2016年10月17日 [09:07]   Jリーグ | スポーツ | YLC/2016 

YLC/2016 決勝 G大阪 vs 浦和

今年から名前の変わったカップ戦。
新しくYBCルヴァンカップとなった、今年のJリーグカップの最初の栄冠を争うのは、東の浦和と西のG大阪という近年のJリーグを代表する両チームと言う見事な組み合わせとなった。
先日のJリーグでの対戦では浦和が快勝したが、ルヴァンカップを制するのはどちらか?

2016JリーグYBCルヴァンカップ 決勝
埼玉スタジアム2002/51,248人
G大阪 1 ( 4 PK 5 ) 1 浦和
(G大阪) アデミウソン(17分)
(浦和) 李忠成(76分)
G大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、6 金正也、4 藤春廣輝、21 井手口陽介、15 今野泰幸、19 大森晃太郎、7 遠藤保仁、11 倉田秋、9 アデミウソンの4-2-3-1。
浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、6 遠藤航、5 槙野智章、24 関根貴大、10 柏木陽介、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、9 武藤雄樹、13 高木俊幸、30 興梠慎三の3-4-2-1。

互角の戦い
立ち上がりは浦和が優勢に試合を進めてきていたが、女官経過とともに、15分には、遠藤保からのスルーパスに、アデミウソンが技ありのプレーでDFをかわして中に入り、シュートまで行くが、しかし、浦和のDFが体を張って守る。
そして、17分、中盤でルーズボールの競り合いを制したアデミウソンがそこから一気にドリブルで上手くDFの前に体を入れることで、ブロックしながらの突破から、GKの動きを見極めて冷静にゴールに流し込み、G大阪が先制。
浦和の方がボールを持てるのだが、G大阪は中盤からのプレスが効いて、浦和に思い通りの攻撃をさせず、G大阪の方が優勢に試合を進める。
しかし、後半に入って一転、G大阪の守備に対して浦和が高い位置から勝負を仕掛けて奪い返しての決定機を作り出していくが、G大阪も体を張って守る。
浦和が優勢に試合を進めるようになってきた中で、76分、右CKを獲得した所で投入された、李が、その右CKから放り込まれたボールに中央で合わせてゴール、浦和が同点に追いつく。
その後、両チーム一歩も譲らず、終了間際にG大阪はFKのチャンスはあったが、ゴールを奪う事は出来ず、勝敗は延長へ。

延長
延長に入ると、お互いに仕掛ける場面が増えて、どちらにも決定機が生まれるが、しかし、DFの集中力も切れず、ゴールを奪えず、時間経過とともに、中盤を飛ばすような、早い展開になっていく。
延長の後半には、呉屋大のシュートを、西川周が何とか触ってポストに当て、ギリギリで浦和がゴールから掻き出すようなシーンもあるなど、ゴールの可能性があり、どちらが勝ってもおかしくない中で、しかし、点が奪えず、試合終了、優勝の行方はPK戦へ。

PK戦
藤本淳吾(G大阪) ○ 右下隅に決める。
阿部勇樹(浦和) ○ 左下隅に決める。
今野泰幸(G大阪) ○ ど真ん中に決める。
ズラタン(浦和) ○ 左下隅にに決める。
丹羽大輝(G大阪) ○ 僅かにタイミングを外して左に決める。
興梠慎三(浦和) ○ 右下隅に決める。
呉屋大翔(G大阪) × 正面を狙ったシュートは西川周が読んで右足で止める。
李忠成(浦和) ○ 思い切り右に決める。
遠藤保仁(G大阪) ○ 右隅に決める。
遠藤航(浦和) ○ 右隅に決める。
PK戦を5-4で浦和が制して、浦和が優勝。

互角の戦い
本当に面白い試合だった。
浦和はボールを持っているが、それはG大阪がボールを持たせている部分があって、中盤からのプレスでボールを奪うとカウンターを仕掛けるなど、試合の流れはG大阪が握っていて、アデミウソンの個人技の部分が大きいが、先制をしたG大阪が、完全に前半を制していた。
それに対して、後半は、G大阪のプレスをかわすようにボール回しを早くしたのと、ズラタンを入れることで、若干中盤を飛ばすようにしていく事で、浦和が優勢に試合を進めだすと、選手交代をした直後の選手である李がヘディングシュートを決めて同点に追いつくなど、後半の内容は、完全に浦和が制していた。
そして、延長に進んだ試合は、どちらが優勢と言うよりも、どちらも決定的なシーンを作りながらも、ゴールを外したり、チャンスを作られたら、DFやGKが好セーブを見せるなど、試合内容に関しては完全に互角、それはPK戦まで同じく進み、本当に最後の最後の瞬間までどちらが勝ってもおかしくない、PK戦にしても、GKとの読み合いやシュートにしても、正面に蹴る以外で、サイドを狙う時はギリギリを狙っているし、偶々呉屋大のシュートは西川周が我慢して止める事が出来たが、本当に、ここもどちらがというのは無い。
ここ数年のJリーグを支えてきた東西王者と言うか、まさに、日本において唯一のナショナルダービーと言うべき、両チームの対決で、新しく幕を開けることになったJリーグカップ、ルヴァンカップの第一回大会に相応しい戦いであり、内容の試合だった。

初タイトル
ペトロヴィッチ監督が率いるようになって、浦和は常にタイトル争いに絡むようになった。
しかし、力はありながら、何故か勝てない。
どこか勝負弱いと言うべきか、何かが噛み合わないのか、タイトルから見放されていた。
その中で、G大阪と言う、ライバルとの対決となったこの試合は、面白い試合の内容であり、そして、PK戦でとはいえ、見事な試合に相応しい勝利だったのかもしれない。
この初タイトルで、浦和が一気に覚醒してくるかもしれませんね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。