2016年08月20日 [09:09]   オリンピック | スポーツ | リオ五輪(なでしこ) 

リオ五輪 決勝 スウェーデン vs ドイツ

リオ五輪の女子サッカーも決勝。
ここまで、女王アメリカを、そして、開催国で優勝候補筆頭だったブラジルを、それぞれPK戦の末やぶってきたスウェーデン。
WCを2度制した事はあるが、五輪は3位がこれまで最高成績であり、今大会こそ金メダルを狙うドイツ。
共に初の決勝進出同士の両国で、初の金メダルを獲得するのはどちらか。

リオデジャネイロ五輪 決勝
[26]エスタジオ・ド・マラカナン
スウェーデン 1-2 ドイツ
(SWE) Stina BLACKSTENIUS(67分)
(GER) Dzsenifer MAROZSAN(48分)、OG(62分)
スウェーデンのスタメンは、1 Hedvig LINDAHL、3 Linda SEMBRANT、5 Nilla FISCHER、7 Lisa DAHLKVIST、8 Lotta SCHELIN、9 Kosovare ASLLANI、10 Sofia JAKOBSSON、12 Olivia SCHOUGH、15 Jessica SAMUELSSON、16 Elin RUBENSSON、17 Caroline SEGER
ドイツのスタメンは、1 Almuth SCHULT、3 Saskia BARTUSIAK、4 Leonie MAIER、5 Annike KRAHN、7 Melanie BEHRINGER、9 Alexandra POPP、10 Dzsenifer MAROZSAN、11 Anja MITTAG、12 Tabea KEMME、13 Sara DAEBRITZ、16 Melanie LEUPOLZ

ドイツが勝利
立ち上がりから、ドイツが攻めて、スウェーデンが守る展開になるかと思われたが、序盤は、カウンターを狙うスウェーデンが裏に抜け出して決定機を作り出すなど、スウェーデンが優勢に試合を進める。
スウェーデンペースで試合が進んでいたが、徐々にドイツが押し返しだすと、25分には、ドイツは、シュートをGKが弾いた所に詰めた11番MITTAGがゴールに押し込みに行くという決定的なシーンが生まれるものの、シュートは枠を外す。
前半はお互いにチャンスがありながらスコアレスで折り返すと、後半開始早々、ドイツは、DFの真ん中を抜く絶妙な縦パスを、7番BEHRINGERがダイレクトで右サイドに開いた16番LEUPOLZに出すと、16番LEUPOLZが入れたクロスが、ニアサイドでDFが触ったもののカットし切れず流れると、10番MAROZSANが丁寧なコースを狙ったミドルシュートを決めて、48分、ドイツが先制。
先制した事で、ドイツに余裕が生まれて、スウェーデンが少しリズムが悪くなってきた中で、62分、ゴール正面でドイツがFKを得ると、10番MAROZSANが蹴ったボールは壁を越えてゴールに向かうも、これはポスト直撃、しかし、跳ね返ったボールをクリアしようとした3番SEMBRANTが誤ってゴールに蹴り込んでしまい、OGでドイツが追加点を奪う。
しかし、スウェーデンも反撃、67分、右サイドでフリーになった12番SCHOUGHにパスが入ると、これをダイレクトで中に早いクロス、そこに足を出した11番BLACKSTENIUSが滑り込むようなシュートを決めて、スウェーデンが1点を返す。
1点差につも酔われたものの、ドイツは落ち着いて、じっくりと更に追加点を狙う。
終盤に入るとスウェーデンが猛攻を仕掛けていって、ドイツが守りに回るが、ゴール前をがっちりと固めたドイツの守備をスウェーデンは崩せず、アディショナルタイム2分も経過、ドイツが五輪を初めて制す。

ドイツが初優勝
ドイツ初優勝おめでとう!
この試合、立ち上がり良い形で入ったのはスウェーデンで、これまでアメリカとブラジルに競り勝ってきた事、その守備の強さによる自信で、ドイツの攻撃を弾き返すと、スウェーデンが狙い通りのペースで試合を進めていった。
ただ、前半がスウェーデンペースで折り返したが、しかし、それに対してドイツは特に焦る事も無く、落ち着いて対応していたようにも思える。
それが、奏功したというべきか、スウェーデンの守備に対して、何度もサイドから仕掛けていったドイツが、そのサイドからの攻撃で、決定機を演出すると、冷静にゴールを奪い取った。
OGでの追加点もあったが、順当に試合を進めたドイツに対して、スウェーデンも1点を返したが、しかし、確かにスウェーデンは狙い通りのサッカーを展開していたものの、ドイツが落ち着いたサッカーと言うか、1点返されても冷静に対応を続けて、そのまま勝ち切った。
確かに五輪では初優勝だが、WCでは2度の優勝、常に上位で戦い続けたドイツの経験と言うべきものが、スウェーデンに対して、冷静に対応できたと言えるかもしれない。

腰を据えたサッカー
横綱相撲と言うべきなのか。
ドイツのサッカーは、スウェーデンに対して、一歩上回った、落ち着いた、何と言うか、女王のサッカー、王者のサッカーと言うものだろうか。
前半は間違いなくスウェーデンがペースを握っていたというか、スウェーデンが狙い通りのサッカーをやっていた。
それに対して、ドイツは冷静に対応して、スウェーデンのカウンターに対しても危なげなく跳ね返すと、自分たちが着々と攻めていくための布石を打っていくというか、サイドからの攻めでスウェーデンの守備を崩す準備をしていくように見えた。
先制点のシーンは、上手くパスが繋がった部分が大きいが、しかし、それが無かったとしても、何度も崩しを入れていたドイツが、いつかスウェーデンを崩しきったように思えるし、もし、点が取れなかったとしても、試合の流れはドイツが奪えたと思える、そういう着々と自分たちのペースに持ち込んでいくような戦い方、こういうのは、個人的になでしこジャパンにもやってもらいたい戦い方であるように思える。
サッカーの内容と言うか、やろうとしているサッカーが違うのだが、しかし、ようは、相手に対して、自分たちがどうやって主導権を取るのか、その為にどう戦っていくのかを積み上げていくような、そういう事を考えてサッカーを展開していく事、それが出来るかどうかが、なでしこジャパンが再び世界を制するために必要な部分だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。