2016年05月26日 [09:16]   サッカー五輪代表 | スポーツ | 五輪代表/2016 

第44回トゥーロン国際大会 ギニア vs 日本

トゥーロン国際の日本にとっては3試合目。
ここまで、日本にとっては2連敗中、3位以内に入るためには、最低でも、残り2試合を連勝しないといけない。
同じく、ここまで未勝利のギニア相手に、日本は初勝利できるか。

第44回トゥーロン国際大会
[15]グループB 第4節 シス・フール・レ・プラージュ
ギニア 1-2 日本
(GUI) SOUMAH Bangaly(10分)
(JPN) 富樫敬真(3分)、南野拓実(39分)
日本のスタメンは、1 櫛引政敏、2 ファン・ウェルメスケルケン際、3 三浦弦太、5 植田直通、13 三丸拡、15 喜田拓也、7 原川力、14 前田直輝、19 鎌田大地、18 南野拓実、20 富樫敬真の4-2-3-1。
第44回トゥーロン国際大会 ギニア vs 日本

前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がり早々、左サイドへと展開して、三丸拡が上がっていってのクロス、これを中央でフリーになっていた富樫敬が合わせてゴール、日本が先制する。
先制の後も日本が優勢に試合を進めていって、南野拓が決定機を掴むが、ここはDFに当ってゴールならず。
10分、ギニアが一気に日本陣内に蹴り込んできたボールを、際がGKに任せる為に体でブロックをしようとするも、18番SOUMAHがその際の外から足を出して触って、GKをかわされてゴール、日本は追いつかれる。
同点にされた後、ギニアに対して、日本はボールを回しながらギニアのギャップを狙って行って、サイドからのボールでゴール前で決定機を何度となく作るが、しかし、僅かに合わなかったり、シュートがミートしない等精度を欠く。
それに対して、ギニアはカウンターを狙ってくる。
日本も良い形を作れてはいるが、なかなか点が取れない中で、39分、日本はボールを原川力、鎌田大、南野拓と繋いで、ギニアのDFがズルズル下がってプレスが甘い隙をついて狙いすましたミドルシュートを決め、日本が勝ち越す。
前半は日本が1点リードで折り返す。

精度とミス
前半リードで終る事が出来たのは良かったのだが、結局、ここまでの2試合での問題点が全く改善されていない。
確かに2点を取る事が出来たのだが、しかし、攻めている割にはゴール前での精度を欠くことが多く、決定機にシュートがミートしないとか、ボールが合わないとか、もう少し落ち着けばとか、もうちょっと、ほんの少し精度があがるだけで、もっと簡単に点が取れそうであるが、連携不足もあるかもしれないが、それにしても、お互いに合わないプレーが多い。
そして、それ以上に問題は、安易な逃げによるミスは何とかしないといけない。
失点シーンは安易なミスとも言えないかもしれないが、判断のミスと言うべきか、もしくはもっと体を張るならきっちりとブロックをしないといけない。
パラグアイ戦ほどの安易なミスと言うものではなくなったが、それでも、失点シーンだけでなく、ちょっと判断が危ないシーンが何度かあって、ギニアがそこをつききれなかったから、1点で済んでいるが、もう少し、特に後ろでのプレーははっきりとしていかないといけないだろう。
五輪のレベルだけでなく、これから彼ら自身が更なる高みに立つためにも、もっと頭を使ったプレーをしていかないといけないだろう。

後半
日本は南野拓に代えて浅野拓を投入し、ギニアも13番CISSE Abdoulayeに代えて3番SAMPOU Nabyを投入、そのギニアのキックオフで後半開始。
日本は浅野拓が前線に出て、富樫敬が左SHに入る。
後半も日本が優勢に試合を進め、ギニアがカウンターを狙ってくると、50分には右サイドから大きなサイドチェンジのボールを際が空振りして通してしまうと左サイドからのクロスにGKの櫛引政がファンブル、こぼれ球を押し込みに来たが、ここはDFが体を張って何とか跳ね返す。
日本は、52分、富樫敬に代えて野津田岳、際に代えて井手口陽を投入、喜田拓が右SBに入って、井手口陽がCHに入る。
ギニアの身体能力を前に、少し日本が劣勢な展開になって、押し込まれるようになって、日本は守りに回る。
ギニアが63分、19番MILIMONO Joeyに代えて20番DIALLO Thiernoを投入する。
日本も64分に、鎌田大に代えて大島僚を投入し、原川力を中央に、その左に大島僚、右に井手口陽としての4-3-3に変える。
78分、ギニアは17番DIALLO Amadouに代えて11番GUIRASSY Fodéを投入する。
更に、80分、GKの16番DOUCOURE Ousmaneに代えて1番DIABY Kandjouraをギニアは投入する。
日本が再び主導権を握って攻めることが出来る展開だが、しかし、シュートが枠に飛ばず。
アディショナルタイムに入る所で、立て続けに日本はCKのチャンスを得るが、リスクを冒さず、時間をかける方向で、ショートコーナーから繋ぐ選択をする。
日本が2-1で勝ち切り、漸く初勝利。

色々試した後半
後半の日本は、1点リードがあったとはいえ、そこから追加点を奪うというよりも、色々と試そうという意図が見えていた。
一つはやはり、富樫敬の中盤での起用と、喜田拓の右SBでの起用だろう。
五輪は18名と言う少数での戦いになるだけに、色々なポジションをこなせる選手が重要になってくる。
その中で、富樫敬が中盤で機能するか、喜田拓が最終ラインで機能するかは本人の出場も含めて重要であり、何より最終ラインは負傷者が続出状態ですから、そこで機能するかどうかは大きな意味を持つ。
正直言えば、どちらも良かったと言えるほどでもないが、悪くも無かったという所だろう。
もう一つは逃げ切りを狙っての3CHと言う選択肢。
攻撃を前線の3人に任せて守りきるという選択を取る為に、選んだ形ではあるが、これもそれなりの形を取る事が出来たと言えるだろう。
何と言うか試した事は、それなりに形を成したが、本番で使える程の切り札となるかと言うと、そこまでのものでも無かった。
それでも、一つの手とはなるとすれば、それは試した価値はあったかもしれない。



個人的な個人評
1 櫛引政敏 5.0 1失点で済んだが、いつになく安定感を欠いた。
2 ファン・ウェルメスケルケン際 4.5 プレーに迷いがあるのか、ミスが目立ってしまっている。
17 井手口陽介 6.0 守備面で抑えとして効いていた。
3 三浦弦太 6.0 良く体を張っていて、危ないシーンも防いでいた。
5 植田直通 6.0 良く体を張っていて、危ないシーンも防いでいた。
13 三丸拡 6.0 守備面で少し苦戦したが、攻撃参加などでも効いていた。
15 喜田拓也 6.5 中盤での抑えとして効いただけでなく、右SBでのプレーも悪くなかった。
7 原川力 6.5 本日のMOM。中盤で基点となって、チームをコントロールしていた。
14 前田直輝 6.5 得点を取れなかったが、積極的な仕掛けを見せた。
19 鎌田大地 5.5 積極的な仕掛けもあったが、しかし、他のメンバーと合わずゴールを奪えなかった。
8 大島僚太 5.5 無難にこなしたという所か。
18 南野拓実 6.0 得点自体は良かったが、なかなかチームの流れの中に入り切れていないようにも思えた。
16 浅野拓磨 5.5 惜しいシーンを決め切れなかった。
20 富樫敬真 6.0 先制点などゴール前では良い動きが出来ているが、消えている所もあった。
11 野津田岳人 5.5 点が欲しいというのは分かったが、若干空回りか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。