2016年09月18日 [09:11]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第29節 名古屋 vs G大阪

J1も第29節。
長々と勝てなかったが、監督交代、そして、前節から闘莉王が復帰して、今季5勝目をあげた16位名古屋。
首位と大きく離されているが、それでも現在4位、現在2連勝中で、上位追撃で可能性を残すG大阪。
かたや残留、かたや優勝に向けて、ここから先、勝ち続けないといけない両チームの対決。

Jリーグ2016 Division1 第29節
豊田スタジアム/29,481人
名古屋 1-3 G大阪
(名古屋) 永井謙佑(41分)
(G大阪) 大森晃太郎(27分)、アデミウソン(65分)、井手口陽介(91+分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢﨑正剛、6 古林将太、2 竹内彬、4 田中マルクス闘莉王、33 安田理大、15 イ・スンヒ、10 小川佳純、7 田口泰士、19 矢野貴章、9 シモビッチ、11 永井謙佑の4-1-2-3。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、5 丹羽大輝、6 金正也、4 藤春廣輝、21 井手口陽介、7 遠藤保仁、19 大森晃太郎、9 アデミウソン、11 倉田秋、20 長沢駿の4-2-3-1。

G大阪3連勝
立ち上がり先にシュートまでもっていったのは名古屋だったのだが、そこからゲームはG大阪がボールを支配していくが、名古屋も、前線の3人でゴールを狙える力があり、カウンターを狙う。
闘莉王を主体に何とか耐えていた名古屋ではあったが、名古屋が闘莉王から繋ごうとして左サイドの安田理に一旦預けた所を狙い澄ましてオ・ジェソクが奪い取って、素早くクロス、これをニアサイドで大森晃が触ってゴール、G大阪が、27分先制する。
1点リードを許した名古屋がここから攻勢を仕掛けて、押し込んでいくと、今度は一転、G大阪が守勢に回ると、41分、右サイドからのクロスにシモビッチがトラップからDFを引き付けておいて、マイナス方向に入れる、前に走り込んだ矢野貴が囮となってフリーの永井謙が蹴り込み、名古屋が同点に追いつく。
後半に入ると、再びG大阪が押し返すが、しかし、そこでゴールを奪えないと、また、名古屋が攻勢に出てくる。
名古屋が優勢になっていた時間帯で、名古屋が最終ラインでパスを回している所に大森晃が一気にプレッシャーをかけてボールを奪うと、左サイドの裏に抜け出した井手口陽が、絶妙なクロス、これをファーサイドでアデミウソンがフリーでヘディングシュートを叩きつけてゴール、G大阪が65分、勝ち越す。
再び1点リードを許した名古屋が攻勢に出るが、しかし、G大阪の守備陣も集中して守る。
名古屋は闘莉王を前線にあげてのパワープレイを狙っていくが、G大阪の守備を崩しきる事が出来ず、逆にアディショナルタイム、バイタルエリアでフリーになった井手口陽が思い切ったミドルシュートを決めて、G大阪が試合を決める3点目を奪う。
結局、そのままG大阪が逃げ切って勝利。

勝たないといけない試合
どちらのチームも絶対に勝たないといけない試合。
その条件から、お互いに主導権を取り合う非常に面白い試合になった。
最終的に勝利をしたのはG大阪であるが、名古屋も狙いがはっきりしていた。
ただ、この試合の内容を観ていて、互角の試合に感じたが、どちらが勝つか分からないという雰囲気と言うか、名古屋が勝つという印象は無かった。
それは、何よりも大きかったのが守備面での課題と攻撃面での力の差なのかもしれない。
確かに名古屋のサッカーも悪くは無かったのだが、しかし、SBの所でのボール保持の脆さ、それが分かったからこそ、そこを狙ったG大阪と言う事で、まだまだ名古屋とG大阪の力の差のある試合になったようにも思える。
勝たないといけない試合であっただけに、現段階での両チームの力の差が出た試合だったかもしれない。

SBの脆さ
監督が交代し、闘莉王が復帰して、前節の勝利することが出来ていた名古屋。
ジュロヴスキー監督のやろうとしている事が整理されてきていて、ボールを奪ってから、そのボールを大事にする事と同時に、前線の3人の特長を活かして、攻撃を仕掛ける。
特にサイドからの攻撃を重視する部分があって、それは、この試合の同点ゴールにも繋がったと言えるだろう。
また、ゴール前で闘莉王が構える事で、体を張った守備でチームを鼓舞する事も出来ている。
ただ、今季の失点の多さが改善されたとは言えない。
相手がG大阪だからと言う訳でもないが、3失点。それも、自分たちの弱点が明確に出てしまったというか、最終ラインでのボール回しで、プレッシャーをかけられると、特にサイドに出した所でプレスを掛けられてボールを奪われる事があり、それは相手に決定機を与えてしまう。
事実、G大阪の先制点と2点目は、サイドで奪われて一気にやられてしまった。
徐々に改善をしているとはいえ、単純にサイドの個人の能力として、古林将にしても安田理にしても、決して能力的に劣っているとは思えないにも関わらず、プレッシャーに簡単に負けるという部分は、課題になるだろう。

勝ったものの
G大阪はこの勝利で3連勝。
首位の川崎Fが敗れた事で、多少勝点が詰まったとはいえ、2位浦和、3位鹿島が勝った事で、なかなか勝点を縮める事が出来ていない。
それでも、先に負けられない中で、前節勝利して、勢いに乗る名古屋を撃破できた事は大きい。
しかし、この試合で、前半の内に遠藤保が、そして、後半にはオ・ジェソクが負傷退場する事になった。
今野泰と米倉恒と言う選手がいるので、この試合は、問題なく勝つ事が出来たものの、快進撃の裏で満身創痍になってきている感じはあるだろう。
岩下敬の復帰は遅れているし、パトリックの調子も上がっていない。
上位陣を追い上げていて、奇跡の逆転優勝の可能性を残しているG大阪にとって、特に遠藤保の離脱をする事になった場合、厳しい戦いが、ここから秋口の中で起こってくると言えるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。