2016年05月05日 [09:20]   ACL | スポーツ | ACL/2016 

ACL2016 GG6 メルボルン vs G大阪

ACLのGSの最終節。
既にGS敗退が決まっているG大阪。
未だ勝利が無い状況で、最終節のメルボルン戦、勝ち負け以上に内容にこだわりたい試合。

AFCチャンピオンズリーグ2016
[11]グループG 最終節 オーストラリア メルボルン レクタンギュラースタジアム/10,147人
メルボルン・ビクトリー(AUG) 2-1 G大阪(JPN)
(メルボルン) ベザート・ベリシャ(13分PK)、アーチー・トンプソン(17分)
(G大阪) アデミウソン(85分)
ホームメルボルンのスタメンは、20 ローレンス・トーマス、2 ジェイソン・ゲリア、4 ニコラス・アンセル、17 マテュー・デルピエール、5 ダニエル・ジョージエフスキ、21 カール・ヴァレリ、9 コスタ・バーバルーゼス、6 リー・ブロクサム、13 オリバー・ボザニッチ、10 アーチー・トンプソン、8 ベザート・ベリシャの4-1-4-1。
アウェーG大阪のスタメンは、18 藤ヶ谷陽介、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、35 初瀬亮、27 内田達也、21 井手口陽介、25 藤本淳吾、9 アデミウソン、19 大森晃太郎、20 長沢駿の4-2-3-1。

G大阪敗退
立ち上がり、優勢に立ったのはメルボルンで、7分には左CKからアンセルが中央で丹羽大を引き摺りながらヘディングシュートまで行くが、ここは枠を外れる。
攻勢を仕掛けてくるメルボルンに対して、ボザニッチのミドルシュートが長沢駿の手に当ってしまいPK、これをベリシャが左下隅に決めて、13分、G大阪が先制を許す。
16分、メルボルンがカウンターからバーバルが初瀬亮より一瞬早くボールに触って裏を取ると、素早くゴール前に低く速いクロス、ファーサイドでフリーで入ったトンプソンが冷静にゴールを決めて、メルボルンが追加点を奪う。
その後も、メルボルンペースの試合になるが、G大阪も後半から堂安律を投入し、攻撃へと意識を入れると、途中交代の呉屋大がこの試合初の決定機を迎えるも、GKの好セーブに阻まれる。それでも、二川孝を投入し、ボール回しにリズムが出てくると、84分、右CKでショートコーナーからゴール前に入れたボールをゴール前でG大阪の選手が粘って最後はアデミウソンが体ごと押し込みG大阪が1点を返す。
しかし、その後逃げ切りをはかるメルボルンに対して有効な攻撃が出来ないまま試合終了、G大阪、未勝利でACLを終える。

2失点
先日の第5節が終わった段階で、既に勝敗が決まっていたG大阪にとって、この試合はある種の消化試合であった。
そこで、若手と言うか出場経験の無い選手を起用してきたという所と同時に、フル稼働していた遠藤保や宇佐美貴を休ませるという意図があったのだろう。
それに対して、メルボルンは勝てばGS突破だが、引き分け以下だと水原の出来次第になってしまうだけに、立ち上がりから勝ちにきていた。
それは想像できただけに、前回の第5節が終わった時に、個人的にはG大阪の立て直しの為に、まずは守備をと書いた。
その試合ではあったが、結果として2失点。確かにPKは不運ではあるが、しかし、2点目は完全に崩されていた。
そして何よりも問題は、守りに関して、受けになっていた事だろう。
G大阪が三冠を達成した時の守備は受けではなく攻めであった。
前からプレスを仕掛け、奪ったら素早く攻撃に転じる、その為に、全体的にコンパクトに保つ必要がある。
しかし、この試合でもそうだが、最終ラインがズルズルと下がってしまって、中盤との間にスペースが出来、そこを使われる上に、セカンドボールをに関しても悉く相手に拾われてしまう。
これでは、攻撃に転じることなどできない。
最終ラインに漸く岩下敬も戻ってきて、CBのコンビが戻ったG大阪ではあるが、結局のところ、守備の安定にはまだまだ程遠い。
それも、かつてできていた事が出来なくなっている状態である。
まずは、前線からのプレッシングに連動して、中盤と最終ラインがコンパクトに保ちながら、相手を潰していく、そういう守りを今一度作り直さなければ、まだ5月とはいえ、今季のG大阪は、降格した年を彷彿させる状況に陥っている事は間違いない。

若手の起用
以前から何度かスタメンでも起用してきていた井手口陽や初瀬亮といった若い選手をスタメンで起用してきた。
先にも書いたように、遠藤保や宇佐美貴、今野泰を休ませるという意図もあっての起用であろうが、そういう若い選手に経験を積ませるのは良い。
しかし、残念ながら未だにスタメンを取れるかと言うと課題の残る試合になった。
現状において初瀬亮にしても、井手口陽、そして、内田達にしても、藤春廣、遠藤保、今野泰を超えるプレーが出来てはいない。
更に、この試合途中出場した、堂安律にしても、確かに、多少の流れを変える働きはしたが、機能したとは言い難く、それよりもベテランである二川孝の方が存在感があったのは、やはり課題となるだろう。
また、これは本人だけではなく、現在のG大阪の問題でもあるが、長沢駿や呉屋大が孤立している場面、攻め込んでもゴール前に彼らしかいない状況が多く見られた。それはつまり、中盤の選手の押し上げが足りないという事であり、守備と同様、間延びしている状況であると言える。
若手の起用で、奮起を目指した面もあっただろうが、その若手が、思い切ったプレーが出来ていない現状、どこか閉塞感が漂っている状況と言う今のG大阪の悪い面が見え隠れする結果になった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。