2016年08月24日 [09:42]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第26節 G大阪 vs 神戸

五輪出場メンバーも戻ってきてのJ1の第26節。
現在3連勝中で、ここ5試合を3勝1分1敗として、順位を5位まで上げてきたG大阪。
連勝は出来ないが連敗も無く、5試合を3勝2敗として11位につける神戸。
G大阪は、上位追撃の為にも必ず勝たなくてはいけない阪神ダービー。

Jリーグ2016 Division1 第26節
市立吹田サッカースタジアム/26,520人
G大阪 0-1 神戸
(神戸) ペドロ・ジュニオール(14分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、6 金正也、22 オ・ジェソク、15 今野泰幸、7 遠藤保仁、13 阿部浩之、11 倉田秋、19 大森晃太郎、9 アデミウソンの4-2-3-1。
アウェー神戸のスタメンは、18 キム・スンギュ、6 高橋峻希、5 岩波拓也、8 高橋祥平、44 橋本和、24 三原雅俊、10 ニウトン、31 中坂勇哉、19 渡邉千真、7 ペドロ・ジュニオール、11 レアンドロの4-2-2-2。

神戸逃げ切る
立ち上がり先に仕掛けたのはG大阪で、パスを繋ぎながら、前線へとボールを入れていく。それに対して、神戸も奪ってから早い攻めを狙ってカウンターからチャンスを作るなど、お互いに狙いのあるサッカーで戦う。
14分、神戸は左CKからのボールを、G大阪のクリアボールを拾って、中坂勇が仕掛けてミドルシュートを狙い、こぼれ球を岩波拓が粘ってシュートは弱かったが、GKの東口順に止め辛い所で、何とか弾いたが、そこに飛び込んだペドロ・ジュニオールが無人のゴールに押し込んで神戸が先制。
その後も、G大阪はボールを持つが攻め切れず、神戸のカウンターに危ないシーンがあるなど神戸がペースを握る。そこで、後半からG大阪は、左サイドにリオから戻ってきた藤春廣を投入すると、徐々に縦への推進力が出てきて、60分、G大阪は、左CKのチャンスに遠藤保がゴール前に入れた所でゴール前で競り合ってこぼれたボールを追った今野泰に対して、渡邉千が後ろからのショルダーチャージとなってファール、1点を追うG大阪にPKが与えられるが、しかし、アデミウソンが正面に狙ったボールはGKキム・スンギュが左手を残してセーブ、G大阪は同点ゴールならず。
更に71分には、右サイドからのクロスにアデミウソンがファーで落として遠藤保のボレーシュート、81分にはゴール正面でフリーで受けた長沢駿のミドルシュートは、GKのキム・スンギュのビックセーブに阻まれる。
最後までG大阪はゴールを奪えず、神戸が時間をかけて、アディショナルタイムには、コーナーで時間を稼ぎ続け、結局、そのまま神戸が逃げ切り勝利。

決めきった神戸
試合の内容としては、前半は神戸、後半はG大阪であって、その中で、前半の神戸が主導権を握った時に神戸が点を取って勝って、G大阪が流れを掴んでいる時に点を取れなかった、その差が結果に直結した試合になった。
先にG大阪が仕掛けたのだが、G大阪はボールを持っているものの、縦になかなか入らず、神戸の守備に跳ね返されると、逆に神戸は奪ってから人数をかけない、ある意味、ブラジル人コンビのみで点を取りに行くカウンターを狙って行った。
G大阪の守備陣は、そのブラジル人コンビに対して、警戒をしていたが、この試合の流れを決めたのは、そのブラジル人コンビの裏で躍動した中坂勇だろう。
実際に、得点シーンに関しても、中坂勇が仕掛けていって、岩波拓が粘った事もあり、更に、ペドロ・ジュニオールが決めたというのもあるが、最初に中坂勇が仕掛けた事が大きかった。
前半終了間際に関しても、中坂勇が決定的なシュートがあったが、ここは東口順の好セーブに阻まれたものの、前半のペースを握っている間に得点を奪った。
それに対して、後半、G大阪は、藤春廣を投入した事で、藤春廣がというよりも、チーム全体が前に行くというイメージが出来て、遠藤保が前目にポジションを上げ、決定機を作り出した。しかし、神戸はペースを握っている所で点を取ったが、G大阪はPKを外すなど決め切れず、長沢駿を投入して、決定機を作り出したものの、結局最後までゴールを奪えなかった。
流れがある中で点を取れるかどうかと言う、ある意味、良くある結果と言う試合結果だったと言えるかもしれない。

G大阪のムラ
G大阪と言うのは間違いなく強いチームですし、一昨年優勝したのもまぐれでも何でもない。
しかし、その2年前に降格をしたというのも間違いなくG大阪の力であり、その両チームに戦力で大きな差は無いし、現在のチームとも大きな差はない。
降格した年は守備の仕方がなっていなかったからというのもあって、守備を改善してJ2とJ1を制したのだが、そのG大阪は、常に強さを発揮できない。
G大阪は間違いなく強く、今季だって優勝候補の一つなのは間違いないし、ここ3試合の連勝も、危ない試合もありながらも勝ち切る強さなども見せていた。
そのG大阪に関して言えば、この試合は、勝てないG大阪になってしまっていた。
何と言うか、立ち上がりからボールを持っているけれども、攻める意欲が見えないというか、ただ回すだけになっていて、縦への仕掛けが無かった。後半には漸く、攻めるサッカーが出てきたが、前半はリードを許してもふわふわしたサッカーをやっている。
こういうサッカーの質が、試合毎に均質化しない事、それが、強いながらも安定して優勝できない、何となく、鹿島とかと比較しても王者の風格が出てこない要因だろう。
安定して強さを発揮できるかどうか、G大阪に最も必要なのは、試合の内容どうこう以上に、1年を通して、どう戦うかと言う点だろう。

ゴール前の攻防を制した神戸
先制点のシーンは、とにかく粘り強くいけてゴールネットを揺らせたのは良かったが、それ以上に、この試合の神戸は守備が非常に良かった。
前節4-1でF東京に勝利して乗っていた前線だけでなく、この試合は、GKのキム・スンギュを中心に、リオから戻ってきたばかりの岩波拓が良く集中してG大阪の攻撃を跳ね返した。
岩波拓に関しては、先制点のシーンで体を張ったのも岩波拓であり、そのおかげのゴールだった。
後半、G大阪の攻勢に対して、PKを与える事になってしまったが、ここでキム・スンギュが止めた事が勝利を確定したとも言える。
それで乗ったキム・スンギュが、その後もビックセーブを見せ、更に、ゴール前に入ってくるボールに対しても岩波拓が良く跳ね返し、アデミウソンだったり、長沢駿だったり、G大阪の攻撃に対して、良く集中してチーム全体が守れていた。
どちらもゴール前での攻防がある中で、神戸は粘り強くゴールに押し込み、守備でもG大阪の攻撃を粘り強く守った。
内容的には、お互いにもっと点が入ってもおかしくなかった試合内容でもあるが、粘り強く守った神戸が1点を守って逃げ切る事が出来た試合であった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。