2016年09月28日 [08:40]   川崎フロンターレ | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第30節 川崎F vs 横浜M

J1も残り5試合となる第30節。
ここにきて若干足踏みをしていて、5試合を2勝3敗、首位にいるものの、2位浦和と勝点差が2と詰められている川崎F。
現在2連勝中で、ここ5試合を2勝2分1敗として、8位につける横浜M。
先に試合の浦和が勝利をしているため、敗れれば首位陥落となるだけに川崎Fにとって負けられない試合。

Jリーグ2016 Division1 第30節
等々力陸上競技場/25,017人
川崎F 3-2 横浜M
(川崎F) 狩野健太(14分)、三好康児(84分)、小林悠(100分)
(横浜M) 中町公祐(96+分)、伊藤翔(98+分)
ホーム川崎Fのスタメンは、30 新井章太、6 田坂祐介、23 エドゥアルド、5 谷口彰悟、18 エウシーニョ、14 中村憲剛、10 大島僚太、20 車屋紳太郎、26 三好康児、11 小林悠、25 狩野健太の3-4-3。
アウェー横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、24 金井貢史、2 パク・ジョンス、7 兵藤慎剛、8 中町公祐、20 マルティノス、16 伊藤翔、11 齋藤学の4-1-2-3。

川崎Fが競り勝つ
立ち上がりから、どちらの守備も良くて、なかなか突破を仕切れなかったが、14分、川崎Fが右サイドで基点を作って、小林悠のクロスにゴール前で上手く体をDFの前に入れて狩野健がヘディングでゴールを決めて、川崎Fが先制。
川崎Fがゲームを支配し、横浜Mはボールを持っても、なかなか前線に繋がらず、齋藤学が個人技で仕掛ける場面もあるが、しかし、他の選手が合わせきれずシュートまで行くことが出来ない。
横浜Mはシュートまでいけないまま前半が終わると、後半は、横浜Mが仕掛けて、立ち上がり早々、横浜Mは左サイドでFKを得ると、ゴール前でGKの新井章と谷口彰が交錯、一旦試合は中断して治療してプレーは続行したものの、69分、プレー続行不可能と言う事で、急遽、GKが高木駿と交代する。
何となくこのまま終わるのかとも思われた84分、田坂祐からのスルーパスにDFのど真ん中をスピードで抜け出した三好康が冷静にGKの動きを見極めてゴール、川崎Fが勝敗を決める2点目を奪う。
ただ、新井章の治療の時間もあって、アディショナルタイムは9分、すると、アディショナルタイムの6分、右サイドから仕掛けてあげたクロスに伊藤翔がヘディングシュート、これはGKが好セーブを見せるが、バーに当たって跳ね返った所を中町公が押し込んでゴール、横浜Mが1点を返すと、川崎Fがパスミス、それを拾った齋藤学がドリブルで仕掛けて、GKもかわすが、大きくゴールから外れる事になったが、何とかマイナス方向にボールを戻すと、伊藤翔がゴールに蹴り込み、アディショナルタイムで横浜Mが同点に追いつく。
しかし、終了間際のラストプレーで、川崎Fは右CKから、一旦逆サイドまで流れたボールを、田坂祐が拾うと、素早くゴール前に入れ直し、これをDFに競り勝って小林悠がヘディングシュートを決めて、川崎Fが勝ち越し、そして、試合終了、川崎Fが競り勝つ。

アディショナルタイムの攻防
確かに川崎Fの勝利と言うのは、予想通りと言うか、試合の内容からしたら順当だったように思える。
それだけ、90分間の試合の内容は川崎Fが圧倒していた。
そもそも、横浜Mは前半はシュートを打つ事すら出来ず、後半に攻勢を仕掛けるようになって惜しいシーンはあったものの、川崎Fが試合の主導権を握ったままであり、追加点がなかなか入らなかったのだが、それも、終盤に入って2点差となった事で、試合は決まったと思った。
しかし、後半開始直後の新井章の治療によって、9分と言う長いアディショナルタイムが、劇的な試合を演出した。
普通に良く見るアディショナルタイムの3分や4分の場合、川崎Fのペースであった事は変わりなかったのだが、6分、中町公のゴール、そして、8分には、この試合、ただ一人川崎Fの守備にプレッシャーを与えていた齋藤学のドリブルから、伊藤翔がゴールを決めた。
長いアディショナルタイムで横浜Mが追いついたのだが、この試合のアディショナルタイムの物語はそれで終わらず、右CKを得た川崎Fが、その流れから小林悠がゴール、追いすがる横浜Mを川崎Fが競り勝った。
何と言うか、90分と言う長い前座と10分の本番と言う試合になったように思える。

横浜Mが届かず
アディショナルタイムに見事なゴールで追いついて、盛り上げたものの、最終的に敗れる結果になった。
ただ、確かに試合としては、そのアディショナルタイムの攻防だけで面白かった。
しかし、この試合に関して言えば、内容として、大きく劣っていた。
唯一というべきか、齋藤学だけが、前半から個人技で仕掛けて、彼だけが川崎Fに脅威を与えていたのだが、そこに他の選手が合わなくて、また、齋藤学自身も他の選手を活かすことが出来ず、チグハグな結果、ゴールを奪うどころかチャンスを作り出す事すら出来なかった。
はっきり言って、内容的にも圧倒的に負けていた。
アディショナルタイムのゴールで盛り上げたとしても、横浜Mの内容はお粗末なものだった。
相手が川崎Fだったとしても、大久保嘉を中心に川崎Fの主力は出場できていない中で、確かに、横浜Mも中村俊がいなかったとはいえ、もっと、形を作っていけないと、まともにサッカーの試合になっていなかったと言えるだろう。

詰めの甘さ
何と言うか、守備は決して、この試合良くなかったが、横浜Mの拙攻に助けられていて、結果として、中盤で圧倒出来た事もあって、試合は完全に川崎Fが制していた。
追加点がなかなか取れなかったとしても、内容で圧倒した事もあって、順当に勝てると思える試合であった。
しかし、その圧倒的優勢な試合内容が、油断となったのか、アディショナルタイム、それも、ピンチは、そこまで多くなかったのだが、そこで、2点を奪われた。
確かに2得点とも、横浜Mが泥臭く、粘り強くてゴールを許してしまった事は、決して川崎Fの問題だったとは言えないだろう。
それでも、圧倒的に優勢な試合の中で、何とかギリギリの試合となってしまった事、最終的に勝てたのでよしとする事も出来るかもしれないが、優勝争いをしていて、ほぼ優勝を掌中にしながらも、未だにタイトルを一つも取れない無冠になっているのは、この詰めの甘さ、勝てる試合をそのまま勝ち切る事が出来るかどうか、これはたった一試合の話ではあったが、しかし、この終盤にきて、苦戦をしている状況、優勝を目の前にして、浦和に一気に詰め寄られているという事態を考えても、こういう詰めの甘さが川崎Fの弱点となっているのだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。