2016年10月07日 [08:22]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

WC2018アジア最終予選 日本 vs イラク

ロシアWCに向けてのアジア最終予選。
初戦のホームでのUAE戦に逆転負けスタートとなった日本は、2戦目で、アウェータイ戦で勝利して、何とか1勝1敗の勝点3で3位につける日本。
対するイラクは、オーストラリアとサウジアラビアを相手にした事で2連敗スタートとなった。
お互いに負けられない試合であり、日本にとってはホームと言う事もあり、絶対に勝たないといけない試合。
因みに、UAEにリベンジしてくれたU-16日本代表がU-16イラク代表に敗れた事を考えて、今度は日本がイラクにリベンジしたい所。

FIFA WORLD CUP - Final Qualification Round
[9]グループB 日本 埼玉スタジアム2002/57,768人
日本 2-1 イラク
(JPN) 原口元気(26分)、山口蛍(95+分)
(IRQ) SAAD ABDULAMEER(60分)
日本のスタメンは、12 西川周作、19 酒井宏樹、22 吉田麻也、6 森重真人、21 酒井高徳、17 長谷部誠、7 柏木陽介、4 本田圭佑、13 清武弘嗣、8 原口元気、9 岡崎慎司の4-2-3-1。
WC2018アジア最終予選 日本 vs イラク
イラクのスタメンは、20 MOHAMMED HAMEED、23 WALEED SALIM AL-LAMI、14 SUAD NATIQ NAJI、2 AHMED IBRAHIM、15 DHURGHAM ISMAEL、21 SAAD ABDULAMEER、11 AMJED ATTWAN KADHIM、9 AHMED YASEEN GHENI、10 ALAA ABDULZEHRA、6 ALI ADNAN KADHIM、8 MOHANAD ABDULRAHEEM KARRARの4-2-3-1。

前半
イラクのキックオフで試合開始。
立ち上がり、イラクが積極的に仕掛けてきて、CKなどイラクが攻め込んでくる。
ただ、西川周を中心にした日本の守備が跳ね返すと、徐々に日本もチャンスを作り、清武弘の突破や、右サイドの酒井宏のヘディングでの折り返しでのチャンスなどを作り出す。
どちらも仕掛けてゴールを狙うが、最後の部分で守備陣の頑張りと攻撃側の精度を欠いている事もあってゴールを奪えなかったのだが、26分、右サイドへと展開すると、本田圭から、その本田圭へとパスを出した清武弘が一気に追い抜いた事で、そこにパスを出すと、清武弘が中にパス、これをGKの目の前に飛び込んだ原口元がヒールでゴールに流し込んで、日本が先制。
更に、日本は、本田圭と清武弘のワンツーからシュートまで行くが、しかし、このシュートはGKの正面。ただ、このプレーでクリアしようと足を上げたイラクの選手のキックを胸に受けて、清武弘は担架で一旦外に出される。
清武弘は問題はなく、ピッチに戻るが、試合の流れは、五分の展開のまま変わらず。
日本が、ボールを支配しだして、優勢に試合を進めるものの、イラクもカウンターから決定機を作り、アディショナルタイムには、右サイドからの早い攻めからのクロスで後ろを取られて10番に決定的なボレーシュートを放たれるも、ここは、GKの正面で西川周が止める。
結局、日本が1点リードで前半を折り返す。

互角の展開
負けられないイラクも、立ち上がりから積極的に仕掛けてきていて、日本は意表をつかれた訳でもないだろうが、序盤は後手に回る展開になってしまったが、徐々に前線で、特に清武弘がボールをおさめるようになると、日本がポゼッションで上回りだして、日本のリズムを出てきた。
その中で、日本は良い形で先制する事が出来たのは大きかった。
何よりも、香川真に代わってトップ下に入った清武弘が、日本の攻撃を牽引して、広く動いてボールを引き出しながら、自分の動きで作ったスペースに味方を入らせてパスを出すなど、非常に前線を活性化させている。
但し、イラクの攻撃も、奪ってから早くパスを繋いで攻めてきて、決定機の数の差で言えば、ほぼ同じで差はない。
それだけ、早い攻めで日本は裏を取られそうになる場面が何度もあり、そこは、もう少し前からのプレッシングで遅らせるなどが必要だろう。
何よりも、ここ2試合、攻撃陣の点が入らないという点が取りざたされているが、それ以上に、守備陣の不安定さ、特にCHとCBのコンビが機能していないのが問題であり、この試合も、早い攻めに、CHの守備が対応できていない。
前でプレッシングを仕掛けておくのか、CBとCHで挟み込むのか、どう守るのかの部分で曖昧で、それが、この試合だけでなく、現状の日本の最大の問題になっている。
そこは、早めに手を入れておく必要があり、ほっておくと、致命傷になる。それは、この試合も後半に逆転を許すような決定的な問題になりえるだけに、もう少し考えないといけないだろう。
特に、1点リードをして折り返したのですから、それをきっちりと守って、逆に、攻めてくるイラク相手にカウンターを狙ってやる、それでチャンスがあれば追加点を奪う位の戦い方をして欲しいものだ。

後半
両チームとも前半から選手は変わらず、日本のキックオフで後半開始。
日本が立ち上がり優勢に試合を進めると、イラクは、53分、11番AMJED ATTWAN KADHIMに代えて19番MAHDI KAMIL SHILTAGHを投入する。
イラクが徐々に押し返してくると、60分、イラクは左サイドの浅い位置でFKのチャンスをえると、9番YASEEN GHENIがゴール前に放り込んだボールに、21番ABDULAMEERが競り勝つようにヘディングシュートを決めて、イラクに同点に追いつかれる。
同点を許した日本は、より攻勢を仕掛けて、67分、日本は、柏木陽に代えて山口蛍を投入。
日本は、69分、左サイドから原口元がドリブルで仕掛けて良い位置でFKのチャンスを得ると、清武弘がファーサイドの上隅を狙ったシュートは僅かに枠を外す。
ここで、イラクが、8番MOHANAD ABDULRAHEEM KARRARに代えて7番JASIM MOHAMMEDを投入する。
日本は75分、岡崎慎に代えて浅野拓を投入する。
日本が攻勢を仕掛けて、イラクゴールに迫っていくが、後一歩ゴールを奪う事が出来ず、決定的なシーンでもシュートが枠に行かない。
日本は、81分、本田圭に代えて小林悠を投入する。
イラクは、若干時間をかけて引き分けを狙うのか、83分に、9番AHMED YASEEN GHENIに代えて22番BASHAR RESAN BONYANにゆっくりと交代する。
イラクはGKが座り込むなど、引き分け狙いで、試合を終わらせようとしてきている。
終了間際にも、ゴール前で浅野拓がトラップからシュートチャンスと言う決定的なシーンを作り、更に、アディショナルタイムに入った所でも、決定機を作るなど、日本が攻め続けていく。
イラクが時間をかけた結果、6分となっているアディショナルタイムの5分、日本は吉田麻が左サイドで後ろから倒されて得たFKで、清武弘がフワッと入れたボールをニアサイドで競って、こぼれたボールを山口蛍が低く抑えて、隙間をぬうようにダイレクトでミドルシュートを決めて、日本が勝ち越しゴールを奪う。
1点を追うイラクが、ここから猛攻を仕掛けてくるが、日本も真っ向から当り、結局、そのまま試合終了、日本が何とか2勝目をあげる。

苦しい試合
序盤から、飛ばしてきたからイラクは最後まで足がもたず、途中で足が止まって、完全に後半の途中から日本がペースを握って、優勢に試合を進めた。
しかし、なかなか決められず、イラクはそれこそ、時間を稼いで引き分けを狙いに来た中で、日本にも焦りが出るかと思われたが、この辺は、流石の経験値と言うべきか、WCでの経験や海外経験のある選手が多い事もあって、冷静に試合を進めていった。
結果として、相手がコロコロこけて、時間をかけようとした結果、アディショナルタイムが6分と言う事になって、そのアディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪い取る事が出来た。
一つには、イラクの足が止まった事もあるが、日本は山口蛍が入る事で、中盤での守備が安定して、相手のカウンターに対処できるようになった事で、試合の流れを掴むことが出来た。
こういう攻撃に行きたい所で、守備を安定させる事の重要性、結果として、日本にとって、重要なのは点を取ることだが、その点を取る為に、守備を安定させる事、キャプテンである長谷部誠の存在の有無が、チームの心理的な安定感を左右する事が、これまでの試合で出てしまっていたので、なかなか外し辛いのだろうが、CHのコンビをどうするのか、それが、今の日本にとって一番の課題なのかもしれない。

個人的な個人評
12 西川周作 6.0 ビックセーブとまでは言わないが、安定したセーブを見せていた。
19 酒井宏樹 5.5 攻撃参加もあったが、サイドでの攻防では互角となっていた。
22 吉田麻也 5.5 ギリギリの部分で良く集中していた。
6 森重真人 5.5 無難に守り切ったという所。
21 酒井高徳 5.5 何度か良い仕掛けがあったが、前を蓋されていて持ち味は出し切れなかった。
17 長谷部誠 4.5 何とかバランスを取ろうという意図は見えたが、中途半端なポジションになっていた。
7 柏木陽介 4.5 中途半端なポジションとプレーに終始して、ミスからピンチを招く場面もあった。
16 山口蛍 6.5 途中交代でチームを安定させて、更に値千金の決勝ゴールと活躍を見せた。
4 本田圭佑 5.0 交代直前に決定的なヘディングシュートがあったが、それ以外ではミスが目立ってブレーキになっていた。
14 小林悠 5.0 上手く試合に入り切れなかった。
13 清武弘嗣 7.0 本日のMOM。ボールをおさめて仕掛け、更にセットプレーでの精度も高く攻撃を牽引。
8 原口元気 7.0 もう一人のMOM。前半は少し引っかかる場面もあったが、しり上がりに調子を上げた。
9 岡崎慎司 5.5 裏を狙ったプレーを見せたが、なかなかボールが入ってこなかった。
18 浅野拓磨 5.5 裏を狙って行ったが、なかなかスペースが無かった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。