2016年05月06日 [09:39]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第10節 名古屋 vs 横浜M

GW中のJ1第10節。
なかなかリズムに乗れず、ここ5試合を2勝3敗と未だ負け越している12位名古屋。
ここにきて足踏みをして現在2連敗中で順位を8位に下げている横浜M。
少し流れの悪い中で結果が欲しい両チームの一戦。

Jリーグ2016 Division1 第10節
豊田スタジアム/27,669人
名古屋 3-1 横浜M
(名古屋) シモビッチ(33分)、和泉竜司(49分)、川又堅碁(78分)
(横浜M) 伊藤翔(70分)
ホーム名古屋のスタメンは、16 武田洋平、19 矢野貴章、3 オーマン、2 竹内彬、24 高橋諒、15 イ・スンヒ、7 田口泰士、6 古林将太、29 和泉竜司、11 永井謙佑、9 シモビッチの4-2-3-1。
アウェー横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、28 喜田拓也、8 中町公祐、18 遠藤渓太、10 中村俊輔、11 齋藤学、9 カイケの4-2-3-1。

名古屋勝利
立ち上がり試合の流れはやや横浜Mが握っているというのか、中盤は横浜Mが制している雰囲気の中で、ただ、ほぼチャンスの数は互角の展開の中で、横浜Mのチャンスの後、カウンターから一気に大きなサイドチェンジで右サイドへと展開するとそこからのクロスにGKの飯倉大が処理し切れずこぼしたボールに、シモビッチが長い足を活かしてゴールに蹴り込み33分名古屋が先制。
横浜Mがその後もペースを握るも、後半開始直後、左サイドの永井謙がゴール前に入れたボールに川又堅が飛び込みGKと接触して、こぼれた所で走り込んだ和泉竜が無人のゴールに蹴り込み名古屋が49分追加点を奪う。
2点を追う横浜Mが攻勢を仕掛けて、70分、GKの武田洋のビックセーブに阻まれたが、すぐに、左サイドからクロスは、DFに当ってコースが変わったが遠藤渓がヘディングシュート、これはバー直撃したが、その跳ね返った所に待ち構えていた伊藤翔が蹴り込み、横浜Mが1点を返す。
その後、何度も横浜Mが決定機を作るが、GKの武田洋の好セーブもあってゴールを許さないと、自陣で、永井謙が素早い出足でパスカットをすると、そこから得意の俊足を活かしてDFを置き去りにして左サイドを突破、ゴール前に低いクロスを入れると、走り込んだ川又堅が難しいタイミングだったが上手くボレーで合わせてゴールを決め、78分名古屋が3点目を奪う。
その後、横浜Mが攻勢を仕掛けるものの、結局ゴールをは奪えず、試合終了。

劣勢の名古屋が勝利
この試合、劣勢の名古屋が見事に横浜Mに勝利をおさめる事が出来た。
立ち上がりから、横浜Mが中盤を制して、名古屋は、最終ラインと前線とが分断されてしまい、なかなか攻撃に転じることが出来ず、単発の攻撃に終始しチャンスらしいチャンスが無い。
それに対して、横浜Mはシュートにこそいけないものの、中盤からボールが出て、齋藤学や遠藤渓が仕掛けるなど名古屋陣内に押し込んで試合を進めた。
その中で、名古屋は横浜MのGK飯倉大のミスを逃さず、シモビッチの個人技でゴールを奪った。
その1点を追う横浜Mが攻勢を仕掛けていく中で、なかなか名古屋は反撃に出れずにいたが、その横浜Mが決定機を迎えた後、逆に一発逆転で名古屋が得点を重ねた。
スポーツでは攻撃は最大の防御であったり、攻撃の時にこそ守備の隙が出来るなど、攻防においてのバランスが相手に隙を与える事があるが、まさに、その隙をつくように決定機を作った横浜Mの隙をついて名古屋がゴールを奪い取った。
内容的には横浜Mではあり、本来はこういう言葉はJ1同士の試合で相応しくはないが、何となくジャイアントキリングと言う雰囲気の試合結果になったように思える。

ストライカー不在
ここ数年、横浜Mは良い位置まで行っている。
常に優勝争い、もしくは、その一歩手前までの位置で戦えているが、しかし、タイトルには届いていない。
しかし、その理由は明確で、横浜Mにはストライカーがいないからだろう。
この試合にしても、何度となく攻め込んでいて、チャンスを作れていたが、シュートまでいけるシーンは無く、GKの武田洋のビックセーブに阻まれたものの、それ以前に決定機を作れなかった。
一人で決める選手とまでは言わないが、ここぞという時にゴールを奪える選手が不在である事実は、やはり、横浜Mにとって重くのしかかっている。
中村俊がいてFKを直接決める以外でも、セットプレーが武器になっているのは間違いない。
それを更に活かすためにも、前線で仕掛けていけるようなストライカーの存在が必要であり、この試合はカイケが起用されていたものの、どちらかと言うと後半途中の伊藤翔の方が動きが良かったが、こういう言い方は失礼だと分かりながらも、伊藤翔しかいない状況が、今の横浜Mの限界値になってしまっているように思える。

川又堅碁と和泉竜司
今季名古屋に加入した和泉竜は、オフに目玉とされた大卒選手であり、その素質を活かすように、名古屋でもスタメンに定着してきている。
とはいえ、この試合も機能したとは言い切れず、現状で、リオ五輪世代ではあるが、リオ五輪代表に選ばれる可能性は、今の活躍では厳しい所だろう。
但し、この試合に関しては、彼自身の責任と言うよりも、横浜Mに中盤を抑えられて、イ・スンヒや田口泰が機能していないのでボールが入ってこなかったのですから、仕方がない。
それでも、この試合では漸く初得点をあげることが出来た。それも、トップ下で起用されているが、得点感覚の鋭さが武器だある和泉竜らしい、こぼれ球への反応を見せた。
そして、そのこぼれ球に繋がったプレーを見せたのが川又堅である。
今季、シモビッチの調子が良く、出場機会がほとんど無かった川又堅ではあるが、この試合では、後半から投入されると、その鬱憤を晴らすかのように前線で動き回り、それが、ま、おそらくキーパーチャージだったと思いますが、思い切ったゴール前への飛び込みが追加点に繋がった。
それ以降も、名古屋のカウンターに一気に前線に駆け上がる、シモビッチが前線にいる場合は、どうしてもスピードが無いので、そこに当てるという形になってしまうが、川又堅であれば走る事が出来る。3点目のシーンだけでなく、その前のシーンでも、永井謙がスピードを活かしてカウンターを仕掛けた。
川又堅は、高さだけでなく、そのスピードについて行けるだけの脚力を持っており、それは名古屋に高さだけでなくスピードのあるゴールを奪えるようになる。
代表でも何度か起用されて、そこでは全く機能しなかったが、代表に高さが必要であるとして、鳥栖の豊田陽と同様に、川又堅の存在は高さと、早い攻めを見せる事が出来るだけに、彼が名古屋から代表に成功するように実力を発揮してほしい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。