2016年09月05日 [08:55]   シン・ゴジラ | 映画 | 実写映画感想 

シン・ゴジラを観てきました

先日、漸くシン・ゴジラを観てくることが出来ました。
当初からずっと観たかったのですが、なかなか時間が出来ず、そろそろ終了かと言う時期に、何とか観てきました。

時間はあるとか無いとかではなく、作るもんですねぇ。
面白かった。
観に行く前から評判も良かったので、個人的な期待感はおそらく高まっていたと思うのですが、それにもかかわらず、面白かった。
ま、確かに庵野監督らしいというべきか、意味があるのか無いのか分からないような謎とか意味深な表現とか入れていましたが、それを除いても、いや、それも含めて面白かったですね。

個人的に、ゴジラと言えば、ゴジラ対モスラなどから観たことがあり、その時代と言うか、個人的に観た事のあるゴジラは、別の怪獣と戦う、モスラだったり、ラドンだったり、キングギドラだったりと戦っていた。
そういう怪獣映画であったが、元来のゴジラと言うのかな、初代のゴジラのように、ゴジラと言う災害に対して、人がどう戦うのかと言うものでした。
だからこそ、ゴジラという名前を冠しているが、ゴジラではなく、主体は、そのゴジラに対する人の行いでした。
だから、怪獣映画の様な、ゴジラが暴れてと言うのを楽しみにされている場合は、全くイメージが異なるので、爽快感は無いですけどね。

しかし、日本と言う国に、本当に怪獣が登場した場合、日本は対応できるのか、また、今の世界は対応できるのかと言う意味でしたが、今の日本の法令では確かに難しいんでしょうね。
映画の中での政治家および役人は、概ね有能でしたから、問題なかった。
例えば、ゴジラに対して、自衛隊の攻撃命令を普通に総理が承認、更に言えば、当初の武装が効かなかった時に、即座に武器使用制限を排する命令をする事も出来た。
現状の日本の政治家にそれが出来るのか、個人的な希望的観測ですが、安倍総理なら出来るかもしれない。非難などを恐れず、武器使用を許可できるだろう。
それに対して、菅元総理は、東日本の震災の対応を考えても、絶対できないでしょうね。村山元総理も自衛隊嫌いでしたから、やらない気がしますね。他にも、自衛隊アレルギーのある政治家は多くて、そういう人物が政権を担っていた場合、もしくは、その対象となる自治体の長についていた場合、例えどれだけ被害が広がっても自分に影響しない限りは、無理だろう。
また、熱核兵器使用に対しても、持てる力を使って、それこそ汚い手、搦め手を使ってでも、1日の時間を稼ぐ、そういう力が今の政治家にあるかな?
ましてや、そもそも、組織の垣根を取り払って、とにかくゴジラに対する為の巨災対みたいなものを立ち上げられるかも分からないですね。作っても、あそこまで本当に垣根を取り払えて、更に、迅速に他の部署なども動かしながら対策を練れるかと言うと、縄張り争いが発生するでしょうね。
その上で、そもそも法令を通すにしても、野党が絶対に反対するでしょうからね。
そういった、諸々のマイナスファクターを無くさなければ、今の日本でゴジラのようなものに対応できないんでしょうね。

画面の中で進化をしていくゴジラでしたが、それは、穿ってみて、例えば、今回は東日本大震災とその中で起きた東電の原発問題をはらんでいる。
つまりは、技術の進歩によって、起こりえる人間に対する災害も進化していくという事なのかもしれませんね。
最終的に凍結させた訳ですが、あれで、終わったんでしょうかね?
どうやって、あれを撤去するのか、また、交渉材料として使った訳ですが、ゴジラの生体を各国に提供する必要もあるのでしょうけども、それって可能なのかな?
また、これは、はっきりと庵野監督の悪ふざけに近いのでしょうが、最後凍結したゴジラの細胞が苦しむ人間の死体のようだったというのも、もしかしたら、次を見据えてかもしれませんが・・・
そういえば、これも悪ふざけでしょうけれども、劇中で、官邸の周りで「ゴジラを倒せ!」とデモをしている群衆のシーンがあって、その声は官邸の中に届いているが、中で働いている人の耳には全く入らず、黙々と仕事をしている、もしくは、寝ている人がいるなど、結構、映画業界とか映像業界では左寄りの人が多いと聞くが、官邸の周りでの騒いでも意味が無いと皮肉っているのは、ちょっと映画の内容とは別に面白かったですね。ま、実際に、あんなのただの迷惑なだけで何の意味も無いですからね。

さて、この映画は、一度ではなく、二度三度と観てみたい、観るたびに何らかの発見がありそうではあるが、残念ながら、次の機会は、劇場では無いでしょうねぇ。
しかし、面白かったのは間違いなく、一見以上の価値はありますね。
久々に、映画を観ていて、時間の経過を感じず、しかも、買っていたコーヒーを飲み忘れていましたから、少しでも観たいと思えば、観るべきだろうね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。