2016年09月12日 [09:21]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第28節 G大阪 vs 甲府

代表戦での中断明けになるJ1第28節。
ここ5試合を4勝1敗、上位と大きくあけられているものの、何とか追い上げたい5位G大阪。
ここ5試合を2勝1分2敗、前節は引き分けて連勝は止まったものの何とか残留に向けて勝点を稼ぐ15位甲府。
G大阪は3位以上を、甲府は残留に向けて、勝点3が絶対に必要な試合。

Jリーグ2016 Division1 第28節
市立吹田サッカースタジアム/17,921人
G大阪 2-1 甲府
(G大阪) 長沢駿(8分)、倉田秋(80分)
(甲府) 田中佑昌(5分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、6 金正也、4 藤春廣輝、21 井手口陽介、7 遠藤保仁、13 阿部浩之、9 アデミウソン、11 倉田秋、20 長沢駿の4-2-3-1。
アウェー甲府のスタメンは、1 河田晃兵、5 新里亮、4 山本英臣、17 津田琢磨、16 松橋優、30 保坂一成、6 マルキーニョス・パラナ、28 橋爪勇樹、23 稲垣祥、14 田中佑昌、10 ドゥドゥの3-4-2-1。

G大阪逆転勝利
立ち上がり主導権争いをする中で、5分、甲府が左サイドから攻めた所で、G大阪の右サイドの対応が軽く、ドゥドゥが裏を取ると、深い位置からのクロスに、田中佑が滑り込むように押し込んで甲府が先制。
しかし、G大阪もすぐさま反撃、左サイドで得たFKで、遠藤保がゴール前に早いボールを直接ゴールに狙うようなコースで入れると、ニアサイドで長沢駿が頭で合わせてゴール、G大阪が8分同点に追いつく。
G大阪はそのまま一気に逆転したい所だったが、甲府はとにかくドゥドゥを狙って、そのドゥドゥのパワーの前にG大阪の守備陣は押し込まれる展開になっていく。
ただ、G大阪も、井手口陽が抜け出して、その前のプレーでファールだったのでノーゴールながらもゴールネットを揺らすなど、お互いに攻める展開を見せる。
また、G大阪は阿部浩が、甲府は松橋優が、前半の段階で負傷退場するなど、厳しい当りの試合になる。
時間経過とともに地力で勝るG大阪が押し込みだすが、しかし、シュートの精度を欠きゴールを奪えない。
何となく、このままゴールは生まれず終わるかとも思われたが、80分、甲府のバックパスを奪った倉田秋が仕掛け、一旦は、DFが止めたものの大森晃がボールを拾って、再び倉田秋に出すと、倉田秋がゴールに蹴り込み、G大阪が逆転。
1点リードしたG大阪は、ボールをキープして、無理に攻めない展開で、試合終了、G大阪が逆転勝利。

精度を欠いた試合
両チームとも好調なままでの試合で、躍動感のある試合を期待していた。
しかし、開始早々にお互いにゴールを奪って、その期待はさらに高まった後は、少し試合は停滞したように思える。
お互いに高い位置からプレッシングをかけるなど、ボールを奪いに行って、ボールを奪うと、G大阪はきっちりと繋ぐといういつも通り、それに対して、甲府は、最前線に入ったドゥドゥに一気に預けに行く形で、チャンスを作る事は出来ていたように思える。
ただ、チャンスは作れるものの、バイタルに入った当りからの精度を欠いてしまっていて、お互いにシュートが枠に行く場合はGKの正面だったりと、得点が遠かった。
最終的には、途中から完全に試合の主導権を握ったG大阪が、競り勝ったという形になったが、しかし、試合自体は、後少し、何か勿体無いというか、もどかしい試合だったように思える。

ドゥドゥ
この試合の甲府のサッカーは、戦術ドゥドゥと言うべき、ボールを奪ったら一気にドゥドゥに預けて、そこからドゥドゥの個人技頼りのサッカーを展開した。
その力は、カウンターからの単発の攻撃ではあったが、それがG大阪に脅威を与え続けていて、前半は、非常に優勢に試合を進めることが出来ていた。
特に体が強いので当り負けせず、G大阪の選手が競りに行っても、逆にG大阪の選手を吹き飛ばすなど、最前線での存在感を示していて、自身のゴールこそ無かったが、甲府のサッカーをシンプルに作り上げることが出来たと言えるだろ。
勝点差があるので、残留は出来ると思えるが、それでも、なかなか負けられない、とにかく結果が欲しいという時に必要なのは、色々な事をするよりもシンプルに何か一つを極めに行く事であり、その意味で、甲府の戦術ドゥドゥと言うのは考えとして良い。
ただ、後半、他の選手がG大阪のサッカーに対応し切れず、一方的になってドゥドゥにボールを送れなくなり、更に、自分たちの不用意なプレーで決勝点を奪われてしまったが、もう少しやりようはあったようにも思える。

長沢駿
甲府が戦術ドゥドゥなら、G大阪は、長沢駿が結果を発揮している。
今季のG大阪は、アデミウソンを獲得し、パトリックがいた事もあって、長沢駿は、昨季移籍したもののあまり出場できなかったのと同じようにあまり出場できない可能性と言うか、どちらかと言うと、切り札的に起用されるかと思われたが、しかし、パトリックの調子が悪い事もあって、ここにきて、スタメンを確保した。
それに応えるように、最近のG大阪の好調を維持するように得点を稼ぎ、この試合の得点で二桁得点を達成した。
身長も高く、競り合いにも強い上に、足も速いというのもあって、今の日本に欲しいストライカーとして覚醒しつつあると言えるだろう。
現状でもA代表で試して欲しいが、もう少し、出来れば、まだまだ90分間をトータルした場合、体力的な面もあってか、ペースを維持出来ない所があるので、それが出来るようになれば、本当に、高さの無いA代表の最前線に一つの可能性を与えることが出来るだろう。
その為にも、今季の残りの試合での活躍と、最後まで試合を通して戦える力を身につけて欲しい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。