2016年08月10日 [08:50]   徒然なるままに | ブログ | 徒然なるままに 

天皇陛下のお言葉

1ヶ月程前から、陛下が「生前退位」について意向を示されたという情報が流れて、それについて、正式に陛下自身が国民に向けて発表があった。
象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文)(NHK NEWS WEB)
陛下自身が最初と最後に強調されるように発現されているように、天皇という立場である以上、政治的な発言を行えないので、実際に生前退位について、どうしたいという発言が直接的にされる事は無かった。
しかし、内容を考えれば、確かに、生前退位について国民の理解を求めているという風になっているので、天皇という立場を別として、個人的な考えとして、陛下自身は、これからの日本人に限らず、人の寿命が延びていく中で、天皇という存在をどうやっていくのかと言う事を、今だけでなく、これからも含めて考える必要性がある事をお示しになられたという事だろう。
今回の言葉だけでなく、以前からのお言葉を考えても、色々と、憲法学者だったり、元宮内庁の人物など、天皇制というものを研究しているような有識者の方々もいらっしゃいますが、やはり、最も天皇とはどうあるべきか、どういうものなのかという事を考えておられるのは天皇陛下自身だったと言えるんでしょうね。

その上で、政府だけでなく、国民を含めて考えないといけないのは、生前退位についてどうしていくのか。
日本人として、一人一人が、天皇というものについて、これからどうしていくのかを、他人事としてではなく、自分たちの象徴である存在ですから、考えないといけないだろう。
天皇という存在は、国民とは異なり、憲法においても、第一章で規定されている。
結果、天皇には基本的人権も無ければ、日本国民が憲法によって保障されている権利だったり、義務だったりは無い。
そして、ここが重要なのですが、もし、天皇陛下が生前退位した場合、その立場をどうするのか、それは、皇室典範のような法令ではなく、憲法で規定しないといけないだろう。
具体的には第2条で、生前に生前退位について規定すると同時に、第4条で、その生前退位を行った天皇陛下の立場を規定しないといけないだろう。
一部、共産党などは、法令だけでという話をするが、先に書いたように、天皇陛下というのはそもそも国民と異なり、その存在は憲法によって定められている以上、その生前退位について憲法で規定しなければ、それこそ憲法の拡大解釈を行う事になってしまう。
因みに、生前退位した天皇陛下は、やはり、過去にならって上皇と称される事になるのでしょうかね。

さて、憲法を改正して生前退位をした天皇の存在を規定した上で、今度は皇室典範なども改正が必要であるが、同時に、細かい事を決めてしまう必要はないかもしれない。
具体的に言えば、今回の天皇陛下には皇太子がいらっしゃいますが、現皇太子殿下には、嫡男と言うべき男子のお子様がいらっしゃらない。
そうなった場合、皇太子殿下が天皇に即位された場合、皇太子がいなくなる。
そこで、法令を改正して、現秋篠宮様が皇太弟となるのだろう。
しかし、皇室典範に皇太弟を規定してしまうと、今後の将来の皇室に関しての問題となりかねない。
今回の天皇陛下などの家族構成によって必要な部分は、やはり、今回限りの特措法とすべきでしょうね。
因みに、これによって、女系天皇云々と言う話を再開しようとする動きもあるが、そんなのは論外でしかなく、女性天皇は有りでも、女系天皇と言うのは、それこそ、数多の方法、愛子様の結婚相手に旧皇族の男子とするなど、そういう色々な方法論を実践した上で、更にどうしようもなくなった時、天皇制を廃止するかどうかと言う所で初めて考えるべき話であるものである。
つまり、最初から女系天皇をどうこうという議論は、天皇制を最初から廃止するかどうかと言う事を遡上にあげているというものなんですよね。

ちょっとずれましたが、生前退位について、これはやはり、これからの日本と言う国において必要な事だろう。
では、それをどうやっていくのか、今一度書くが、政府がではなく、国民一人一人が考えないといけない、先に書いたように、憲法改正も必要になってくるだろう事なだけに、いい加減や同情ではなく、本当にこれからの日本においての天皇と言う存在はどうあるべきかを含めて、考えないといけないという事だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。