2016年09月27日 [08:30]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第30節 G大阪 vs F東京

J1も残り5試合となる第30節。
ここにきて3連勝中、ここ5試合を4勝1敗として、順位を4位に上げてきたG大阪。
ここ5試合を2勝1分2敗として、現在は10位、なかなか結果が続かないF東京。
G大阪としては、上位陣との差を考えれば、勝たないといけない。

Jリーグ2016 Division1 第30節
市立吹田サッカースタジアム/30,141人
G大阪 3-3 F東京
(G大阪) 大森晃太郎(15分)、長沢駿(18分)、藤春廣輝(91+分)
(F東京) 田邉草民(13分)、河野広貴(22分)、平山相太(90分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、6 金正也、4 藤春廣輝、21 井手口陽介、15 今野泰幸、11 倉田秋、9 アデミウソン、19 大森晃太郎、20 長沢駿の4-2-3-1。
アウェーF東京のスタメンは、47 秋元陽太、6 室屋成、5 丸山祐市、3 森重真人、2 徳永悠平、27 田邉草民、10 梶山陽平、17 河野広貴、39 中島翔哉、38 東慶悟、20 前田遼一の4-2-2-2。

最終的に引き分け
立ち上がり、どちらにもボールがつかないような中で、しかし、相手ゴールに一気に攻め寄せる迫力があり、13分、前田遼が最終ラインでボールを持った大森晃にプレスを仕掛けてミスを誘うと、田邉草がそのミスパスを奪ってミドルシュート、これがわずかに丹羽大に当りコースが変わって東口順に指先を掠めるようにゴール、F東京が先制する。
しかし、すぐさま逆襲を仕掛けたG大阪が、パスを繋いで、アデミウソンからパスを受けた大森晃が、DF3枚の間を抜くようなミドルシュートを決めて、15分、G大阪が同点に追いつく。
更に18分、アデミウソンからのスルーパスに一気に前線で抜け出した藤春廣がスピードでDFの前に出て、ワンタッチで中に流すと、長沢駿が押し込んでゴール、18分、G大阪が逆転。
ただ、試合はまだまだ動き続け、今度はF東京が攻勢を仕掛けると、パスを繋いで、右サイドへと流したボールを河野広が左足で巻くように左上隅にミドルシュートを決めて、F東京が22分、同点に追いつく。
その後、F東京が逆転ゴールを狙ってきて、G大阪は若干ペースダウンした感があるが、後半に入って、G大阪は、遠藤保を投入すると、一転してペースを掴む。
後半序盤のG大阪の攻勢を跳ね返すと、再びF東京がペースを掴む展開になるが、そこからG大阪はカウンターで、アデミウソン、長沢駿に決定的なシーンが生まれるものの、最後で精度を欠き、Gk秋元陽に止められる。
90分、攻勢を仕掛けてきていたF東京が、左サイドから徳永悠が足を攣りながらも鋭いクロスを入れると、GKの裏に飛び込んだ平山相が押し込み、F東京が再び逆転。
しかし、この試合はこのままでは終わらない、アディショナルタイム、右サイドから仕掛けた米倉恒のシュートは、GKに止められるも、こぼれ球を拾った倉田秋がヒールで中に流し、それを再び米倉恒が押し込み(最後に藤春廣が触ったという事で、藤春廣のゴール)、G大阪が同点に追いつく。
更にどちらも決勝となるゴールを狙うが、しかし、流石にどちらの選手も足が動かず、勝ち越しゴールは奪えず試合終了、3-3で引き分け。

白熱のゲーム
どちらも試合の主導権を握りにいって、どちらもなかなか流れを掴めず、それでありながら、自分たちの形を作る。
本当に面白い試合だった。
主導権争いをしながら、そして、どちらもゴールに決定的に迫りながら、序盤は、数少ないチャンス、それこそ、G大阪は3本のシュートで2点、開始22分で両チーム通じて4点が生まれるなど、非常に激しい打ち合いになったかと思えば、そこからは、一転して、主導権争いと言うか、柔道とかの組み手争いのような攻防。
決定機はあるが、それ以上に、どうやって相手を崩すのか、自分たちが有利な体勢を作るのか、それを争いながら、それでいて、一瞬でも隙があれば決定機を作り出す。
その意味では、そこからの攻防はどちらかと言うとF東京が攻めて、G大阪は捌きながらカウンターを狙う、決定機に関しては、G大阪の方が決まりそうだったと思える展開だったが、しかし、ゴールは生まれないまま、このまま終わりそうな、このままでは終わらなそうな展開で、終了間際、途中交代の平山相が決めたが、それで終わると思えないという予感通り、1分後、今度は足が止まってきていたG大阪の両サイドが最後の力を絞り出すように、米倉恒がゴールを決めて同点。
どちらの選手も足が動かなくなってきている中でも最後までどちらにも勝てる試合だったが、だからこそ、最終的に引き分けと言う結果は納得かもしれず、そして、終了後、倒れ込む選手が多かった事が、この試合の激闘を表していた、そして、それに見合う面白い試合だった。

決めるべき所で決め切れず
1時間早く始まった浦和の試合は、浦和の勝利となっただけに、勝点差が2と言う状況から、絶対に勝たないといけない試合だった。
その気持ちが入っていて、序盤に先制を許すも、すぐさま同点、そして、逆転を決めたのは、流石であった。
ただ、どうにもバイタルの守備が甘くて、F東京に簡単にPAの外の部分でフリーを与えてしまって、そのスペースを突かれていた。
先制点に引き続いて、ミドルシュートで同点ゴールを許した。
その後も、何度もバイタルで自由を与えてしまって危ない場面が多かったが、G大阪は、そこに守備的に使える選手がいなかった。
既に今野泰が出場していた事もあって、改善をどうするかと言う所で、発想を逆転させて、遠藤保を投入し、そこで基点を作る事で、逆に自分たちで、そのバイタルを抑えに入って、そこを基点に早い縦の攻めに展開できるようになり、決定機を何度も作り出した。
しかし、カウンターで見せたアデミウソンの、そして長沢駿が決め切れなかった事で、結果、引き分けに終わってしまった。
勝てる試合だったかもしれませんが、そこを決め切れなかった事で、勝ち切れなかったという所だろう。

若手とベテラン
リオ五輪世代である室屋成に中島翔が、ポジションを確保しつつあるが、ベテランも力を発揮していて、非常にバランスが良い。
何で、これで結果が出ないかな・・・
また、この試合は、チーム全体が勝ちにきていて、選手交代も点を取りに行くという中で、驚いたのはネイサン・バーンズを起用せずに、平山相を投入した事だろうか。
それに応えて、平山相は、前線で上手く基点になってボールをダイレクトでサイドへと展開させるなど前線でリズムを作ると、最後は逆転ゴールを奪った。
G大阪の遠藤保が投入されて流れが悪くなった中盤を立て直す為に、G大阪は守備の悪さを攻撃で改善させたのに対して、攻撃のリズムの悪さを橋本拳を投入して、守備のバランスを良くした。
更に、走り合いになっていた試合を真っ向から受けて立つための羽生直の投入など、若い選手、ベテラン選手、全てが、試合に対して何を出すのかを明確に出し切ってのプレーを見せた。
最終的に勝てなかったものの、この試合のF東京の出来は、間違いなくG大阪に遜色ないというよりも、おそらく総じて観た場合は、G大阪を上回っていたのではないかと思える、それだけ、若手もベテランのバランス、そして、攻守のバランス、左右のバランスが良かった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。