2016年06月02日 [09:10]   川崎フロンターレ | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第14節 川崎F vs 磐田

中断前のJ1第14節。
現在首位、ここ5試合も3勝2分で絶好調の川崎F。
ここ5試合を2勝1分2敗で、昇格1年目では、7位と好位置につける磐田。
川崎Fがこのまま勝ち抜けるかどうか、磐田の力が本物かをはかる試合。

Jリーグ2016 Division1 第14節
等々力陸上競技場/21,373人
川崎F 1-0 磐田
(川崎F) OG(88分)
ホーム川崎Fのスタメンは、1 チョン・ソンリョン、18 エウシーニョ、5 谷口彰悟、23 エドゥアルド、20 車屋紳太郎、19 森谷賢太郎、21 エドゥアルド・ネット、11 小林悠、14 中村憲剛、2 登里享平、13 大久保嘉人の4-2-3-1。
アウェー磐田のスタメンは、1 八田直樹、33 藤田義明、3 大井健太郎、35 森下俊、9 太田吉彰、23 山本康裕、13 宮崎智彦、24 小川大貴、4 小林祐希、15 アダイウトン、8 ジェイの3-4-2-1。

川崎Fの勝利
前半は互角の展開と言うべきか、磐田が良いというよりも、少し川崎Fがチグハグな感じで、磐田の方が良い流れと言う所で、流れを変える意図もあってか早い段階で川崎Fは森谷賢に代えて大塚翔を投入する。
選手交代とフォーメーションの変更で川崎Fがリズムに乗ると、何度となく裏に抜ける前線の選手に絶妙なパスが入り、決定機を川崎Fは何度も作り出すが、なかなかゴールを奪う事が出来ず。
磐田としては何とかカウンターから可能性を模索するが、こちらはシュートまで行けず。
ギリギリで耐え続けていた磐田ではあったが、何度も何度も攻め込んでいた川崎Fが、88分、左サイドで中野嘉が中に切れ込むように仕掛けておいてからのパス、それを受けた大久保嘉が縦に入れるとエウシーニョが追い抜いてクロス、ここに飛び込んだ小林悠の一歩前に入ったDFの足に当たってゴール、OGで川崎Fが先制。
その後、磐田が攻勢に出ようとするも、結局、川崎Fペースは変わらず、川崎Fが勝利で首位を守る。

流れを変えた采配
ゴール自体はOGであったが、試合的には川崎Fが圧していて、しかも、得点シーンはほぼ完璧に崩していたのですから、必然の勝利だったと言えるだろう。
ただ、その勝利は、ベンチの采配の差だったと言える。
立ち上がり川崎Fは流れが良く無くて、リズムに乗れず、どちらかと言うと磐田の方が良い形で入れたと言える。
そこで、風間監督は早々に手を打ち、前半の内に、中盤の底でゲームをコントロールするべき森谷賢に代えて、大塚翔を投入し、2トップにしておいて、トップ下に入っていた中村憲がCHに下がった。
それで、ボールが回るようになって、特に後半に入ったら完全に川崎Fペースになって、中村憲やエドゥアルド・ネットからパスが散らされると、サイドを広く使いながら攻めておいて、磐田の守備が開けば、裏を狙う大久保嘉や大塚翔に一発でボールを入れるなど、完全に試合は川崎Fが支配していた。
それでも磐田は何とか耐え続けたものの、最後まで耐え続けることは出来ず、結果として、OGと言う形ではあるが、崩されて失点してしまった。
流れの悪い中で、流れを変える采配を積極的に行った川崎Fの風間監督と、チームが耐えている中で上手く手が打てなかった名波監督、その采配の差が出たように思える。

采配の失敗
川崎Fの風間監督の采配が当ったのに対して、しかし、結果論的に磐田の名波監督の采配は失敗したと言える。
後半に入って川崎Fが猛攻を仕掛けて攻め込まれてしまった中で、磐田は流れを変えることが出来なかった。
チームとして選手で変えられない場合は、ベンチワークで何とか対応する必要があるのだが、それに失敗したとも言えるだろう。
攻められてしまって耐える形になって、カウンターを狙うという事、また、あまり調子が良くなったジェイを後半の早い段階で交代させた。
意図は分からなくはないが、しかし、ジェイがいなくなった事で、やはり磐田の攻撃の迫力は落ちて、特に、ボールをとって前線でボールを抑えることが出来なかった。
その為に、川崎Fが前に出ていきやすく、それが猛攻の要因になったように思える。
攻める為に守備の選手、守る為に攻撃の選手を入れる、遠回りなようで、サッカーにおいては、そういう采配も重要だという事だろう。

何とか勝てた
この辺は、川崎Fが調子が良くて、勢いがあったからこその勝利だったのかもしれない。
結果として、大塚翔も中野嘉の投入もどちらも成功だった。
しかし、動いた結果、勝てなかった場合のイメージとして悪かったかもしれない。
それでも、猛攻を仕掛けていって勝つ事が出来た。特に先にも書いたように得点シーンは、確かにOGではあったが、完璧に崩しており、たまたま最後に決めたのが磐田の選手だったというだけだった。
但し、勝てたとはいえ、必ずしも手放しで褒められる訳でも無く、何度となく仕掛け、しかも、数的有利を作る様な圧倒的に押し込んだ展開の中で、結果1点のみ。
確かに磐田の守備陣も頑張っていて、跳ね返されてしまっていた事もあるが、それと同時に、点が欲しいから前へ前へといった結果、ゴール前が渋滞してしまって、最後の部分で時間が無くなってしまっていた。
また、急ぎ過ぎて、押し上げがないまま単発で終ってしまうようなシーンもあった。
点が欲しい、攻めていける、だからこそ、一旦止まってバランスを考えるような事も川崎Fには必要なのかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。