2016年09月11日 [09:08]   ジュビロ磐田 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第28節 磐田 vs 神戸

代表戦での中断明けになるJ1第28節。
前節の勝利で、ここ5試合を1勝1分3敗とし、何とか順位を上げたい13位磐田。
現在3連勝中と好調で、ここ5試合でも4勝1敗の9位神戸。
好調の神戸相手に磐田がどう戦うのか。

Jリーグ2016 Division1 第28節
ヤマハスタジアム/12,314人
磐田 3-4 神戸
(磐田) ジェイ(29分、87分PK)、川辺駿(66分)
(神戸) ペドロ・ジュニオール(45分、50分)、、レアンドロ(57分、92+分)
ホーム磐田のスタメンは、21 カミンスキー、44 パパドプーロス、3 大井健太郎、35 森下俊、9 太田吉彰、13 宮崎智彦、7 上田康太、2 中村太亮、40 川辺駿、8 ジェイ、15 アダイウトンの3-4-1-2。
アウェー神戸のスタメンは、18 キム・スンギュ、6 高橋峻希、5 岩波拓也、39 伊野波雅彦、44 橋本和、10 ニウトン、14 藤田直之、24 三原雅俊、19 渡邉千真、7 ペドロ・ジュニオール、11 レアンドロの4-2-2-2。

神戸が競り勝つ
立ち上がり早々、4分に、神戸が右サイドで裏に抜け出したペドロ・ジュニオールから渡邉千へと繋ぐ、決定的な場面が生まれるが、渡邉千は冷静にDFをキックフェイントでかわしてからのシュートだったものの、カミンスキーが素晴らしい反応で止める。
神戸がペースを握っていた立ち上がりだったが、14分には、今度は磐田が、中盤での神戸のミスパスを誘って、ジェイがボールを奪うと、そこからドリブルで仕掛けてシュート、これはGKのキム・スンギュがセーブ、跳ね返ったボールに詰めたアダイウトンだったがタイミングが合わずシュートは出来ず。
神戸の方が決定機を作っていたのだが、29分、右サイドのFKから、神戸のクリアが小さかった所を拾った太田吉がクロス、これを中央で大井健がヘディングで落として、パパドプーロスがボレー、これはポスト直撃だが跳ね返った所に詰めていたジェイが押し込んで、磐田が先制。
先制を許した神戸だったが、流れを掴んでいた神戸が、前半終了間際に、ペドロ・ジュニオールがボールを受けて、DFとぶつかりながらも倒れずキープして、そのままシュートを決め、45分、神戸が同点に追いつく。
後半立ち上がり早々、仕掛けた神戸が、右サイドでボールを受けたペドロ・ジュニオールが、そこから中に切れ込むように見せかけての左足一閃、鋭いミドルシュートがゴール左上隅に突き刺さり神戸が50分逆転。
更に攻勢に出る磐田に対して、自陣からボールを繋いで置いて、中盤から一気に裏に出すと、それをレアンドロがヘディングでのトラップでDFをかわしておいて右足でゴールに流し込んで、57分、神戸が3点目を奪う。
しかし、磐田も逆襲、66分、パスを繋いで、右サイドでフリーになっていた太田吉にパスを入れると、丁寧にクロスを入れて、川辺駿がボレーシュートを決めて、磐田が1点差に詰め寄る。
磐田が攻めるが、決定機が作れなくなってきて、このまま神戸が逃げ切るかと思われた85分、神戸ゴール前で、アダイウトンと伊野波雅の競り合いで、伊野波雅がユニフォームを掴んで引っ張ったという事でファールで、磐田にPK、これをジェイが左足でタイミングを外して左に決め、磐田が87分に同点に追いつく。
どちらも、このまま終れない中で、勢いは完全に磐田に移った感じはあるが、アディショナルタイム、中盤から思い切ったようなゴール前に放り込んだボールを、PAのラインギリギリの位置に入り、GKのカミンスキーが一瞬飛び出しを躊躇した瞬間に、その前に入ったレアンドロがヘディングシュートを決めて、神戸が勝ち越す。
その後、磐田が決定機を作るもゴールは生まれず、神戸が競り勝つ。

動きの大きな試合
両外国籍選手が2トップとして力を発揮している事と同時に、どちらも高い位置からのプレッシングと早い攻撃を展開するために、チャンスがお互いに多い、非常に早い展開の試合だった。
それだけ早い展開で、得点を奪っていたのだが、しかし、同時に、両GKの好セーブなど、GKが当っていた事もあって、決定機があっても決め切れないという展開だった。
その中で、先に神戸がペースを掴んでいるという所で劣勢の磐田が先制する事が出来た。ただ、それで磐田がリズムに乗る事が出来なかった事と、前半終了間際に同点ゴールを神戸が奪った事で、前半の内で同点にした勢いもあって、後半も立ち上がりから神戸が試合を完全に支配した。
立て続けに得点を重ねて3点を奪った神戸が、そのまま勝ち切るかと思われたが、意識が守りに入った事もあってか、磐田の攻勢を受ける形になり、磐田が1点差に詰め寄り、完全に勢いが逆転した。
それでも神戸が耐え続けていたのだが、終盤にPKで同点に追いつくと、完全に試合は磐田ペースで、後一歩まで神戸を追い詰めた。
しかし、そこで、ペドロ・ジュニオールの狙いすましたロングボールは、GKが飛び出せないギリギリのPAのラインの外、そこにレアンドロが前に入ってヘディングでゴールを決めて、神戸が勝利を決めた。
どちらが勝ってもおかしくなかった試合は、最終的に、ここ最近の勢いもあったのか、神戸が競り勝った。

両チームの2トップ
両チームとも2トップの外国籍選手が非常に調子が良くて、動きが良く、それぞれがそれぞれの力だけで点を取れる力をもっている。
だからこそ、両チームとも戦い方は、中盤からプレッシングをかけてボールを奪ったら、前線に一気に送って2トップで勝負をするという選択をとっていた。
その結果、先にも書いたように非常に早い展開の試合になった。
ただ、その勝敗を決めたのは、2トップの経験の差とも言えるかもしれない。
磐田のジェイとアダイウトンは能力的には、神戸のレアンドロとペドロ・ジュニオールとの差はそこまで無い。
しかし、Jリーグでの経験の差、そして、コンビとしての経験の差と言うのが紙一重の差となったように思える。
それが良い悪いは別として、磐田は、二人を他の選手が使って点を取りに行くというイメージがあるのだが、神戸は、それに加えて、と言うよりもそれ以上に、2トップの二人の関係だけで点を取れる完結した関係を築いている。
結果として、神戸は、単発のチャンスではあったが、コンビのお互いのパスをお互いだけが反応してゴールを奪い取る事で、一歩上回ったという所だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。