2016年08月13日 [09:35]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J2/2016 第28節 清水 vs 長崎

今年から出来た山の日に開催されたJ2第28節。
PO圏内を出たり入ったりと、なかなか上に上がっていかない6位清水。
一時期の低迷から、ここ5試合を4勝1敗として、9位まで上がってきた長崎。
両チームとも昇格に向けて、負けられない一戦。

Jリーグ2016 Division2 第28節
IAIスタジアム日本平/10,356人
清水 2-0 長崎
(清水) 北川航也(64分)、鄭大世(79分)
ホーム清水のスタメンは、43 植草裕樹、31 キム・ボムヨン、15 ビョン・ジュンボン、45 角田誠、25 松原后、17 河井陽介、16 六平光成、22 枝村匠馬、39 白崎凌兵、8 石毛秀樹、9 鄭大世の4-2-2-2。
アウェー長崎のスタメンは、1 大久保択生、27 村上佑介、4 髙杉亮太、3 趙民宇、15 岸田翔平、16 田中裕人、13 パク・ヒョンジン、23 梶川諒太、6 前田悠佑、18 佐藤洸一、9 永井龍の3-3-2-2。

清水勝利
立ち上がりから、どちらも主導権を握ろうと、清水はボールを繋いで攻め、長崎も奪ってから一気に前線を狙う部分があるも、どちらも最終ラインを中心に集中した守りを見せて、また、攻撃もバイタルのあたりから精度を欠いた事もあって、両チームともシュートが打てない展開。
両チームともゴールを奪える気配の無い、膠着した試合展開の中で62分、FKのチャンスを得た長崎がハク・ヒョンジンがゴール前に入れたボールに、中央でタイミングを合わせた趙民がヘディングシュート、しかし、この決定的なシュートはポスト直撃。
64分、清水は枝村匠が上手く、バイタルエリアでフリーになってパスを引き出すと、素早くアーリークロス、ファーサイドで白崎凌がダイビングヘッド、これは、GKの大久保択が素晴らしい反応で止めたものの、弾いたボールに誰よりも早く詰めていた代わって入ったばかりの北川航が押し込んで、清水が先制。
先制した事でリズムが出てきた清水は79分、右CKからニアサイドへと入れたボールに、DFの前で頭一つ以上高さで競り勝った鄭大のヘディングシュートがポストをかすめて決まり、清水が追加点を奪う。
長崎も何とか得点を狙って、特にセットプレーで惜しいシーンは作ることが出来るもののゴールを奪うにはいたらず、結局、清水がそのまま逃げ切って勝利。

我慢の試合
何と言うかどちらも我慢の試合になった。
そして、その我慢の試合を制したのは、先に我慢が出来なくなった清水だった。
どちらかと言うと清水の方が優勢に試合を進めていたのだが、しかし、長崎の守備陣が粘り強くゴール前を固めたので、裏に出すことで、チャンスを作る部分はあったが、しかしシュートまで行くことが出来なかった。
それは、長崎も同様で、ボールを奪ってもなかなか前に運べずシュートまで行く事すら出来なかった。
後半に入ると、清水に我慢の限界が訪れたように、リスクを冒すように前に出ていって、サイドを中心に仕掛けていくと、そのサイドのスペースを狙い続けた枝村匠が見事にそのスペースからのアーリークロスと、また、途中交代で入った北川航の素晴らしいストライカーとしての嗅覚でゴールを決めた。
追加点は、どちらかと言うとイメージ的に長崎が外したゴールを決めた感じがするが、先に動いた清水が、その優勢を活かしきったという試合で、我慢をやめた方が勝ったという試合だった。

流れを掴めなかった
長崎にとってみれば、流れを掴み切れなかった。
序盤から長崎に対して、清水が優勢に試合を進めていたように思えるが、長崎にとってみても、特に危なげなく跳ね返せていた。
そこから、カウンターを仕掛けて、自分たちの強みであるセットプレーのチャンスを何度となく作り出していたのだが、しかし、色々なパターンで狙ったセットプレーでしたが、清水のゴールをこじ開けることが出来なかった。
62分、自分たちが失点する直前のシーンでの趙民のヘディングシュートが決まっていたら、リスクを冒しだしていた清水に対して有利に試合を進めることが出来たと思えるが、しかし、決まらなかったという事実がある以上、その後の嫌な雰囲気を払拭できなかったのは、何と言うか経験不足なのかもしれない。
選手個々はベテランも多いので、そういう事は無いのだろうが、チームとしての経験不足、この辺は、J1で長く戦ってきていた清水との、嫌な流れの中での戦い方と言うものの経験の差になったのかもしれない。
流れを掴み切れない中で、どう戦うのかという点で、清水に動き出しで出遅れたという感じだろう。

鄭大世
昨季途中から清水に加入したものの、結局、チームをJ1に残留させる事が出来なかった。
この辺は、別に鄭大のみの責任と言う訳ではないが、しかし、今季は、チームを昇格させるために自分の出来るべきプレーをしている。
特に、チームのエースである大前元が骨折等で長期離脱が決まっているだけに、清水にとってみて鄭大の頑張りが肝になりそうだ。
この試合もゴールをあげた事で、J2での得点王争いで単独トップに立った。
清水としては、今季の昇格を果たす為に、徐々に順位を上げていきたい中で、点を取れる選手の存在はありがたいだろう。
体が強く、前線で体を張ってくれる部分があり、この試合のゴールの様なパワフルなヘディングシュートなどをもっている事もあって、清水にとってみれば、昨季37得点と優勝した広島の約半分のゴール数しかなかった事を考えると、鄭大でゴールを量産できることはJ1で戦う為にも重要になるだろう。
ま、清水の降格は得点力よりも失点の多さだったんですけどね・・・。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。