2016年10月15日 [08:32]   FIFA U-20ワールドカップ | スポーツ | U-20/韓国2017 

AFC U-19選手権2016 日本 vs イエメン

来年のU-17WC出場をかけて戦ったU-16のアジア選手権で日本は無事、ベスト4に進んで、出場を決めた。
そして、今度は来年のU-20WC出場に向けて、U-19アジア選手権が始まった。
ここ4大会、常にベスト8で敗退して出場を逃し続けているU-20WC。
今回の世代は、2020年の東京五輪の中心となる世代であるが、U-17WCの出場を逃しており、何が何でもU-20WC出場をしないといけない、その大事な初戦の相手は、イエメン。

AFC U-19選手権バーレーン2016 グループC
[13]第1節 バーレーン・ナショナル・スタジアム/500人
日本 3-0 イエメン
(JPN) 小川航基(47分)、岩崎悠人(79分)、原輝綺(88分)
日本のスタメンは、1 小島亨介、16 岩田智輝、5 冨安健洋、3 中山雄太、19 舩木翔、7 神谷優太、10 坂井大将、15 堂安律、8 三好康児、13 岸本武流、9 小川航基の4-2-2-2。
AFC U-19選手権2016 日本 vs イエメン
イエメンのスタメンは、23 SALEM AL-HARSH、6 RAMI AL-WASMANI、3 MAYLAD AL-OMAISI、4 MUGAHED FAREA、5 ESAM MAHDI、8 ABDULHAKIM AHMED、15 MOHAMMED SALEM、17 NASSER AL-GAHWASHI、19 AHMED GAWBAH、10 AHMED AL-SARORI、18 ALI HAFEEDHの4-2-2-2。

前半
イエメンのキックオフで試合開始。
立ち上がり主導権を握ったのはイエメンで、ボールを奪うと一気に前に蹴ってきて、日本の裏を狙い、セットプレーを奪われるが、何とか中央で跳ね返す。日本の攻撃は、中盤で繋ごうとするものの、イエメンの守備が下がってブロックを作っており、バイタルになかなか入っていけない。
しかし、徐々に日本もボールを繋いで攻め込めるようになると、チャンスを作れるようになる。
イエメンが攻撃に転じれなくなるものの、日本の攻撃も、イエメンの守備の前に攻めあぐねるような展開になっていて、やや膠着したような試合の中で、前半終了。

攻めあぐねた前半
立ち上がり日本よりもイエメンの方が良い形で入って、日本は少し守備が遅れて相手にセットプレーのチャンスを与える事になるが、しかし、時間経過とともに日本がボールをもって押し返していくことが出来るようになった。
ただ、ボールを繋いでいても、イエメンがゴール前をがっちりと固めることで、なかなかゴール前に入っていくことが出来ず、シュートまで行くことも出来なかった。
守備面は、CBの冨安健と中山雄が良く集中して守っていて、最終ラインは両SBの裏を狙われたりしているものの破綻することなく安定した守りを見せており、また、イエメンが下がる事で、そこからのビルドアップで、中盤まではボールを運ぶことが出来ている。
ただ、中盤からボールを追ってはいるが奪えていないのか奪いに行っていないのか、プレスが甘くて、CBの力で助けられている部分がある。
また、攻撃に関しては、なかなか2トップが前線で良い形でボールを受けることが出来ず、堂安律と三好康までボールが運ばれた後に、どう攻め込んでいくのか、その部分でのアイデアが必要になってくる事で、後半には何らかの攻撃パターンの指示や、交代選手でリズムを変えるなどが考えられる。
但し、個人的には、やはり、選手自身が考えて、もう少しアイデアを出して欲しかった。

後半
両チームとも交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半開始早々、日本は、右サイドの堂安律の仕掛けからFKのチャンスを得ると、神谷優がゴール前に放り込んだボールに、上手くニアサイドで小川航がヘディングで合わせてゴール、47分、日本が先制する。
先制した日本が先に動き、60分、岸本武に代えて、20番の岩崎悠人を投入する。
日本が優勢に試合を進めていく中で、イエメンも68分19番AHMED GAWBAHに代えて21番MOHAMMED AL-NAGGARを投入する。
79分、日本が猛攻を仕掛けて、イエメンゴールに迫っていく中で、堂安律が左サイドに流れてきてボールを受けてから左足シュート、これはポスト直撃だったが、こぼれた所で岩崎悠が体ごと飛び込み、最後に押し込んで、日本が追加点を奪う。
ここで、イエメンが15番MOHAMMED SALEMに代えて7番ALI AL-HERWIを投入する。
日本も、80分、神谷優に代えて21番原輝綺を投入する。
更に、85分、日本は最後の交代で、三好康に代えて18番遠藤渓太を投入する。
88分には、高い位置で原がボールを奪うと、小川航にパス、小川航がドリブルでマークをかわしてから中に折り返すと、それを原がゴールに蹴り込み、日本が3点目を奪う。
結局日本が3-0で勝利。

交代が効いた
前半から、ある意味唯一仕掛けで機能していた堂安律が、後半は更に躍動して、開始早々の仕掛けでFKのチャンスを作って、先制点のお膳立てをした形になった。
その後も、堂安律が仕掛ける事で、日本の攻撃はチャンスを作り、下がって守るイエメンの守備を翻弄させる事が出来た。
とはいえ、堂安律のアイデア頼りというか、チーム全体のアイデアや連動性ではなく、堂安律のアイデアのみの攻撃になってしまっているのは気になる所で、その結果、ポジションチェンジなんかもほとんどなく、堂安律が逆サイドに流れてくる場面もあったが、それだけで、その出来たスペースを活かすというようなプレーも少なかった。
また、守備面でもどうにも軽い守備が多くて、ボールを奪えなくて、イエメンのミスからボールをもらうという事が多かった。
この辺は、岩崎悠が入って、前線で広く動くことで、相手DFを混乱させると同時に、前線からのプレスを仕掛けて、イエメンのカウンターを封じた。
更に、原が入ってボールを奪い取れるようになって、試合は完全に日本が制する事が出来た。
実際に、前線から動くことで岩崎悠が泥臭い形ではあるがゴール、原の方もボールを奪ってから自らゴール前に入ってゴールと、自らの結果を出せた。
とはいえ、日本はCBの二人、そして、堂安律と途中交代の岩崎悠、原の3人の攻撃陣、その5人が目立って、そこで勝利を引き寄せたものの、それだけに、他の選手の動きの悪さというか、プレーの軽さが気になってしまった。
勝ったから良かったものの、チームとしては機能していたとは言い切れない試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。