2016年10月23日 [09:05]   アルビレックス新潟 | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第32節 新潟 vs 浦和

残り3節となるJ1第32節。
連敗から前節の勝利で脱出したものの、この試合敗れれば降格圏に落ちそうな14位新潟。
YLCも制し、現在4連勝中で、再び川崎Fをかわして首位に立った浦和。
新潟は残留のため、浦和は優勝の為に、絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2016 Division1 第32節
デンカビッグスワンスタジアム/29,692人
新潟 1-2 浦和
(新潟) ラファエル・シルバ(15分)
(浦和) 興梠慎三(7分、90分)
ホーム新潟のスタメンは、21 守田達弥、25 小泉慶、27 松原健、4 舞行龍ジェームズ、24 西村竜馬、7 コルテース、6 小林裕紀、8 レオ・シルバ、13 加藤大、18 成岡翔、10 ラファエル・シルバの5-3-2。
アウェー浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、6 遠藤航、5 槙野智章、24 関根貴大、16 青木拓矢、22 阿部勇樹、18 駒井善成、9 武藤雄樹、13 高木俊幸、30 興梠慎三の3-4-2-1。

浦和が競り勝つ
立ち上がり良い形で入ったのは新潟だったが、浦和の守備に潰されると、7分、ラインを上げようとしたところの裏をオフサイドギリギリで抜け出した興梠慎が、冷静にGKとの1対1を決めて、浦和が先制。
先制した後は、浦和がピッチを広く使って優勢に試合を進めだして、追加点を奪えるかと思える展開だったが、15分、浦和が中盤でのバックパスが弱かった所を狙ったラファエル・シルバが個人技で遠藤航をかわしてGKとの1対1を冷静に股下を抜いたシュートを決め、新潟が同点に追いつく。
その後は、どちらかと言うと、浦和ペースの試合ではあるが、奪ってから早い攻めを見せる新潟にも決定機があり、78分には、右サイドからのクロスを鈴木武がヘディングで合わせて浦和のゴールネットを揺らすが、しかし、これはオフサイドの判定。
終盤になるとどちらも決定的なシーンを作り、どちらかがゴールを奪うかと思われた90分、関根貴がドリブルで一気に仕掛けてPA内に入った所でDFの二人の間を右足アウトサイドで技有クロス、そこに飛び込んだ李がスルーして、裏の興梠慎が合わせてゴール、浦和が終了間際に勝ち越す。
その後、新潟も攻勢を仕掛けるもゴールを奪えず、浦和が競り勝つ。

油断大敵
この試合、お互いに自分たちのチャンスが同時にピンチになるという展開だった。
自分たちが攻めている時こそ、守備に隙が出来るというのは、現代サッカーにおいて、ボールの奪い方、ショートカウンターの重要性、そして、その早い攻めこそが、セットプレーと同様に得点の可能性が高い攻撃であるからこそ、各国、各チームがそういう攻撃を志向する。まさにそれを証明するような内容の試合だった。
お互いにチャンスはあって、攻め合うような展開ではあったが、しかし、ゴールを奪ったのは、新潟が優勢に攻めている時に浦和が先制し、浦和が攻撃に転じて優勢にしている時のミスから失点をし、そして、終了間際、まさに新潟が決定的なシュートを放ってゴールにならなかった所からの浦和のカウンターで勝ち越しゴールを奪い取った。
攻撃こそが最大の防御とも言うが、同時に攻撃こそ最大の隙になる、油断をしている訳ではないだろうが、油断大敵と言うべき試合だったと言えるだろうな。

決定機を作るも
残留を決めるためにも勝たないといけない試合という事で、浦和に得点を与えないようにしたいという新潟は、5バックと言う、まさに負けないサッカーを行った新潟。
徹底して、ゴール前を固めて、ボールを回す浦和の攻めを弾いて、そこから、逆襲でゴールを狙っていく事で、非常に良い形で新潟は試合に入る事が出来た。
優勢に試合を進めながらも、一瞬の隙を突かれる形で先制点を許してしまった。
この辺は、新潟にとって誤算と言うべきか、狙いとしては守って守って、一瞬の隙をついて自分たちが得点をと思っていたのだろうが、早い段階で逆に隙を突かれる形になってしまった。
それでも、すぐに浦和のミスがあったとはいえ、ラファエル・シルバのゴールを奪って同点に追いつくことが出来た。
その後、何度かチャンスがあったのだがゴールを奪う事が出来ない結果、浦和に対して勝ち切る事が出来ないどころか、最終的に敗北する事になった。
勝たないといけない試合でありながら、決め切れなかった事、それが結局のところ新潟の弱さなんだろうな。

興梠慎三
浦和は勝負弱いと言われ、ここ数年、優勝争いをしながらも、最終的に競り負けることが多かった。
終盤の勝てない浦和、逆転を許す浦和と言うのは、ここ数年の風物詩のようになっていた。
その中で、この試合も引き分け以下なら、再び川崎Fに首位を奪われる可能性がある試合であったが、その中で、早い段階で浦和が先制する事が出来た。
それは、一時期得点が奪えず、悩んでいた興梠慎。
最近は吹っ切れたのか得点を奪えるようになって、調子を上げており、それは同時にチームとしての好調にも繋がっていると言える。
実際に、良いタイミングで動いて、点を取れるような動き出しの良さもあったし、勝ち越しゴールのシーンなども冷静にタイミングを合わせてゴール前に入っていく。
興梠慎らしさが発揮されて、それが得点に繋がるようになった。
エースの調子を上げていった事で、浦和が快進撃、そして、先日のYLCで勝利をしたことで、初のタイトルを手にしたことで吹っ切れた浦和が今までの勝負弱さから、こういう終了間際のゴールと言う勝利を引き寄せる強さを手にしたとしたら、今の浦和の優勝を遮るものは無いかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。