2016年08月16日 [09:38]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2016 

J2/2016 第29節 京都 vs 町田

リオ五輪では残念ながら敗退が決まったがJリーグは続く、J2第29節。
序盤は良くなかったが、少しずつ調子を上げて、ここ5試合は2勝3分、PO圏の6位につける京都。
序盤の好調から少し足踏みをして、ここ5試合は1勝2分2敗となっていて、現在8位の町田。
町田としては昇格に向けてのPO圏に入る為に勝たないといけなく、京都も昇格を目指して負けられない試合。

Jリーグ2016 Division2 第29節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/4,622人
京都 1-0 町田
(京都) 有田光希(76分)
ホーム京都のスタメンは、1 菅野孝憲、26 下畠翔吾、2 菅沼駿哉、20 高橋祐治、5 岩沼俊介、37 吉野恭平、22 佐藤健太郎、11 堀米勇輝、24 内田恭兵、16 イ・ヨンジェ、10 エスクデロ競飛王の4-2-2-2。
アウェー町田のスタメンは、21 髙原寿康、4 三鬼海、5 深津康太、3 畠中槙之輔、10 土岐田洸平、6 李漢宰、15 井上裕大、17 鈴木崇文、8 谷澤達也、30 中島裕希、23 戸島章の4-2-2-2。

京都が競り勝つ
序盤、京都は、立て続けにCKのチャンスを得ると、8分の右CKからのファーサイドに抜けたボールが、町田のDFに当って、あわやOGかと思われたが、ポストに当ったボールを鈴木崇がかきだす、更に続けざまのCKで、今度はニアサイドでイ・ヨンジェがヘディングで合わせたがこれは枠を外す。
しかし、ここから、町田が押し返して攻撃に出てくるが京都の守備陣も集中して守り、また、京都が攻撃に転じても町田がきっちりとブロックを作って守る事でお互いに相手の守備を崩せない膠着した展開になっていく。
お互いになかなかチャンスが作れない中で町田は京都の守備ラインの裏を狙うようになり、対して京都も33分には、前線でエスクデロが体を張ってDFに競り勝ってキープすると反転して強烈なミドルシュートを放つが、ここはGKが好セーブを見せる。
後半に入ると、少しずつ京都が優勢に試合を進めだして、押し込んでいくようになるが、町田も、73分、中村祐が少し距離がある位置でボールを受けると思い切ったミドルシュートを放つが、ここはGKの菅野孝が好セーブを見せる。
何となく、このままスコアレスドローに終わりそうだと思われた76分、中盤でボールを受けた堀米勇が鋭い縦パスを入れると、DFの間で有田光がトラップから上手く前を向いてシュートと流れるような美しいプレーでゴール、京都が先制する。
これで流れを掴んだかのように、更に、78分には、堀米勇から左足アウトサイドでフワッと浮かしたボールが逆サイドの内田恭に入ってシュートまでいくが、これは素早く戻った町田DFがギリギリで足を出してブロック。
その後も、京都にチャンスはあったが、追加点は生まれず、1-0で京都が勝利。

動きの少ない試合
正直言えばあまり面白くない試合だった。
試合開始直前に豪雨があって、気温は下がった京都ではあったが、J2は、木曜日の試合から中2日とこの暑さの中での連戦でもあり、どちらのチームも選手を何人か入れ替えて挑まざるを得ないという試合で、その影響もあってか、どちらも開始からあまりにも足が動かず、結果として、守備を固めておいて相手のミスを待つというような展開になった。
どうにも動きの少なく、膠着した試合は、点が入るという気配も無く、何となく負けなければ良いんじゃないかと言うような気配だって漂うような試合だった。
ただ、後半に入って、少しずつ、守備面でもお互いに動きが乏しくなった事でチャンスを作れるようになって、僅かに、ホームの京都の方が動けた分勝利をする事が出来たという結果に思えた。
祝日などを活かして、試合を消化したいというのは分からないでもないのですが、しかし、18時以降でも、30度を超えるような気候の時期に、中2日で試合をする必要があるのかどうか。
この試合の様なパフォーマンスの試合をしてしまうような状況だと、客を呼べる質を確保など出来ないだろう。

前に出れず
先に書いたように、両チームともパフォーマンスは良くない試合だったが、町田にとってみれば、徳島、京都とアウェーでの連戦になった状態で、淡路島で調整をしていたという話ではあるが、やはり厳しい状況だったと言わざるを得ないだろう。
負けない為にも、相手に得点を許さないように守備から入るのは、仕方がない部分ではあっただろうが、しかし、守備を意識した結果、ボールを奪っても、選手がなかなか前に出ていくことが出来ず、その為に、京都にとってみたら怖くない試合となって、前に圧力をかけやすくさせてしまったように思える。
流れを変えたい所でもあったが、しかし、その前に出るパワーも足も無かった試合で、後半途中、失点前に中村祐が見せたミドルシュートまでで限界だったかのように思える、それだけ辛い試合だったのではないだろうか。

堀米勇輝
今季から甲府から京都へと移籍してきた堀米勇だが、この試合は、彼の視野の広さによって勝利を得ることが出来た。
2009年のU-17WCメンバーの主力の一人であり、所謂、宇佐美貴らと同じくプラチナ世代と言われる所であるが、その後、正直、苦労しているとも言えるだろう。
甲府で出場機会が無く、期限付き移籍で熊本や愛媛でプレーをする機会を求め、2014年の愛媛では主力としてプレーを続けたが、甲府に戻った昨季はプレー機会がほとんどなかった事で、今季から京都へと移籍をした。
その今季は、京都では主力としてプレーをしていて、漸くマッチしてきたと言える状況であるが、京都のパスワークの中で中心になってきている。
この試合の得点シーンもゴールを決めた有田光のプレーも素晴らしかったが、あそこに鋭いパスを入れることで、有田光のターンを助ける事が出来る強いパスだったり、その直後には、今度は逆サイドで内田恭がフリーになっているのが見えていたのか、左足アウトサイドで逆サイドにパスを送るようなプレーなど、決め手となるプレーが出来ている。
堀米勇の良さを活かして、京都をJ1昇格に導くことが、彼自身が再び代表の舞台に戻るために必要な事であるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。