2016年07月01日 [21:03]   EURO2016 | スポーツ | EURO2016 

EURO2016 ポーランド vs ポルトガル

EURO2016は21日目。
本日からベスト8の戦いとなるEURO2016の初戦は、スイス相手にPK戦を制して初のベスト8へと進んでいたポーランド。
GSから苦労して勝ち上がってきて、クロアチア相手に延長の末勝利したポルトガル。
ベスト4へと駒を進めるのはどちらか?

UEFA EURO 2016 FRANCE
[45]準々決勝 マルセイユ スタッド・ヴェロドローム/62,940人
ポーランド 1 ( 3 PK 5 ) 1 ポルトガル
(POL) ロベルト・レバンドフスキ(2分)
(POR) レナト・サンチェス(33分)
ポーランドのスタメンは、22 ウカシュ・ファビアニスキ、20 ウカシュ・ピシュチェク、15 カミル・グリク、2 ミハウ・パズダン、3 アルトゥル・イェンドジェイチク、10 グジェゴシュ・クリホビアク、5 クジシュトフ・モンチニスキ、16 ヤクブ・ブワシュチコフスキ、11 カミル・グロシツキ、7 アルカディウシュ・ミリク、9 ロベルト・レバンドフスキの4-2-2-2。
EURO2016 ポーランド vs ポルトガル
ポルトガルのスタメンは、1 ルイ・パトリシオ、21 セドリック、3 ペペ、4 ジョゼ・フォンテ、19 エリゼウ、14 ウィリアム・カルバーリョ、10 ジョアン・マリオ、23 アドリエン・シウバ、16 レナト・サンチェス、17 ナニ、7 クリスチアーノ・ロナウドの4-1-3-2。

膠着した動きの無い試合
立ち上がり早々、大きく右サイドから左サイドへと展開すると、セドリックがカットし損ない抜けたボールをグロシツキが受けて裏に抜け出して早いクロス、それをレバンドフスキがゴールに蹴り込み、開始2分でポーランドが先制。
1点を追うポルトガルが攻勢を仕掛けたい所だが、なかなかポーランドの守備を崩せず、逆にポーランドはカウンターから前線のレバンドフスキにボールが収まるので、優勢に試合を進める。
なかなかポーランドの守備を崩せていなかったポルトガルだが、33分、右サイドでボールを受けたレナト・サンチェスがワンツーで中に切れ込むと、左足一閃、ゴール右隅に決まって、ポルトガルが同点に追いつく。
後半に入って、ポルトガルが攻めることが出来るようになるものの、なかなか決定的なシーンとはいかず、どちらも攻め手に欠く膠着したような展開になり、戦いは延長へと続く。

延長に入ると、どこか両チームともリスクを冒さず、無理をしない為に、膠着したような動きの無い試合になる。
結局、延長はお互いに無理をしないままで終って、勝敗はPK戦へ。

PK戦
クリスチアーノ・ロナウド(POR) ○ GKの逆の左に決める。
ロベルト・レバンドフスキ(POL) ○ フェイントをかけてGKの逆の右に決める。
レナト・サンチェス(POR) ○ 思い切り左上に決める。
アルカディウシュ・ミリク(POL) ○ 左下に決める。
ジョアン・モウチーニョ(POR) ○ 丁寧に左下すむに決める。
カミル・グリク(POL) ○ 豪快に左隅に叩き込む。
ナニ(POR) ○ タイミングを外して右上に決める。
ヤクブ・ブワシュチコフスキ(POL) × タイミングを外して右を狙おうとしたがGKに完全に読まれて止められる。
リカルド・クアレスマ(POR) ○ 豪快にど真ん中に叩き込む。
PK戦の末5-3でポルトガルがベスト4へと駒を進める。

面白くない試合
正直、動きの乏しい膠着した面白味のない試合だった。
立ち上がり早々、見事な展開でポーランドが先制する事が出来た、確かにポルトガルのミスもあったが、ポルトガル相手にあれだけのプレーを見せることがポーランドには可能だったという事です。
にもかかわらず、その後のポーランドの戦い方は消極的過ぎる。
それでも、1点リードをしているのだから、そのリードを守るという意図は分からなくもない。
しかし、同点にされた後は、1点を取らないと勝てないのだが、しかし、どうにも攻めようという意図が見えてこない、数人だけが前に行くが、動きが乏しくて、あまりゴールに向かっているという印象がもてなかった。
但し、それは同時にポルトガルも同じで、結果として、両チームともに動きの乏しい試合になった。
確かに、お互いにベスト16は延長戦を戦っていて、疲労と言うのはあったかもしれないが、それにしても、面白味のない。
ポーランドにとってみれば、もう少し頑張ってみれば、3人目、4人目の動きがあれば、十二分に勝てた試合だったと思えるが、その動きが無かった、試合自体が面白味がなく、それは同時にポーランドにとって勝ち目を失ったとも言える試合だった。

深刻な不調
何気に調子が悪い中で勝ち上がってきている事もあって、若干不気味な存在となりつつあるが、それでも、ポルトガルが調子が悪いというか、ロナウドが本調子から程遠いというのは間違いない。
はっきり言って、120分間の試合の中でロナウドが存在感を示した時間帯など、ほとんどなかった。
それこそ数分あるかどうか、そこまでチームのエースが消えていては、やはり、チームとして機能するものでも無い。
そして、ここが深刻なのだが、ポルトガルは結局のところロナウド頼りでしかないからであり、そこまでの絶対的なエースであるだけに、その調子の良し悪しが直接、チームの状態に直結してしまっている。
この試合、ポーランドの守備が頑張った部分もあるが、サイドから攻めて突破を出来るシーンは何度もあったが、トコトンまでクロスの精度が悪いだけでなく、ゴール前で人数がいない。
ボールを上げてもゴール前に人がいなくてはゴールなど奪える訳がない。かと思えば、中央からの突破を狙おうにも、前線の動きが乏しくてマークを外せないというか外さないからボールを入れても簡単にカットされてしまう。
その上で、ロナウドが本調子から遠いので、そこでボールをおさめてもらう事も出来ない。
同点ゴールのシーンの様な、思い切った仕掛けをみせれば、もっと変わるのだろうが、そういうプレーもほとんどない。
チーム全体が停滞感を漂わせており、PK戦だったり延長戦が本当の意味で勝利では無いとした場合、ここまで未だに勝利が無く、5試合全てドローと言う状態であり、それは運による部分もあるだろうが、それがどこまでもつのだろうか?
優勝を狙うなら、少なくとももっと動きのあるプレーが絶対的に必要だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。