2016年10月21日 [09:09]   FIFA U-20ワールドカップ | スポーツ | U-20/韓国2017 

AFC U-19選手権2016 カタール vs 日本

ここまで1勝1分の勝点4の日本は、GS突破に向けて、同じく勝点4のカタールとの対決。
現在、グループCの首位に位置するものの、直接対決の成績が順位に影響するために、日本は、このカタール相手に2点以上取らないと引き分けの時に敗退が決まる可能性がある。
難しく考えるよりも、まずはきっちりと勝ちに行くべきだろう。

AFC U-19選手権バーレーン2016 グループC
[17]第3節 バーレーン・ナショナル・スタジアム/120人
カタール 0-3 日本
(JPN) 岩崎悠人(14分)、三好康児(45分)、冨安健洋(62分)
カタールのスタメンは、1 MOHAMMED AHMED ALBAKARI、6 KHALID MUBARAK A A AL-NAIMI、5 BASSAM ALRAWI、16 HASSAN AL-ALI、12 KHALIFA SAAD KH S KHALAF、4 TAREK SALMAN、8 ABDULLAH ABDULSALAM、17 AHMED ALBAKHEET、11 ABDELRAHMAN MOUSTAFA、23 NASSER ABDULSALAM A ALAHRAK、19 HASSAN AHMAD PALANGの3-4-2-1。
AFC U-19選手権2016 カタール vs 日本
日本のスタメンは、1 小島亨介、2 藤谷壮、5 冨安健洋、3 中山雄太、19 舩木翔、17 市丸瑞希、10 坂井大将、15 堂安律、8 三好康児、20 岩崎悠人、9 小川航基の4-2-2-2。

前半
カタールのキックオフで試合開始。
立ち上がり、良い形で日本が試合に入れて、高い位置からのプレッシングで、カタールにカウンターを出させず、ボールを奪い取ると、前線の動きもあって、押し込んでいく。
14分、自陣でボールを奪うと、一気に前線にフィード、DFラインの裏に落としたボールをDFが処理をミスって、そこに飛び込んだ小川航が競って、こぼれたところに走り込んだ岩崎悠が無人のゴールに蹴り込み、日本が先制。
その後も、日本は前線からの動きがあって、優勢に試合を進めると、29分、立て続けのCKのチャンスで、右CKから高く上げるようなボールを市丸瑞が入れると、中央で中山雄がフリーでヘディングシュートを決めて日本が追加点を奪う。しかし、何故かファールと言う判定でノーゴールとされる。
その後、日本が集中が切れてしまっていて一気にカタールが攻め込まれ11番MOUSTAFAにシュートまでされてしまうが、GK小島亨が止めて、こぼれ球を、中山雄が冷静にクリア。
しかし、日本はそのピンチ以降、すぐに立て直して、再び試合の主導権を握ると、45分には、同じく右CKからカタールのクリアが小さかった所で、三好康が強烈なミドルシュートを叩き込み、日本が追加点を奪う。
試合の流れを日本が握って、2点リードをしたまま前半終了。

良い入りの前半
この試合は立ち上がりから動きもあり、積極的なプレッシングなどもあり、非常に良い形で入れた。
前線の選手だけでなく、これまでの試合ではポジションが中途半端だった坂井大が、前に出てプレスを仕掛ける事で、カタールにカウンターを出させない。
そして、ボールを奪うと、三好康が広く動きながらボールを受けたり、小川航がボールを呼び込み、岩崎悠が裏を狙うなど、ボールの出し所も多く、これまでの足下だけという形から動いてボールを受ける事で、カタールの守備に取り所を絞らせないので、スムースにボールが回る。
優勢に日本が進める中で、不可解な判定で追加点を取り消されて、その隙をつくように、一気にカウンターからシュートまでと言う、この試合で最大のピンチになったものの、CBは冷静で対応できるという、これまでの日本の強みはそのまま残しており、そのピンチ以外は、日本も落ち着いた事で、終盤に今度こそ追加点を奪った。
内容的にも、完全にカタールの気持ちを折る事が出来るような追加点だったとも言えるだろう。
終始、日本がペースを握っていて、ポテンシャルを出せているという感じの、結果、内容ともに良い前半になった。
後半は、失点しない事と、負傷やカードが無いようにしておきたい所。

後半
カタールが23番NASSER ABDULSALAM A ALAHRAKに代えて20番KHALID MUNEER MAZEEDを投入してきて、日本は前半と変わらず、その日本のキックオフで後半開始。
後半は立ち上がりからカタールが仕掛けてきて、日本に対して前からのプレスでパス回しを封じてきて、押し込まれる展開になり、シュートこそ打たれてはいないものの、PA内にまで侵入を許すなどカタールペースの試合となる。
優勢に試合を進めるカタールが57分、17番AHMED ALBAKHEETに代えて7番ABDULRASHEED UMARUを投入してくる。
62分、劣勢になっていた日本だったが、良い位置でFKを得ると、ファーサイドに入れたボールに小川航がヘディングシュート、これはポスト直撃となるが、そのこぼれ球を冨安健が押し込んで、日本が追加点を奪う。
ここで、カタールは最後の交代で、12番KHALIFA SAAD KH S KHALAFに代えて9番SAYED ISSAを投入する。
日本は、65分、一気に2枚交代で、坂井大と堂安律に代えて、21番原輝綺と18番遠藤渓太を投入する。
日本がリズムを取り戻した中で、75分には、小川航に代えて13番岸本武流を投入する。
前半ほど完全に日本ペースではないが、前に出てくるカタールに対して冷静に対応して、ピンチらしいピンチは無く、そのまま試合終了、日本が快勝で、グループC1位通過を決める。

危なげない試合
後半立ち上がりからカタールが仕掛けてきたので、後半は、前半と比べると押し込まれる事も多い展開になったものの、しかし、ほぼシュートまでいかせないなど、PA内に入られる事もあって、少し怖い所もあったが、冷静に対応してきっちりと危なげなく勝ち切った。
この3試合で、特にCBの二人の安定感が際立っていて、この試合の前半の不可解な判定からのリスタートで、日本の集中力が切れていた瞬間、その数分だけの中で、ピンチとなったが、それ以外ではそれこそ危なげない試合展開となった。
だからこそ、正直言えば、冨安健のYCなど余分なカードをもらってしまったという印象はあった。
とはいえ、CBの二人はJリーグでの経験も含めて、冷静に、他の選手が集中を切らした場面でも集中して対応できる強みを活かして、見事に無失点で3試合を終える事も出来た。
GKの小島亨が少々安定感を欠いていただけに、CBの二人の安定感が際立っていたとも言えるだろう。
そして、この試合では、前線に動きが出来た事で、本来の日本が狙いとするサッカーが出来ていたとも言えるだろう。
後半に3点目を奪う事が出来た事で、本来なら、この試合はある程度スタメンを変えられる状況が理想だったとはいえ、ここまでの試合でフル出場していた堂安律と坂井大、更には小川航を交代させる事が出来たのは、次に繋がるかもしれない。
悪い流れのあった大会の入りではあったが、GS3試合目にして日本はリズムを掴み、良い形でベスト8に駒を進めた。
これで、日本にとっては本当に良い形で、ある意味の本番である、WC出場を決めるべきベスト8の試合を迎えることが出来ると言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。