2016年10月04日 [08:54]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第31節 名古屋 vs 福岡

J1も残り4試合となった第31節。
ここ5試合を2勝1分2敗として、降格圏脱出と言う目標に向けて、15位新潟と勝点差1の16位名古屋。
現在最下位で、今節の結果次第で降格が決まってしまう福岡。
どちらも残留に向けて絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2016 Division1 第31節
パロマ瑞穂スタジアム/14,088人
名古屋 5-0 福岡
(名古屋) ハ・デソン(18分)、永井謙佑(36分、47分、55分)、酒井隆介(86分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢﨑正剛、13 磯村亮太、2 竹内彬、4 田中マルクス闘莉王、6 古林将太、15 イ・スンヒ、8 ハ・デソン、7 田口泰士、10 小川佳純、9 シモビッチ、11 永井謙佑の4-1-2-3。
アウェー福岡のスタメンは、23 イ・ボムヨン、24 駒野友一、5 實藤友紀、20 キム・ヒョヌン、18 亀川諒史、21 冨安健洋、6 ダニルソン、10 城後寿、4 三門雄大、7 金森健志、17 ウェリントンの4-2-3-1。

名古屋大勝
立ち上がり早々、福岡が放り込んだボールに闘莉王と竹内彬がお見合いをして、福岡が決定機を作るが、ここは、闘莉王が一歩早く反応してクリア、その後も、どちらかと言うと福岡の方が良い形で入っていて押し込んでいくが、18分、ハ・デソンが良い形で前を向くと、そのままドリブルで持ち上がり、DFのプレスが遅れた所でミドルシュートを決め、どちらかと言うと劣勢の名古屋が先制。
先制を許した福岡が、ボールを支配しているが、しかし、なかなか名古屋の守備を崩せないと、36分、再び名古屋はカウンターから永井謙がDFに体を当てながら縦パスを受けて抜け出すと、そのまま、シュートまで決めて、名古屋が使店を奪う。
2点目を取って勢いに乗る名古屋が更に何度となく福岡ゴールを脅かすが、3点目は奪えず、しかし、福岡の攻撃も、前半のアディショナルタイムの金森健の決定的なヘディングシュートも、GKの楢崎正の好セーブに阻まれる。
後半立ち上がり早々、名古屋は、中盤左サイドでボールを受けた永井謙が、そのままドリブルで突破をすると、最後は強烈なミドルシュートを叩き込み、47分、名古屋が3点目を奪う。
55分には、今度は右サイドから磯村亮がPA内へとドリブルで仕掛けていって、左足シュート、しかし、これはバー直撃となるも、こぼれ球を永井謙が押し込み、名古屋は4点目、永井謙はハットトリックを達成。
4点差を許した福岡も、何とか1点を返そうと攻め込むが、楢崎正の好セーブの前にゴールを奪えず、逆に、得失点差を考えて攻撃の手を緩めない名古屋が、86分、左CKからニアサイドに斜めに飛び込んだ酒井隆が自らの斜め後ろに叩き付けるようなヘディングシュートを決めて、名古屋が5点目を奪う。
その後も、名古屋は6点目を狙うが、結局、そのまま試合終了、5-0で名古屋が大勝。

終ってみれば大きな差
立ち上がり良い形で入れたのは、福岡だった。
ボールを奪って早く前線に送り、ウェリントンで競らせる事で、優勢に試合を進めることが出来ていた。
しかし、この試合の名古屋の守備陣は決して良かったとは言えず、と言うか、ウェリントンが強かった事で、名古屋の守備陣はウェリントン一人にやられているような感じがあったが、しかし、福岡が得点を奪えないと、結果として、カウンターから名古屋が得点を重ねる形で、終わってみれば5点差で名古屋が勝つ事になった。
内容的には、決して福岡は名古屋に劣っているとは言えなかったかもしれない。
しかし、これまで点を取れていた攻撃陣は沈黙、そして、失点が多い守備陣はこの試合、5失点。
この守備面での差が、大きな結果の差に繋がったのかもしれない。
同じ残留を目指す両チームの戦いだったが、ここ数試合の勢いの差、その差が、内容以上に結果に繋がったのかもしれない。

得点パターンはあるが
名古屋相手に、福岡は間違いなく互角以上にやれていた。
何度となく決定機を作っていて、特に後半には惜しいシーンが何度もあったが、楢崎正の好セーブに阻まれてしまった。
ただ、福岡はウェリントンが相手が闘莉王であっても競り勝てる位、前線で存在感を発揮して決定機を作り出していたものの、前半は、結局、そのウェリントンを孤立させてしまっていて、折角、競り勝っても次に繋がらなかった。
個人的な感想として、正直、ウェリントンと言うFWの存在は、福岡にとって勿体無い位、上位のクラブに入ってもスタメンに名を連ねるだろうし、そうなった時には、得点王争いに絡んでもおかしくない、それだけ、強さがある選手である。
だからこそ、そこに頼りたくなる福岡の意図も分かるが、しかし、彼のみで、どうにかできる程、流石にJリーグのDFは甘くはない。
彼の強さを活かして、味方がどう動いて点を取りに行くのか、あれだけ前線で競り勝ちながらシュートがほとんどなかった前半のサッカー、良い流れだったように思えたのだが、それだからこそ、点を取る為に、考える必要があるだろう。

楢崎正剛
この試合のMOMを考えた時に、ハットトリックの永井謙と言うのも良いだろう。
しかし、大勝できた要因は、私には楢崎正のおかげに思える。いやそれどころか、勝利そのものが楢崎正のおかげだったように思えた。
決定的なシーンを好セーブで止めた数だけで、おそらく同点にされていてもおかしくなかった。
年を取った事で、代表を引退したし、正直言えば、以前よりも安定感を欠いているようにも思える。
それでも、彼の様な経験があり、その上で、能力の高いGKが一番後ろに控えている事は、味方にとっては安心に繋がり、相手にとっては、徐々に、どう攻めるべきかと言う悩みに繋がる。
この試合、闘莉王が戻ってきてからの中で、正直出来が悪く、競り負けるだけでなく、ふらふらとポジションが悪かった。
それを助けたのが楢崎正の好セーブであった。
残留をしていくためには、点を取れるという事と同時に、やはり、守りが重要であり、その為に一番後ろに控える楢崎正の存在意義は残り3試合非常に大きいものになるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。