2016年10月26日 [09:33]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第32節 名古屋 vs 磐田

残り3節となるJ1第32節。
監督交代からの5試合で3勝1分1敗として、ついに降格圏を脱出した15位名古屋。
ここ5試合を1勝1分3敗で、後一歩残留を決め切れない13位磐田。
どちらも残留を決めるためにも勝点3が必要な一戦。

Jリーグ2016 Division1 第32節
豊田スタジアム/30,282人
名古屋 1-1 磐田
(名古屋) シモビッチ(44分PK)
(磐田) ジェイ(47分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢﨑正剛、19 矢野貴章、2 竹内彬、4 田中マルクス闘莉王、13 磯村亮太、15 イ・スンヒ、8 ハ・デソン、7 田口泰士、10 小川佳純、9 シモビッチ、11 永井謙佑の4-1-2-3。
アウェー磐田のスタメンは、21 カミンスキー、23 山本康裕、33 藤田義明、3 大井健太郎、2 中村太亮、13 宮崎智彦、7 上田康太、9 太田吉彰、40 川辺駿、15 アダイウトン、8 ジェイの4-2-3-1。

勝点1を分け合う
お互いに勝たないといけない試合は、立ち上がりから球際で厳しく当り、特に磐田のあたりは厳しくファールになるシーンは多いが、一進一退の立ち上がりから、徐々に名古屋が押し込んでいって、惜しいシーンを作り出し、40分には、右サイドでシモビッチがボールを受けると、上手く藤田義と入れ替わって、右サイドからマイナス方向のパス、ここ走り込んだ磯村亮のシュートがDFの手に当りPK、これをシモビッチ右サイドへと狙い、GKのカミンスキーも完璧に読んで触ったが、シュートの勢いが勝り、ゴールに突き刺さり、名古屋が44分先制。
完全に名古屋ペースになった試合は、アディショナルタイムにも決定的なシーンがあるが、闘莉王のヘディングシュートはGKのカミンスキーがビックセーブ、更にシモビッチと永井謙で押し込みにいったシーンでは、宮崎智が体を張ってクリア。
前半はシュート1本に終わった磐田だったが、後半立ち上がり一気に仕掛けて、右サイドの裏に出したボールに太田吉が追いついて高く上げたクロス、これをファーサイドでジェイがDFに競り勝ってゴールに押し込んで磐田が47分、同点に追いつく。
その後、お互いに得点を狙って攻めながらも、守備はリスクを嫌う事で全体的に間延びするが、展開は早くなり、決定機をお互いに作り出す。しかし、どちらも後一歩ゴールを奪えないまま試合終了、お互いに勝点1を分け合った。

凄い激闘
お互いに絶対に勝たないといけない試合は、両チームともそれを把握しているかのように、厳しいというか、激しい試合となった。
立ち上がりから、球際にはギリギリまで突っ込む、おそらく通常のJリーグの試合よりも両チームとも1歩深く踏み込む、間に合わない可能性のあるタイミングでも思い切って飛び込む。
そういう激闘を、この試合の笛を吹いていた佐藤主審も分かっていたのか、ギリギリの所まで笛を吹かない事で、更に加速、負傷しないギリギリの所での激しい試合は、結果として、両チームとも勝ち切れず、しかし、負ける事無く試合終了となった。
両チームとも残留を目指していて、絶対に負けられない、だからこその激戦ではあったが、これこそが、Jリーグを強くするための一歩なのかもしれない。
本当に面白い試合であった。
そして、だからこそ、両チームの選手が、足を攣ったり、痙攣して交代を余儀なくされる場面もあったが、最後までどちらのチームも勝ちを諦めない戦いが出来たと言える。

サイドの攻防
この試合の最大の見どころは、やはり名古屋の右サイド、磐田の左サイドでの攻防だろう。
元々はFWの選手であったが、名古屋では完全に右SBとして、高さもありスピードもあり、そして、体力もある矢野貴と、磐田の攻撃のキープレイヤーであり、そこから仕掛けて、中央のジェイを活かすアダイウトンの攻防は、この試合の見所だった。
終盤、残念ながら体力の問題と戦術的な問題でアダイウトンが交代する事になったが、その最後の瞬間まで、二人のバトルは、この試合を象徴するものになった。
アダイウトンが一瞬抜いたと思っても、後からギリギリで止める、その前に前を向かせない、逆に矢野貴がボールをもって仕掛けに行けば、アダイウトンが止める。
試合の攻防と同様に、このサイドの攻防がこの試合の勝敗を象徴する本当に面白い戦いだった。
現在、代表ではSBもある程度人材が豊富になってきていて、なかなか代表に入れないが、しかし、同時に負傷者が多いのもSBと言うポジションであって、年齢的には厳しいかもしれないが、代表としてプレーのスタイルが違うものの、守備に関しては面白い選手起用になるかもしれない、それだけのプレーを見せているとも言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。