2016年08月15日 [09:21]   アビスパ福岡 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第25節 福岡 vs 鹿島

リオ五輪では残念ながら敗退が決まったがJリーグは続く、J1第25節。
ここ5試合の成績は1勝2分2敗、連敗こそ無いものの、ここ4試合は勝ち星が無く、最下位から脱出できない福岡。
現在3連敗中で、こちらも4試合、勝ち星なしの1勝1分3敗、完全に足踏み状態で上位と離されての3位鹿島。
どちらも、現在不調の中で、何とか流れを変える試合をしたい所。

Jリーグ2016 Division1 第25節
レベルファイブスタジアム/16,530人
福岡 1-2 鹿島
(福岡) OG(95+分)
(鹿島) 赤﨑秀平(27分)、鈴木優磨(80分)
ホーム福岡のスタメンは、1 神山竜一、5 實藤友紀、20 キム・ヒョヌン、2 濱田水輝、24 駒野友一、21 冨安健洋、4 三門雄大、10 城後寿、13 為田大貴、11 坂田大輔、7 金森健志の4-2-2-2。
アウェー鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、3 昌子源、14 ファン・ソッコ、16 山本脩斗、40 小笠原満男、6 永木亮太、34 鈴木優磨、8 土居聖真、33 金崎夢生、18 赤﨑秀平の4-2-2-2。

鹿島が快勝
試合は中盤を制している鹿島が優勢に進め、福岡はなかなか鹿島の中盤でのプレッシングをかわせず、前に出ていくことが出来ない展開。
鹿島が優勢な中で27分、中央でボールを持った金崎夢からのスルーパスに抜け出した赤崎秀が、飛び出してきたGKに対して冷静に上を浮かして抜くシュートを決めて、鹿島が先制。
1点リードを許した福岡が攻撃に出たい所ではあったが、なかなか攻め切れず、前半、福岡のシュートは0で終る。
後半に入っても福岡は何とか鹿島相手に攻めたい所だが、しかし、なかなか前線にボールを運べず、逆に鹿島が決定機を作り出して、何度かGK神山竜の好セーブで福岡は鹿島相手に追加点を許さず。
鹿島もなかなか追加点を奪えない中で、80分、自陣から縦に素早く一気に前線に送ると、中央で垣田裕と競り合って濱田水がカットしたが、このこぼれ球を拾った鈴木優が、GKとの1対1を飛び出した神山竜にフェイント一発でかわして無人のゴールに蹴り込み鹿島が勝敗を決定づける追加点を奪う。
2点を追わないといけない福岡だったが、87分、濱田水が後ろからのタックルで、この試合2枚目のYCで退場で一人少なくなる。
このまま終れない福岡はアディショナルタイムに左サイドの深い位置でFKを得ると、ゴール前に早いシュート性のボールを入れ、これをカットに来た垣田裕のOGで福岡が1点を返す。
更に、同点を狙うが、しかし、後一歩届かず、鹿島が勝利。

力の差
お互いに調子が良くないもの同士の対決ではあったが、それでも上位にいる鹿島と最下位に沈んでいる福岡の力の差が顕著に表れた試合だったように思える。
どちらも暑さの中でチーム全体のハードワークよりも、どこか省エネを考えた試合運びの中で、福岡は前線に放り込んでいくが、そこの精度を欠いて、また、中盤から鹿島は守備ラインを引いていて、そこから先にボールを運ぶことが出来ず、精度が低い縦パス一本に頼る形。何とか後半に入って、その前線でのボールのもらい方が良くなって戦えるようになってはいたが、試合の主導権は鹿島に握られたままの単調な攻めになってしまっていた。
それに対して、鹿島もどちらかと言うと単調な縦パスを活かした早い攻めであったが、中盤で守備ラインを引いた事で、ボールを奪ってから、こちらは前線の動き出しが良く、先制点は金崎夢の絶妙なスルーパスもあったが、それ以上に走り出した赤崎秀の飛び出しがタイミングも良かった。
2点目に関しても、鈴木優の走り出しが良かったからこその得点になった。お互いに縦一本での戦いであったが、その精度の差、そして、受け手の差が明確に出た試合だった。

流れを変えたい
正直、福岡は何かを変えたい所だろう。
今回、J1で唯一日曜開催であり、各チームの結果が出た後での試合であったが、名古屋、湘南は敗れているものの、降格圏を脱出するための15位の甲府は勝利をしている。
結果として、この試合の敗北で、残留に向けての勝点差は更に広がったと言える。
とにかく、縦に蹴って前線で勝負したかったと思うのだが、この試合は、前線の動き出しが乏しいのに加えて、その前線へのパスが精度が悪かった。
終了間際に高い位置でFKを得て、駒野友が早いクロスからOGで1点を返し、更に攻め込んで行く事も出来たが、しかし、ゴールの気配と言うのは無かった。
同じような事をやってきていた鹿島に対して、最終ラインはファールで止めざるを得なかった部分で、結果として、濱田水が退場する事になったのに対して、鹿島の最終ラインに脅威を与えることは出来なかった。
その差が試合の中で完全に差となってしまったように思える。

失点の多さ
鹿島はこの試合は、ある種の省エネの戦い方で、強かさと試合巧者ぶりを発揮して、鹿島らしい勝利だったように思える。
但し、それにしても終了間際に失点してしまった事を考えても、まだまだ鹿島の本調子とは言えない。
過去、J1を制したクラブと言うのは、やはりある程度以上の守備能力が必要であり、それこそ、失点の多さを得点力でカバーして優勝したというのは、2005年のG大阪以降無い。
以降は、リーグ最少失点とは言わないが、やはり、失点は少ないクラブが、それこそG大阪も2014年の優勝時には失点は31と、やはり1試合平均失点は1点以下でないといけない。
鹿島はここにきて調子を崩している要因の一つは、失点の多さと言うのがあるだろう。
確かに植田直がリオ五輪で抜けているという理由もあるだろうが、やはり、失点の多さは今後、上位を追う上で絶対に改善しないといけない部分であり、何よりも、終了間際の失点シーンに代表されるように、集中が切れているシーンが見受けられるのが、失点の多さに繋がっているように思える。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。