2016年11月07日 [08:41]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2016 

J1/2016 第34節 名古屋 vs 湘南

J1最終節。
ここ5試合を2勝1分2敗として、何とか残留しようとしているが、しかし、まだ16位と降格圏の名古屋。
17位が既に確定して、降格が決まっている湘南。
残留に向けて、絶対に勝たないといけない名古屋の一戦。

Jリーグ2016 Division1 最終節
パロマ瑞穂スタジアム/18,474人
名古屋 1-3 湘南
(名古屋) シモビッチ(50分PK)
(湘南) 山田直輝(6分、60分)、高山薫(37分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢﨑正剛、6 古林将太、4 田中マルクス闘莉王、2 竹内彬、24 高橋諒、15 イ・スンヒ、8 ハ・デソン、7 田口泰士、10 小川佳純、9 シモビッチ、11 永井謙佑の4-1-2-3。
アウェー湘南のスタメンは、21 梶川裕嗣、24 奈良輪雄太、20 坪井慶介、4 アンドレ・バイア、30 島村毅、16 石川俊輝、14 藤田征也、6 三竿雄斗、23 高山薫、9 ジネイ、8 山田直輝の4-1-2-3。

名古屋敗退
立ち上がり6分、湘南が右サイドへと展開して、サイドから突破と見せて、中に切れ込んでの山田直の思い切ったミドルシュートが決まって、湘南が先制。
37分には、再び湘南が、今度は中に切れ込まず、奈良輪雄が右サイドの外に出すと、そこに流れてきていたジネイが素早くクロス、中央で名古屋は人がいたが、そのDFの間で高山薫がボレーで合わせてゴール、勝たないといけない名古屋は前半で2点のリードを許す。
後半に入ると、2点を追う名古屋が仕掛けて、左CKを得るとファーサイドで坪井慶が名古屋の選手を掴んで倒してしまいPK、これをシモビッチが決めて、名古屋が後半開始早々50分に1点を返す。
名古屋が逆襲の気配がある中で60分、左サイドで後ろから放り込まれたボールを山田直と闘莉王が競り合って、闘莉王が処理に手間取った隙をついて山田直が奪い取ると、そこから角度の無い所からのシュートを決めて、再び突き放す3点目を湘南が奪い取る。
勝たないといけない名古屋が攻勢を仕掛けて、最後の最後まで必死に攻め続けるものの、湘南が大きく蹴りだして、試合終了、結局、名古屋は湘南に敗れて、降格が決まる。

サイドの攻防
この試合、両チームとも3トップで広くサイドを使う事を狙って行った。
その中で、先に点を取ったのが湘南で、サイドで数的有利を作っておいて、そこから中と外を使って、前半の間に2点を奪い取った。
両チームとも同じ形で、名古屋もサイドからチャンスを作っていったが、しかし、結果として湘南が勝利を奪った。
サイドの攻防と言う意味合いだけで言えば、個人的には名古屋の方が上回っていたのではないかと思う。
また、中央でシモビッチが構える名古屋と広く動いてサイドにも流れるジネイのプレーの違いがあって、サイドで数的有利を作る事は湘南の方が上回っていたようにも思えるが、しかし、その分中での人数を失っていた。
どちらが良いというものでも無いが、どちらも、サイドを上手く活かして攻める形を作れていた。
サイドの攻防では五分だったのだが、問題は、サイドからの守備であったと言えるかもしれない。
湘南は、元々が3バックであった事もあるのか、4バック全体が上手くシフトしながら、ゴール前では3バックの形が出来ていて、中央でのスペースを与えず、シュートコースが少なかった。
それに対して、名古屋は中央をと外郎と竹内彬の二人だけで守ってしまっている部分があって、この試合は、その二人があまりに動きが良くなかった。
結果として、中央にスペースを与えてしまっていて、守り切れなかった、それが、名古屋の敗因だったと言えるだろう。

降格決定
勝つか、もしくは、勝点を稼ぐことが出来れば、残留が決まったかもしれなかった名古屋だったが、敗戦の結果、降格が決まってしまった。
今季は正直迷走した感があって、色々と試したが悉く上手くいかず、監督交代をして持ち直したかとも思われたが、確かに、それまでの勝ち星が取れなかった時よりかは勝ち越したと言えるが、しかし、劇的に改善とまではいかなかった。
それでも、闘莉王の復帰で、勝つんだというチームの変化は見えたものの、この試合では、その闘莉王の動きが悪く、結果として3失点で敗北、降格が決まってしまった。
ただ、これまでも広島やG大阪がそうだったように、J2でハードスケジュールをこなすことで、チームの方向性が大きく変化する、特に守備の意識が変わって、J1で結果を出せるようになる。
元々選手はいるだけに、その選手が抜けずに残って、J2で戦い抜くことが出来るのであれば、昇格してきた時に優勝を争えるチームへと変化する可能性はあるだろう。
この試合でもそうだったが、とにかく守備の意識、守り方、それも攻撃へと繋がる守り方を身につけられるかどうか、と同時に、後ろの選手の若返りも図る事が出来れば、更に大きくなれるだろう。

山田直輝
この試合の湘南の勝因は、山田直であり、この試合のMOMは山田直だろう。
それだけ、22人の中で別格の動きとプレーを見せていた。
元々センスも技術もあって、労を惜しまないプレーも出来る選手であり、かつて、柿谷曜を擁してU-16アジア選手権を制した日本代表の10番をつけてU-17WCを戦った。その時の中心選手であり、世代的には、本来なら現A代表の中心になっていてもおかしくない選手である。
しかし、負傷が多く、何度かA代表に選ばれるも定着する事が出来ないまま、そして、クラブでも出場機会が無く、昨季から湘南に移ったが、こちらでも負傷が多くて苦労をしている。
それでも、中盤で色々と出来る選手であり、A代表ではライバルが多くて厳しい部分ではあるが、復帰を印象付ける試合になったと言えるし、来季も湘南でプレーをするのであれば、J2で自分をコントロールするプレーを身につければ、それこそ、代表復帰も見えてくるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。