2016年08月21日 [08:34]   オリンピック | スポーツ | リオ五輪2016 

リオ五輪 決勝 ブラジル vs ドイツ

リオ五輪の男子サッカーも決勝。
2年前にWC準決勝で顔を合わせた両チームが同じブラジルで対決した両国、その時はネイマールが既に負傷で離脱していたブラジルが1-7でドイツに大敗を喫した。
その両国が、今度は五輪代表で決勝での対決。
どちらが勝っても五輪初の金メダルとなる戦いを制するのはどちらか。

リオデジャネイロ五輪 決勝
[32]エスタジオ・ド・マラカナン
ブラジル 1 (5 PK 4) 1 ドイツ
(BRA) NEYMAR(27分)
(GER) Maximilian MEYER(59分)
ブラジルのスタメンは、1 WEVERTON、2 ZECA、3 RODRIGO CAIO、4 MARQUINHOS、5 RENATO AUGUSTO、6 DOUGLAS SANTOS、7 LUAN、9 GABRIEL BARBOSA、10 NEYMAR、11 GABRIEL JESUS、12 WALACE
ドイツのスタメンは、1 Timo HORN、2 Jeremy TOLJAN、3 Lukas KLOSTERMANN、4 Matthias GINTER、5 Niklas SUELE、6 Sven BENDER、7 Maximilian MEYER、8 Lars BENDER、9 Davie SELKE、11 Julian BRANDT、17 Serge GNABRY

緊迫した好ゲーム
お互いに中盤から激しい潰し合いの様相を呈するような中で、ややチャンスの数では劣っていたブラジルがFKのチャンスを掴むと、10番NEYMARが壁の上を超えて左上ギリギリに見事に決めて、27分ブラジルが先制。
ただ、ドイツもすぐさま反撃、31分には立て続けにセットプレーのチャンスを掴むと、右CKからのボールをブラジルが跳ね返した所をダイレクトでボレーシュートが、これはGKが好セーブを見せる、更には35分には、FKからゴール前に入れたボールをヘディングシュートながら、これはバー直撃。
1点リードを許しているドイツが猛攻を仕掛けていく中で、後半、パスを繋いで置いて、最後は右サイドへと展開してからの2番TOLJANのクロスを、7番MEYERが左下隅に冷静に蹴り込んでドイツが59分追いつく。
両チームとも決定機を作り出すようになって、次にどちらがゴールを奪うかと言う展開の中で、ドイツは中盤でバランスを取っていた8番BENDERが負傷で交代することになると、ブラジルが攻勢を強めて決定機を作り、ドイツは耐える展開に変わっていく。
ただ、ブラジルの攻撃も、また、その猛攻の中でもドイツがカウンターを見せるも、どちらも決勝ゴールを奪う事はできず、勝敗は、延長へ。

延長に入ると、ドイツもリズムが戻ってきて、互角の展開に持ち込み、どちらにも点が入る可能性はあったが、やはり、後半の流れと同じく、どちらかと言うとブラジルペースの展開。
しかし、どちらもゴールを奪う事が出来ず、金メダルの行方は、PK戦へ。

PK戦
4番Matthias GINTER(GER) ○
RENATO AUGUSTO(BRA) ○
Serge GNABRY(GER) ○
MARQUINHOS(BRA) ○
Julian BRANDT(GER) ○
RAFAEL ALCANTARA(BRA) ○
Niklas SUELE(GER) ○
LUAN(BRA) ○
Nils PETERSEN(GER) ×
NEYMAR(BRA) ○
PK戦の末、ブラジルが5-4で勝利、初の金メダル獲得。

ブラジルが初の金メダル
男子サッカーにおいて、ほぼすべての世界大会で優勝してきたブラジルが、唯一手にしていなかった五輪の金メダル。
それが、地元開催の今大会に見事に獲得した。
2年前のブラジルWCでは、母国開催での優勝を目指したが、しかし、結果は、ドイツの強さが際立った結果、優勝をもっていかれた。
この試合の開始前から、その因縁と言うか、話題がお互いにあって、両チームとも、WCはWC、五輪は五輪と言う話をしていたが、結果として、見事にブラジル五輪代表が、A代表のリベンジを果たしたというべき結果、しかも、当時、A代表のエースであったが、負傷して、ドイツとの試合に出場できなかったNEYMARが、OAとして出場した決勝で、素晴らしいFKを決めて先制、そして、PK戦では、優勝を決める5人目のキッカーとして見事なシュートを決めて、優勝を引き寄せた。
この試合に関して言えば、ドイツも決して出来が悪かった訳ではなかった、今大会これまで無失点できていたブラジルの守備陣に対して、見事な崩しで同点ゴールを奪い取った。
しかし、ドイツに比較して、ブラジルが守備の安定性があった事で、バランスが良く、結果として、ブラジルの方が常に一歩上回ったというべきだろう。
PK戦では、劣勢の方が勝つ事があるのだが、この試合に関しては、ブラジルの方が、そのまま優勢なまま押し切った感じで、ドイツは結局流れを手に出来なかったとも言えるかもしれない。
PK戦の末ではあるが、これで、ブラジルは男子サッカー界を完全に制した。
まずは、ブラジル優勝おめでとう!

日本が勝つために
今大会の日本は、守備の連係が悪くて結果としてGSで敗退する事になった。
それに対して、守備の連係が良く、安定した守りが出来ていたブラジルが優勝した。
サッカー界全体の流れとして、スピードが早くなった事もあって、より守備の安定感、どう守って、そこから攻撃へと転じていくのかと言うのが重要になってくるという事だろう。
日本は、現五輪代表メンバーである、植田直にしても、OAで参加した塩谷司にしても、決して1対1でひけを取ったとは思わないし、各々の自信にもなっただろう。
また、遠藤航などの守備だけでなく、大島僚なども攻撃面で自信を持つ事も出来たかもしれない。
しかし、攻撃と守備が乖離していて、ボールを奪うのは、既にそこから攻撃へと転じるという事を考える必要があり、また、同時に、攻めながらも守りを考えないといけない。
そして、どうやって守るのか、ボールを奪うのかと言うのは、一人一人の力だけでなく、それを連動させた組織の力も必要であり、それは本来日本にとって得意な事である筈。
チームとしてどう戦うのか、どうやっていくのか、次は東京五輪であり、そこでの不甲斐無い結果を出さない為にも、若い世代の個人能力のアップと同時に、チームとして、日本のサッカーとして、どう戦っていくのか考えておく必要があるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。