターは有効であるが、相手にボールを持たされた時にも、自分たちで崩すアイデアが欲しい所であった。
一つは、やはり単純に高さを持つ事だろう。
先制を許した直後にミゲルを投入して、前線に高さを作った途端にチャンスが作れるようになったように、そこに放り込むというのも単純な策として使える。裏を狙うスペースが無い時など、どうやって崩すのか、そのアイデアの数が、これからの讃岐が上位で勝ち抜くために重要なカギになるだろう。

冷静だった愛媛
とにかく愛媛は冷静に対応しきった試合だったという印象を受けた。
昨季はJ2で5位に入りPOを戦うなど、チームとして初めてJ1が見えた年でしたが、その戦い方の自信がついたのか、攻め込まれる展開であっても、冷静に対応して、きっちりとゴール前ではスペースを潰しておいて、必ず入ってくる選手には、マークをつけながらも、全体でゴール前にガッチリと壁を作って跳ね返していった。
そうやって、序盤に仕掛けてきた讃岐の攻勢を上手くいなすと、攻め疲れてきた所で、逆襲に転じで試合の主導権を握るなど、見事な戦いぶりを見せ、今度は、逆に讃岐がゴール前を固めてきて、攻め切れなかったが、そうなった時に讃岐の様な攻め急ぎはなく、じっくりと崩そうという意図があったのか、押し込んだままの展開を見せた。
とはいえ、このまま引き分けかとも思われた所で、上手くセットプレーからゴールを奪うと、再びの讃岐の攻勢に対して、下がって守りながらも、常にカウンターを狙い、白井康の走りなどで愛媛の最終ラインにプレッシャーをかけて厚みのある攻撃をさせなかった。
得点こそ、1-0と言う結果ではあったが、戦いぶりに格の違いを感じさせるような試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。