2016年06月07日 [09:36]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J2/2016 第16節 C大阪 vs 讃岐

J1は代表戦で中断中だが、J2は第16節が開催。
ここ最近は足踏みが続いているが、前節の勝利もあって、3位につけるC大阪。
長らく勝ち星から見放され、ここ5試合は3分2敗で、現在12位の讃岐。
どちらも流れを変える勝利が欲しい所。

Jリーグ2016 Division2 第16節
ヤンマースタジアム長居/18,002人
C大阪 2-3 讃岐
(C大阪) 柿谷曜一朗(10分)、松田陸(92+分)
(讃岐) 馬場賢治(77分)、藤井航大(80分)、西弘則(94+分)
ホームC大阪のスタメンは、27 丹野研太、15 松田陸、3 茂庭照幸、23 山下達也、14 丸橋祐介、24 山村和也、2 扇原貴宏、18 清原翔平、10 ブルーノ・メネゲウ、9 杉本健勇、8 柿谷曜一朗の4-2-3-1。
アウェー讃岐のスタメンは、1 清水健太、23 西弘則、3 藤井航大、25 岡村和哉、4 砂森和也、26 山本翔、10 高木和正平、7 永田亮太、11 馬場賢治、19 仲間隼斗、13 木島徹也の4-1-4-1。

讃岐が逆転勝利
立ち上がりから試合の主導権を握ったC大阪が10分、ブルーノ・メネゲウからのパスがカットされるが、こぼれ球を柿谷曜が一瞬早く拾って切り替えし、DFの体勢が崩れた隙をついたミドルシュートを決めてC大阪が先制。
先制を許した後、讃岐が勢いを出してきて、中盤を飛ばして一気に前線へとボールを送る事で、C大阪はボールの奪い所を見失う。
ただ、讃岐の攻撃も人数が足りず、決定機とまではなかなかいかない。
時間経過とともに讃岐がペースを握り、C大阪はミスが目立つようになってくるが、69分、讃岐の右CKからのボールをクリア、これは中盤で讃岐がカットするも、こぼれ球にいち早く反応したブルーノ・メネゲウの絶妙なスルーパスに柿谷曜が抜け出して、GKと1対1という決定的なシーンを作るが、素早く間合いを詰めたGKの清水健が触ってゴールを許さず。
71分、PAのやや外の部分でパスを受けた西が反転して抜け出そうとした瞬間に後ろから扇原貴がタックルをしてしまって、この試合2枚目のYCで退場、リードしているが押し込まれているC大阪が一人少なくなる。
77分、押し込んでいたが、なかなか決定機が作れなかった讃岐だが、右サイドで西がドリブルで仕掛けて、完全に丸橋祐を翻弄しておいてからの絶妙のクロスをファーサイドで馬場賢が合わせてゴール、讃岐が同点に追いつく。
更に勢いに乗る讃岐が、80分、右CKで大きく後ろに下げておいて、そこから砂森和がゴール前に放り込むと、ファーサイドから走り込んだ藤井航がDFの前でヘディングシュート、これが決まり讃岐が逆転。
しかし、C大阪がシンプルにゴール前に放り込んでのパワープレイを仕掛けていくと、アディショナルタイム、丸橋祐が放り込んだボールに松田陸がファーサイドから飛び込んで足で合わせて押し込み、C大阪が同点に追いつく。
更に逆転を狙って前掛かっていくC大阪に対して、讃岐が、カウンターから前に運ぶと、プレスが遅れた所で、西がGKの指先を弾き飛ばすような強烈なミドルシュートを決めて、再び讃岐が突き放す。
結局、讃岐が勝利。

劇的な試合
ここ最近の成績もあってか、立ち上がりホームのC大阪が良い形で入って、讃岐相手に早い段階で先制するなど、完全にC大阪のゲームとなる様な入り方だった。
しかし、先制した後のC大阪の攻撃は、チャンスもあったが、自分たちのミスもあって、精度を欠いた事で追加点を奪う事が出来なかった。
対して、讃岐はいきなり先制された事で目が覚めたように、攻守の切り替えが早くなり、奪ったら一気に前線へと繋いで行く事で、C大阪のプレッシングをかわしてしまった。
時間経過とともに讃岐がペースを掴みつつありながらも、点が取れる気配はあまりなくて、このままロースコアで終るのかとも思われたが、後半、C大阪の扇原貴が退場、そして、そのすぐ後に立て続けに讃岐が2点を取って逆転した。
こうなると一人少ないC大阪が、このまま負けるかと思ったが、開き直ったかのように全体を前にあげて攻勢に出ていく事で、讃岐が前に出れなくなる。
完全に試合がC大阪ペースになった所で、アディショナルタイムに同点ゴールを上げて、これで終ったと思いましたが、これで終らないのがこの試合だった。
更に攻撃を仕掛けていくC大阪の裏をつくように讃岐が再び勝ち越しゴールを奪う。
正直、膠着するというかミスの目立つ試合となっていたが、讃岐がゴールを奪ってからのアディショナルタイムも入れて約20分と言う時間帯のこの試合の攻防は、お互いにシンプルだからこそ非常に面白い試合だった。

判断ミスか
結果論ではあるが、最終的に逆転を狙ったC大阪の判断ミスだったように思える。
そもそも、一人少ない中で、同点に追いつけた事で良しとすべきだったように思えるが、それが、更に前掛かった結果、勝ち越しゴールを奪われてしまった。
この試合のC大阪は、采配や判断が裏目に出てしまったように思える。
早い段階で先制する事が出来て、そこまでは良かったのだが、その後、ゲームをコントロールしようとした結果、シンプルに攻めてくる讃岐の攻撃に対して後手に回り、ボールの取り所を見失い、更に、攻撃時にも精度を欠いてしまってゴールが遠ざかってしまった。
しかも、交代カードを切ろうとした、その直前に、交代しようとした扇原貴が退場するという結果にもなったりと、手が遅れた部分もあるだろう。
その積み重ねの最後が、同点にした後に、思い切って更に攻めようとした結果の敗戦。
勝てていた試合だっただけに同点にしたことで欲が出たかもしれないが、一人少ない状況で無理すべきだったかどうか、少なくとも結果としては、それが失敗だったと言っているのだろう。

西弘則
この試合は、西の試合だったと言えるだろう。
早々に先制点を許した後、攻撃に出ていった讃岐は、シンプルに前に蹴る事で押し込むようになっていくが、そこで、何度となくピッチ上を上下動した西の運動量が、右サイドを制する事が出来た要因だろう。
何度も攻撃に参加して、右サイドからのクロスを上げる。
中で合わせられずゴールになかなか繋がらなかったものの、その攻撃の結果、C大阪の守備ラインを下げることが出来た。
同点ゴールは、その西の右サイドへの突破からのクロスであり、完璧に突破してのクロスだった。
そして、その直前に扇原貴にとどめを刺したのも、彼のプレーであり、あそこで反転する事で、扇原貴は止めるためにはファールしかなくなってしまった。結果、扇原貴が退場し、一人を少なくさせる事で、最終的な勝利に繋げた。
そして、最後、前掛かった相手に対してカウンターから、あのタイミングでは、それでもC大阪の守備陣は揃っていた。
しかし、もしかしたら、それも扇原貴が退場した影響だったのかもしれないが、あのバイタルの位置で西へのプレスが弱かった。
その隙を逃さずゴールを決めた事、現状のA代表は、SBには人材がおり、内田篤が長く負傷離脱しているが、酒井宏や酒井高が結果を出してきている。
そこに割り込むのは大変ではあるが、観てみたいくらいの攻撃力を発揮していたように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。