2016年10月25日 [09:07]   FIFA U-20ワールドカップ | スポーツ | U-20/韓国2017 

AFC U-19選手権2016 日本 vs タジキスタン

来年のU-20WC出場を目指すU-19アジア選手権の準々決勝。
GSを2勝1分で1位通過した日本は、WC出場をかけてタジキスタンと対戦をする。
直近の4大会では、全てこのベスト8で敗れて、WC出場を逃しているが、今回のメンバーは次の東京五輪での中心となる世代のメンバーだけに何が何でもU-20WC出場を決めて、世界を経験しておきたい。
その為に、絶対に勝たないといけない試合。

AFC U-19選手権バーレーン2016
[27]QF バーレーン・ナショナル・スタジアム/135人
日本 4-0 タジキスタン
(JPN) 小川航基(8分、73分)、堂安律(19分)、岩崎悠人(88分)
日本のスタメンは、1 小島亨介、2 藤谷壮、5 冨安健洋、3 中山雄太、19 舩木翔、17 市丸瑞希、10 坂井大将、15 堂安律、8 三好康児、20 岩崎悠人、9 小川航基の4-2-2-2。
AFC U-19選手権2016 日本 vs タジキスタン
タジキスタンのスタメンは、23 BEHRUZ KHAYRIEV、14 HANONOV VAHDAT、5 ERGASHEV DOROBJON、19 RAKHMONOV AZIMCHON、15 ZOIR JURABAEV、3 TABREZI DAVLATMIR、10 PARPIEV MUKHSINZHON、17 EHSONI PANSHANBE、9 MUHAMMADJONI HASAN、7 SAIDOV KAROMATULLO、11 HAMROQULOV NURIDDINの5-2-2-1。

前半
タジキスタンのキックオフで試合開始。
立ち上がりから日本が圧倒的に押し込み、タジキスタンは、下がって自陣ゴール前にブロックを作るも、日本がサイドから揺さぶりながら攻めて決定機を作り出し、9分には、小川航のシュートがポストに当りタジキスタンがクリアし切れず、右サイドでボールを奪った堂安律が素早くクロス、これをファーサイドで小川航がGKの股間を抜くヘディングシュートを決めて、日本が8分に先制。
その後も、日本がペースを握ると、タジキスタンが攻め込んできた所からのカウンターで、左サイド三好康からマイナス方向のクロス、それを受けた堂安律が、左足で、ゴール左上隅を狙いすましたシュートを決めて、日本が19分、早い段階で追加点を奪う。
タジキスタンも前に出てくるようになって、攻め込んでくるようになるが、しかし、日本の守備陣は安定して跳ね返して、カウンターから2トップがボールを受けてチャンスを作り出し、更に、両サイドからの攻めもあって、日本が決定機を作り出すと、3点目を奪う事は出来ず。
日本が優勢のまま2-0で前半を折り返す。

好調を維持
カタール戦で漸く覚醒した日本が、その好調を維持して戦えているという試合になっている。
タジキスタンは、明らかに下がって守って、0点に抑えておいて、日本に焦りが出てきた所でカウンターを仕掛けたいと考えていたように思える。
しかし、下がったタジキスタンに対して、日本は、効率的にサイドから崩していって、決定機を作り出していき、結果、早い段階で先制、更に追加点を奪い取った。
やはり大きいのは、前線の2トップが動いてボールを受けられるので、一旦そこに当てる事も出来るし、タジキスタンが中央に壁を作ってくれれば、堂安律と三好康が前を向いてプレーが出来て、仕掛ける事、更に、右サイドであれば、藤谷壮が、堂安律を積極的に追い抜いて行くなど、サイドからの崩しでも動きを見せた。
カタール戦での動きのあるサッカーが、この試合でも出来るようになった事で、タジキスタンを圧倒した。
また、2点リードを許したタジキスタンは、前に出てくるようになったが、数回、自分たちのミスもあって、ちょっと危ないシーンもあったが、この試合も、CBの二人は常に冷静に対応していて、ほぼシュートも打たせず。
この二人の出来が、この日本の生命線であるが、本当に安定して守れているので、危なげない。
後は、このまま油断せずに戦えば、タジキスタンも前に出ざるを得ず、そこで3点目を奪って試合を決めることが出来れば、最高の結果となるだろう。

後半
両チームとも交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半に入っても日本ペースは変わらず、劣勢のタジキスタンは7番SAIDOV KAROMATULLOに代えて18番YODGOROV DALERを60分に投入してくる。
タジキスタンも前から来るので、一方的な展開ではなくなっているが、それでも、日本の守備は、前線の岩崎悠から最終ラインまで安定してプレッシングを仕掛けてボールを奪いに行く事で、危なげない展開を続けて、72分には、小川航が高い位置でボールを奪って仕掛ける所で倒され、良い位置でFKを得ると、小川航自らが蹴って、直接決め、日本が試合を決める3点目を73分奪う。
日本は、最初の交代で76分、船木翔に代えて6番初瀬亮を投入する。
更に、この試合2得点をあげ、更に前線でボールをおさめて攻撃の基点となっていた小川航も79分に、14番中村駿太を投入する。
タジキスタンも11番HAMROQULOV NURIDDINに代えて80分に12番SAFAROV AMIRDZHONを投入する。
85分、日本は最後の交代で、この試合、左サイドから何度も仕掛けを見せていた三好康に代えて11番長沼洋一を投入する。
88分、何度か仕掛けていた日本は、坂井大からのパスを岩崎悠がスピードを一瞬にして止める事でDFのマークを外して、体勢を崩しながらもシュートを決め、日本がとどめとなる4点目を奪う。
アディショナルタイムに入った所で、タイキスタンは最後の交代で19番RAKHMONOV AZIMCHONに代えて6番ALISHERI KHOTAMを投入する。
結局、日本が4-0のままで試合終了、5大会ぶりにU-20WC出場を決める。

U-20WC出場決定
まずは、目標としていたU-20WC出場を決めた。
長い事、このU-20WC出場を決め切れなかった日本だったが、今大会も、立ち上がりの2試合はどうにも動きが重くて、不安の大きな内容だったが、カタール戦からリズムが良くなり、このタジキスタン戦も危なげない試合で、見事にWC出場を決めた。
特によくなったのは、やはり2トップだろう。
岩崎悠が入る事で、彼が前線からプレッシングを仕掛けて最初のDFとなれる事もあり、更に、裏を狙う事で相手のDFにプレッシャーを仕掛けてスペースが出来て、そうなると小川航がボールをおさめるスペースが出来て活きてくる。
そうやって前線でボールを収まる事で、両サイドの堂安律と三好康は前を向いて仕掛ける事も出来るようになった。
その好循環は、SBの攻め上がりに繋がり、CHの所で、市丸瑞からのパス出しで攻撃が活性化する。
本当に前線の動き出し一つで攻撃は好循環をした。
そして、守備に関しては、岩崎悠が前線でプレスを仕掛けるのもそうだが、やはり、CBの二人は一切集中を切らさず、安定した守りを見せていて、ここがチームの基盤になっているのは間違いなく、この試合も、ミスから危ないシーンが一度あったが、そこも冷静に対応した。
さて、この2試合で日本らしいというか、日本の良いサッカーが出来るようになっており、後は、それでどこまで行けるのか。
先日のU-16代表の方は、ここでモチベーションを失ったかのように、ベスト4では不甲斐無い試合で敗れたが、U-19代表は、このままアジアを制する所まで、折角ですから行って欲しいですし、今のサッカーなら出来ると思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。