2016年08月07日 [10:19]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第24節 G大阪 vs 鳥栖

J1は第24節。
前節、広島に勝利して、ここ5試合を2勝2分1敗とし、首位とは大きく開けられているが6位につけるG大阪。
ここ5試合を3勝2分と好調で、順位も9位まで上げてきている鳥栖。
どちらも、優勝の望みは厳しいが、可能性がある限りは勝ちを狙う。

Jリーグ2016 Division1 第24節
市立吹田サッカースタジアム/17,355人
G大阪 2-1 鳥栖
(G大阪) OG(61分)、長沢駿(92+分)
(鳥栖) 豊田陽平(59分PK)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、6 金正也、22 オ・ジェソク、15 今野泰幸、11 倉田秋、13 阿部浩之、7 遠藤保仁、9 アデミウソン、23 呉屋大翔の4-2-3-1。
アウェー鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、8 藤田優人、5 キム・ミンヒョク、29 谷口博之、23 吉田豊、10 金民友、14 高橋義希、30 福田晃斗、24 鎌田大地、11 豊田陽平、25 早坂良太の4-3-1-2。

G大阪が逆転勝利
お互いになかなか決め手に欠けて、相手の守備を崩せず、膠着した展開で時間だけが経過していく。
なかなか両チームともチャンスを作れずにいたが、後半に入って、鳥栖が金が右サイドから中へと切れ込んでシュート、これが丹羽大の手に当りハンドの判定となりPK、豊田陽がこのPKを落ち着いて決めて、鳥栖が59分先制。
失点をしたことで目覚めたようにG大阪が仕掛けていくと、左サイドへと展開してから大森晃のクロス、ただ阿部浩が放ったヘディングシュートは、GKの林彰が好セーブを見せるが、その後のこぼれ球を拾ったG大阪が、パスを繋いで、遠藤保がスルーパス、これをアデミウソンが粘りながら突破してのマイナスのクロスを入れると、大森晃の前で体を入れた藤田優がゴールに押し込んでしまいOGで61分、同点となる。
お互いのゴールで試合が動き出し、どちらも形が見える中で、鳥栖の方が惜しいシーンを作り出し、どこかで、鳥栖がゴールを奪えるかと言う展開になるが、しかし、G大阪も時間経過とともに攻撃の圧力を高め、どちらが勝敗を分ける2点目を奪うのかと言う中、アディショナルタイムに、左サイドの大森晃に遠藤保がボールを預けると、マークが縦に抜けた遠藤保に惹きつけられてフリーになった隙に、丁寧なクロスを入れ、そこに長沢駿が飛び出してきたGKよりも一歩前でヘディングシュートを決め、G大阪が逆転。
結局、そのまま、試合はG大阪が勝利。

集中力の差
試合の流れ的には、優勢だったのは鳥栖だったように思える。
結果として、その鳥栖が先制した事で、鳥栖が勝利していてもおかしくなかったのだが、しかし、その先制した事で一瞬出来た隙をつくようにG大阪が交代で入った大森晃の動きの良さで鳥栖のゴールに迫り、すぐさま同点ゴールを、OGという形であったがG大阪が奪った。
その後も、どちらかと言うと鳥栖が優勢の中での展開ではあったが、G大阪はとにかく守備陣を含めてチーム全体が集中していた。
裏を抜かれそうになった場合でも、上手く時間をかけさせておいて、すぐさま他の選手が戻ってカバーするなど、G大阪の選手は最後まで集中力を切らさなかった。
それに対して、鳥栖の方も集中していて、アデミウソンや呉屋大が裏に抜けようとするのに対応しながら、後半途中から入ってきた長沢駿にG大阪は合わせようとするのにも、きっちりと跳ね返していた。
しかし、終了間際、何とか勝てるか、勝ちたいと言う意識が強く出過ぎたのか、瞬間的に大森晃へのマークが抜けると同時に、ゴール前の人数が無くなって、長沢駿に合させてしまった。
内容的には鳥栖だったかもしれないが、この試合において、最後の最後まで集中できていたG大阪と、瞬間的とはいえ、隙が出来た鳥栖の差が、結果に繋がったと言えるだろう。

豊田陽平
今季、ピーター・ウタカがゴールを量産しており、更に、大久保嘉がJリーグ記録更新などを続けるなど、ストライカーの話題には事欠かない。
しかし、その中で、この試合PKではあったが、豊田陽がゴールを奪う事で、5年連続二桁得点を達成した。
鳥栖自身の攻撃力の問題、総得点が少なく、なかなかチャンスが作れていないという事情があって、得点王争いからは大きく後れを取っているものの、高さがあり、足下の技術や裏に抜けるスピードもあるなど、豊田陽という選手は、Jリーグでも屈指のFWであることは間違いない。
現状で、A代表のFWとして、岡崎慎が中心となっていて、最近では金崎夢が招集される事が多いが、ブラジルWCでの反省を考えた場合、勝負は平面でするという事であっても、高さのある選手は必ず必要になる。
だからこそ、豊田陽という選手が、再びA代表に戻ってくる事、日本代表と言うチームの戦力アップの為にも必要になるが、それでも、この試合はPKでの得点こそあったが、どうにもボールが来ない事で、下がってしまったりして、持ち味を見失っているようにも思える。
自分の強みである、ゴール前での勝負をどうやって行っていくのか、それを今一度考える必要があるだろう。

試行錯誤
この試合のG大阪は、久々に遠藤保がCHに入って、呉屋大とアデミウソンの2トップを選択した。
しかし、G大阪の狙いであるパス回しこそ出来ていたが、ゴールへと向かう勢いは無かった。
チャンスを作り出すことが出来ず、前半に関してはシュートが1本だけだった。
前節の試合の感想でも書いたが、アデミウソンをどうやって活かすかがG大阪の攻撃の鍵になるかと思っているが、2トップにしたが、この試合のG大阪の攻撃は正直言えば機能しなかった。
後半に大森晃を入れて、左サイドに大森晃が回る事で、そこでの彼の動きによって漸くG大阪らしいリズムが生まれたが、しかし、アデミウソンを活かせたとは言い難い。
但し、アデミウソンを活かしたいという所もあったが、同時に、この試合はG大阪のサッカーは遠藤保の出来が左右する事も分かった。
ここ最近は、遠藤保がトップ下に入っていたが、この試合はCHに入る事で、トップ下の時よりもボールが入るようになり、そこからの展開、そして、彼自身が攻撃参加する事で決定機を作り出す事が出来た。
後は、G大阪にとってみれば、どうやって攻撃の形を作り出せるか、選手がいるだけに、それを活かす方法をどうするか、この試合で結果を出した大森晃であったり、長沢駿だったりも含めて、G大阪の課題は残っていると言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。