2016年07月02日 [06:37]   EURO2016 | スポーツ | EURO2016 

EURO2016 ウェールズ vs ベルギー

EURO2016は22日目。
準々決勝の2試合目は、ベスト16で北アイルランドとのイギリス連邦対決を制して上がってきたウェールズ。
そして、優勝候補に挙げられながらも、なかなか内容が伴わなかったが、ハンガリー相手に大勝してきたベルギー。
この試合を勝つのはどちらか。

UEFA EURO 2016 FRANCE
[46]準々決勝 リール スタッド・ピエール=モーロワ/45,936人
ウェールズ 3-1 ベルギー
(WAL) アシュリー・ウィリアムス(31分)、ハル・ロブソン=カヌ(55分)、サム・ボークス(86分)
(BEL) ラジャ・ナインゴラン(13分)
ウェールズのスタメンは、1 ウェイン・ヘネシー、5 ジェームス・チェスター、6 アシュリー・ウィリアムス、4 ベン・デイビース、2 クリス・ガンター、16 ジョー・レドリー、3 ニール・テイラー、7 ジョー・アレン、10 アーロン・ラムジー、9 ハル・ロブソン=カヌ、11 ガレス・ベイルの3-3-2-2。
EURO2016 ウェールズ vs ベルギー
ベルギーのスタメンは、1 ティボー・クルトワ、16 トーマス・ムニエル、2 トビー・アルデルワイレルト、15 ジェイソン・デナイエル、21 ジョルダン・ルカク、4 ラジャ・ナインゴラン、6 アクセル・ビツェル、11 ヤニク・カラスコ、7 ケビン・デ・ブルイネ、10 エデン・アザール、9 ロメル・ルカクの4-2-3-1。

ウェールズが逆転勝利
7分、ベルギーが左サイドの突破から完全にフリーになってのシュート3連発だったが、GKの好セーブから人数をかけてゴール前に壁を作ってウェールズがギリギリで跳ね返して、何とかゴールを許さず。
ベルギーが優勢に試合を進める中で、13分、距離のある位置でフリーでボールを受けたナインゴランが強烈なミドルシュートをゴールに叩き込んで、ベルギーが先制。
ベルギーペースから少しずつウェールズが流れを掴み出し、26分には、1点を追うウェールズが右サイドからの突破から、最後はゴール前フリーでN.テイラーが決定的なシュートを放つも、ここはGKが好セーブ。
31分、右CKからニアサイドでDFの間に入ったA.ウィリアムスが叩き付けるようなヘディングでゴールを決めて、ウェールズが同点に追いつく。
同点にされた後、下がっていたベルギーが再び前に出てきて、再びベルギーペースになったかと思われたが、55分、自陣から一発のパスで裏に抜けて、そこから中に入れたボールをロブソン=カヌがトラップからDFを上手くかわしてシュートを決め、ウェールズが逆転。
1点を追うベルギーが攻勢を仕掛けていきたい所だが、ウェールズががっちりと守っており、なかなかゴール前に入っていけないが、少しずつウェールズゴールに迫っていって、惜しいシーンは生まれる。
ベルギーに対して、ウェールズが86分、右サイドで裏に出したボールにガンターが抜け出してから素早くクロス、これを交代で入ったばかりのボークスが合わせてゴール、ウェールズが勝負を決める追加点を奪う。
結局そのままウェールズが逃げ切り、ベスト4へと駒を進める。

調子が上がらず敗退
こういう短期決戦の怖さは、まだまだ日本には縁が無い所かもしれないが、それでも、アジアレベルでは覚えておく必要があるだろう。
優勝を狙うチームは、ピークをベスト8以降においていたりするのだが、しかし、こういう短期決戦では勢いがものを言う事もある。
ピークを後ろに持ってきた結果、序盤は調子に乗れず、そのままズルズルいって、優勝候補が負けるというのも往々にしてある。
そして、その悪い流れにベルギーがはまってしまったように思える。
今大会の優勝候補に挙げられていたベルギーだったが、GSではなかなか調子が上がってきておらず、ベスト16のハンガリー相手に大勝こそしたものの、何と言うか未だにチグハグ感があったのだが、それは消えないまま、この試合、今大会の台風の目になってきたウェールズ相手に敗れ去る事になった。
まさに、ウェールズは勢いにのって、波に乗ってきてここまできた感があるが、その勢いのまま、ベルギーも飲み込まれた。
早い段階で先制する事が出来たのだが、その後、守りに入ってしまって、ウェールズの勢いが増す展開になった。
こういう勢いのある相手に勢いに乗せてしまっては、勝てる訳もない。ベルギーにとってみれば、気が付いたら敗れてしまった、何か上手くいかないまま負けたという感じだろう。
正直、もっと出来るベルギーが見たかっただけに、個人的に残念な結果になった。

勢いに乗るウェールズ
まさに、先にも書いたように波に乗っていると言える。
序盤に先制を許したが、その先制の前のシーンでは、全員が体を張った守りを見せる。
これがもしかしたら、ウェールズとベルギーの差になったのかもしれない。
攻める時には、とにかく全員が走り、守る時にはとにかく全員が体を張る。
泥臭いとも言えるかもしれないが、それが勢いを引き寄せ、相手が引いた所で畳み掛ける事も、相手が出てきた所でカウンターを仕掛ける事も出来る。
ある意味、内容と言うよりも、その戦い方の根本部分と言うべきか、そこは日本が世界を相手に戦うためには必要な部分であるだろう。
とにかく、勢いに乗る事、現代サッカーにおいて、例え日本が世界レベルの相手と戦うにしても、そこまで圧倒的な差がある訳ではない、そこには、何かの切っ掛けで結果を引き寄せることが出来る要因と言うのが存在する。
そして、それを引き寄せる最大の要因は、チーム全体が持つ自信と勢いだろう。
今大会の台風の目になったウェールズの勢いが、どこまで強豪の壁を破壊するのか、こちらは楽しみな部分である。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。