2016年10月24日 [09:25]   川崎フロンターレ | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第32節 川崎F vs 広島

残り3節となるJ1第32節。
ここ5試合を2勝3敗として、どうにも初のタイトルに向けての壁があるように足踏みをしている2位川崎F。
現在2連敗、今季は完全に中位に沈んでしまった7位広島。
優勝の為には、勝利しかない川崎Fが広島を相手に勝てるか。

Jリーグ2016 Division1 第32節
等々力陸上競技場/23,290人
川崎F 2-0 広島
(川崎F) 森谷賢太郎(84分)、中村憲剛(95+分)
ホーム川崎Fのスタメンは、30 新井章太、6 田坂祐介、5 谷口彰悟、23 エドゥアルド、18 エウシーニョ、10 大島僚太、21 エドゥアルド・ネット、20 車屋紳太郎、11 小林悠、14 中村憲剛、13 大久保嘉人の3-4-2-1。
アウェー広島のスタメンは、1 林卓人、33 塩谷司、8 森﨑和幸、2 野上結貴、14 ミキッチ、28 丸谷拓也、6 青山敏弘、18 柏好文、44 アンデルソン・ロペス、30 柴﨑晃誠、22 皆川佑介の3-4-2-1。

川崎Fが勝利
両チームとも後ろに負傷者が出て、川崎FはGKが新井章、広島は最数ラインに森崎和と野上結を起用する事になるが、その両チームの守備が集中して守っており、また、リスクを避けるためか、3バックが下がって守っている事もあって、お互いにチャンスを作り出せず。
何としても勝ちたい川崎Fだが、中村憲と大島僚のポジションを入れ替えて、パス回しを改善していくものの、広島の守備陣の集中した守りを崩すことが出来ず、広島もサイドから攻めようにも、サイドの攻防では川崎Fも一歩も引かず、得点の気配はどちらにも生まれてこない。
後半に入り、徐々に川崎Fが押し込みだしていって、広島のゴール前まで攻め込めるようになるが、広島もカウンターから66分には少し距離のある所でFKのチャンスを得た広島は塩谷司が強烈なシュート、これは壁が足を上げて触った事でコースが変わりゴールに吸い込まれるが、しかし、蹴った瞬間に動いていた広島の選手が少し動き出しが早くてオフサイドの判定。
この辺りから広島の動きが良くなって、サイドで優勢になって、83分には、右サイドからのクロスに、ピーター・ウタカが完璧に合わせたヘディングシュートがあったが、これはGK正面、逆に、その後の攻めで川崎Fが人数をかけて波状攻撃を仕掛けると、最後は、森谷賢がGKの頭の上を抜くミドルシュートを決めて、川崎Fが84分先制する。
アディショナルタイムには、広島がリスクを冒して攻めてきた所で、ボールを奪ってからカウンターから、完全に人数でも上回った川崎Fが最後は中村憲がゴールに流し込んで追加点、これで、試合終了で、川崎Fが勝利。

川崎Fが競り勝つ
勝たないといけない川崎Fだったが、どうにも動きが良くなかった。
それに対して、広島の方が動きが良くて、中盤からのプレッシングと、下がってブロックを作る守りが効果的に機能し、川崎Fの武器である中盤からのスルーパスや前線のスペースを潰して、大久保嘉に前を向いてプレーさせないなど、川崎Fの良さを出させなかった。
ただ、お互いにサイドを使おうとする部分でも、一進一退の攻防で、主導権を握れず、膠着したような展開になってしまった。
前半は機能しなかったのだが、後半に入ると、試合が動き出して、川崎Fがチャンスを作ったかと思うと、時間経過とともに、今度は広島が決定機を作り出す。
正直言えば、広島のFKからのゴールに関して、他の選手はプレーに関与していなかったので、あれをオフサイドと取らない場合もある、もし、オフサイドでなかったとしたら、広島が勝利していただろうと思えるが、試合では、オフサイドの判定であり、そして、人数をかけた川崎Fの攻めが先制点につながった。
引き分けに終わった可能性も高く、逆に広島が勝っていたかもしれない試合だったが、僅かな差、ほぼ運の差のようにも思えるが、その差が、川崎Fに軍配を上げたように思える。

攻撃に転じれない
最終ラインに負傷者の多かった広島は、急造トリオで挑むことになった。
その守備陣の守備は、川崎Fの攻撃陣を良く封じていて、守りきれていた。小林悠にもスペースが無く、中村憲が前にいる意味合いを消し去った事で、途中から川崎Fは中村憲を活かす為に大島僚とポジションを変えた、結果、大島僚は試合から消えてしまっていた。
そして、なかなか思い通りにボールが出てこない大久保嘉はどこかイライラするようなプレーをしていた。
その意味で、広島の守備陣は良く守れていたと言えるだろう。
しかし、やはり急造である部分が、そこからの攻撃展開でなかなか機能しなかった。
森崎和にしても野上結にしても、足下の技術で劣る訳ではないが、しかし、ボールを奪ってからの攻撃への展開がどうにも繋がらなかった。それは、結局のところ、ボールの奪い方が悪かったからだろう。
今の守備は、確かに守るという事でもあるが、同時に、攻撃への最初の一歩でもある。
だからこそ、攻撃へと転じ方を考えた守り方、ボールの奪い方が出来るかどうか、それが流石にいつものメンバーではなかったからこそ出来なかったという所だろう。
この辺が、残念な所だったという事かな。

ギリギリの勝利
未だに無冠の川崎F。
ここ数年、Jリーグの中でも常に上位に名を連ね、強豪チームの一つとなっているにもかかわらず、ここぞという所で勝利を掴めず、タイトルからは無縁となっていた。
今季も、ここまで何度となく首位に立つシーンもあったものの、前節の敗戦で2位に後退、この試合で、勝てなければ、優勝が遠退いた可能性があるという、正直、勝負弱いというか、運に見放されているというべき所か。
ただ、先日退任というか、契約延長をしないと発表した風間監督にタイトルをという気持ちがあったのか、無かったのか、終盤ギリギリのところで、勝利を引き寄せる事が出来た。
優勝をするチームと言うのは、ある種の強引なまでの運の良さも必要になるが、この試合の川崎Fに関して言えば、その運の良さにも助けられた部分もあってのギリギリの勝利。
だからこそ、残り2試合で、優勝を引き寄せる可能性は十二分に見えてきた。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。