2016年07月15日 [09:13]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第20節 横浜M vs 神戸

連戦となるJ1第20節。
ここ5試合を2勝1分2敗だが、現在は2連勝中と波に乗ってきている7位横浜M。
ここ5試合を1勝2分2敗としていて、なかなか勝ち星に恵まれない10位神戸。
どちらも悪くない流れの中で、勝点3を取りに行きたい一戦。

Jリーグ2016 Division1 第20節
ニッパツ三ツ沢球技場/7,033人
横浜M 3-2 神戸
(横浜M) カイケ(57分)、中村俊輔(85分PK)、マルティノス(91+分)
(神戸) ニウトン(18分)、ペドロ・ジュニオール(55分)
ホーム横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、24 金井貢史、28 喜田拓也、8 中町公祐、20 マルティノス、11 齋藤学、17 富樫敬真、9 カイケの4-2-2-2。
アウェー神戸のスタメンは、18 キム・スンギュ、6 高橋峻希、5 岩波拓也、39 伊野波雅彦、44 橋本和、14 藤田直之、10 ニウトン、15 小林成豪、19 渡邉千真、7 ペドロ・ジュニオール、11 レアンドロの4-2-2-2。

横浜Mが逆転勝利
立ち上がり早々に横浜MがFKのチャンスを掴むものの、試合の展開は神戸の方がテンポ良くボールを回して、動きも良く横浜Mを押し込み、横浜Mは全体的に下がって受ける形になると、18分、右CKから藤田直がピンポイントで中央のニウトンに合わせると、待ち構えていたニウトンはフリーでヘディングシュートを決め、神戸が先制。
その後、神戸が試合をコントロールしながら優勢に試合を進めると、55分には、中盤の右サイドでフリーでボールを受けたニウトンが狙いすましたロングスルーに抜け出したペドロ・ジュニオールが飛び出すGKの動きを見極めて股下を抜いたシュートを決め、神戸が追加点を奪う。
ただ、後半立ち上がりから中村俊を入れてシステムを変えた横浜Mは、右サイドからのクロスが流れた所を拾った齋藤学が、再びゴール前にクロスを入れると中央で待ち構えたカイケがヘディングで決めて、横浜Mが57分、すぐさま1点を返す。
横浜Mが中村俊を中心にゲームをコントロールするようになると、齋藤学や小林祐が積極的な仕掛けを見せるようになり、神戸ゴールに迫っていき、神戸は攻撃に出れず、守備に回るようになる。
何度も神戸ゴールに迫っていた横浜Mは、82分、右サイドに流れた中村俊のクロスに先にボールに跳んだマルティノスに対して遅れて高橋峻が体を当てたという判定でPK、これを中村俊が左下隅に決めたものの、家本主審はやり直しを指示、仕切り直したPKは、しかし、再び、今度は早いボールで右隅に決めて、横浜Mが85分同点に追いつく。
同点に追いついた横浜Mが勢いに乗り、アディショナルタイム、右サイドでドリブルで突破から早いクロス、これは伊藤翔が押し込めなかったが、岩波拓に当り、GKのキム・スンギュが何とかかきだすも、詰めていたマルティノスが無人のゴールに蹴り込み、逆転。
その後、再び横浜Mに決定機が訪れるが、GKのキム・スンギュが守るものの、神戸は得点を奪えず、横浜Mが逆転勝利をおさめる。

横浜Mが3連勝
ここ2試合を連勝してきている横浜Mと1勝1分の神戸、両チームとも調子が上がってきている両リームの対決になったが、序盤は好対照な試合になった。
横浜Mの方は、前線にボールを集めていくが、そこで潰されてシュートまで行けず、攻撃自体が単調で、神戸の守備を崩せていないのに対して、神戸の方が動きも良くて、運動量が多く、ボールが良く回って、先制した後もゲームをコントロールしていた。
このペースならば、神戸が勝てると思える試合であり、しかも、後半、横浜Mは中村俊を入れて逆転を狙ってきた所で、神戸が先に追加点を奪った事で、神戸がそのまま勝ち切ると思えた。
しかし、途中交代で入った中村俊が中心になって、ボールが動き出した横浜Mが、2点目を失った直後に1点を返して、完全に勢いが横浜Mが上回って、PKと、そしてアディショナルタイムのゴールで横浜Mが逆転勝利。
神戸は、1点を返された後、そこまでの神戸の優勢な戦い方は完全に消えてしまって、劣勢な中で対応し切れず逆転を許してしまった。
終ってみれば、横浜Mが3連勝を達成するに足るサッカーをやっていた印象の試合だった。

流れを変えられず
神戸は完全に試合の主導権を握っていた。
横浜Mの攻撃が単調だった事もあるが、そのボールの集まり所を潰しておいて、相手の攻撃を跳ね返し、攻めては、ニウトンと藤田直を基点に良くボールが回って、前線の動き出しも良く、完全に試合をコントロールできていた。
後半に入って、横浜Mが手をうってきたが、そこで追加点を奪った事で、試合は完全に神戸が勝てると思った。
しかし、その後、すぐさま1点を返されて、完全に流れを失ってしまった。
なかなか横浜Mのボール回しに対応できず、後手後手に回って、ボールの取り場所を見出せず、ズルズルと下がる一方であり、そうなると、ボールを中盤から前に繋いで攻め込んで行く事も出来ず、結果として、横浜Mの攻撃を跳ね返すのが精一杯と言う展開になってしまった。
どこから、ボールをおさめて今一度、展開しなおすとか、一旦、試合の流れ、テンポを変えるような事が出来れば良かったが、前半横浜Mがはまっていたような、何とかしたいからと言う事での対応が単調になって横浜Mにとってみれば、対応しやすくなってしまっていた。
こういう悪い流れを自分たちで改善できるかどうかが、神戸が上位に上がっていく為に必要になることだろう。

中村俊輔
この試合の勝利の立役者、MVPは何と言っても中村俊だろう。
前半の攻撃が単調で、前線にボールを入れて、後は何とかしたいという展開だった所で、後半スタートから中村俊が入って、テンポが変わり、更に展開力も出てきた。
優勢に試合を進めていた神戸に対して、中村俊が入った事で横浜Mの方が良くなった。
ボールが中村俊に収まる事で、チーム全体の押し上げも出来て、両SBの攻め上がりだけでなく、齋藤学とマルティノスがサイドから中へと切れ込んでいくプレーが出来て、そこにボールが入るようにもなった。
中村俊を中心にテンポ良くボールが回り、展開が出来るようになり、それまでは、カイケが下がってボールを受けざるを得なかったのが、カイケが前に出れるようになった事で、前線での厚みも増した。
チームとして若返りを図っている部分もある事もあって、中村俊がスタメンを外れる事もあるが、しかし、中村俊の存在の大きさ、ボールを展開できる力だったり、何よりもセットプレーの武器となる部分を踏まえてみても、まだまだ中村俊と言う存在は横浜Mにとって重要だと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。