2016年05月12日 [08:43]   サッカー五輪代表 | スポーツ | 五輪代表/2016 

MS&ADカップ2016 日本 vs ガーナ

リオ五輪への強化試合と同時に、熊本の震災に対するチャリティーマッチでもある試合。
メンバーにとっては、この試合と、トゥーロン国際がリオ五輪に向けての代表でアピールするチャンスであり、どれだけのものを見せられるか。
対するガーナは、U-23ではなくフル代表が来日してくれている。
それをどう活かせるかが、彼らのすべきことだろう。

MS&ADカップ2016 ~ 九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本 ~
ベストアメニティスタジアム
日本 3-0 ガーナ
(JPN) 矢島慎也(11分、15分)、富樫敬真(30分)
都合により前半が観れなかったので、この試合に関しては、後半のみの評価になる。
そうなると、正しい評価とはならないので、個人評価なんかは除いておいて、後半だけを見て、選手の起用方法などから、手倉森監督の考えを類推したい。

GK
櫛引政をスタメンで起用してきたというのは、どちらかと言うと意表をつかれた気がした。
GKとしては、中村航がいるから、櫛引政と二人が選ばれて、後一人がバックアップメンバーであり、この試合の出来で決めるのかと思っていたが、櫛引政を起用してきた。
とはいえ、よくよく考えてみると、鹿島で出場機会を得ていない櫛引政を起用しておくことで状態を確認したかったのかもしれませんね。ただ、それにしては、前半のシュート数の少なさは想定外だったかもしれませんね。

CB
この世代、U-16の頃から岩波大と植田直のCBコンビを筆頭にCBに関しては選手が揃っていた。
ただ、序列と言うのは、先日のアジア選手権で多少変わったのかもしれませんね。
この試合のスタメンには植田直と奈良竜が選ばれた。確かに奈良竜は身長では岩波大よりも劣っていても、スピードがあり、足下も上手いので、一気に評価を上げてきましたね。
更に3人ともそれぞれのクラブでスタメンでありますし、おそらくCBに関しては、この3人でほぼ決まりであり、後は、誰がスタメンを取るのかと言う所で、植田直が一歩リードと言う感じでしょうかね。

SB
SBに関して言えば、室屋成が負傷離脱、また、山中亮も負傷離脱してしまっていた。しかし、この試合でスタメンとなった伊東幸と亀川諒の二人とも積極的な攻撃参加からチャンスを演出するなど良かったと言える。
この二人の出来は手倉森監督を悩ませるだけのパフォーマンスを見せたと言えるが、一点気になるのが、ガーナの攻めが中央に寄ったカウンターが多くて、彼らの守備機会が少なく、守り面でのプレーがあまり見れなかった事、そして、リオ本大会では、ここまで押し込める展開になれると思えないとした場合、彼らの守備がどの程度通用するのか見ておきたい所だ。

CH
先に書いたように後半から観たので、前半の橋本拳の出来は分からない。
また、後半早々に交代したので大島僚に関しても正当な評価とは難しいが、しかし、やはり、この世代はこのポジションが課題な気がする。
後半投入された井手口陽だったが、確かに、単独のプレーとしては悪くはないと思うのだが、所々での判断がやはり甘い。
特に、相手が最終ラインにプレスを仕掛けてきている中で、下がってボールを引き出す動きの様なものだったりが無く、どうにも攻撃への意識が大きかった。
それは、大島僚が退いた後、CHに下がった矢島慎に関しても同様だろう。
矢島慎に関しては、ダイジェストで見た前半の得点など素晴らしいプレーを見せていたが、CHとしては、やはり、今一つだろう。
もう少しバランスを取るのもそうなのと同時に、ゲームをどうコントロールするのかと言う選手が不在だと思える。

OH
攻撃的なポジションで言えば、野津田岳は非常に良かった。
今季は移籍後出場機会があまり無くなっているが、その鬱憤を晴らすのか、非常に動きも良くて、攻撃への引き出しも多かった。
ゴールが無かったものの、ガーナに対してサイドで優勢に立てた要因の一つは野津田岳の出来が良かった事もあるだろう。
また、途中出場の前田直も動きが良かった。
ただ、そうなってくると、中島翔や南野拓など、今回招集できなかったメンバーとどう争っていくのか、と同時に、やはりOA枠として選手を招集するなら、一つがCHだとしたら、もう一つはOHかFWだろう。
それを踏まえて、野津田岳と前田直のアピールは良かったようにも思える。

FW
前半の浅野拓が観れなかったが、彼自身は、おそらくほぼ当確だと思っている。
何よりもスピードという一芸を持っているのが大きいだろう。
その上で、後半のコンビである富樫敬と金森健のコンビだが、正直、今一つ選ばれるには厳しい気がする。
富樫敬に関しては前半ゴールを取っているが、前半で疲れたのか、後半の動きはそれ程良くなくて、マークを外しきれなかったようにも思える。
そして、金森健に関しては、動き出しは悪くなかったように思うが、プレーの精度が低かった。決定機を決められないとやはり、FWとして今からポジションを奪うのは難しい気がする。
現状で、ここに関しては、浅野拓以外にこれと言う決め手に欠けているように思える。


総じて、ガーナは後半の動きは早かったものの、そこまでの強さを感じなくて、悪い意味でのアフリカ的なサッカーだった。
それであれば、今の日本では対応できるという事を見せたものの、五輪の舞台ではここまで簡単な試合は無いだろう。
そういう中で、自分たちでどう修正するのかと言う所だが、後半を観ていて、それぞれが個人のアピールを意識していたものの、今自分がチームの為にどうするのか、流れを変えるような動きが出来ていた選手は少なかったように思えるので、チームとしては、後半だけではあるが、ギリギリ及第点かどうかと言うレベルであったように思える。
関連記事

Re Comments.

『』 
後半のみで、このゲームを語るのはいかがなものか。
2016/05/12(Thu) 10:28:23 | URL | サカ #-[ Edit.]
Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。