2016年11月14日 [09:19]   天皇杯 | スポーツ | 第96回天皇杯 

第96回天皇杯4回戦 川崎F vs 浦和

天皇杯も4回戦、漸くJ1も全て揃っての戦いになる。
今季のJ1を争った両雄。
この後、CSでも争う事になるであろう、J1で1位となった浦和と2位の川崎Fの対決。
3冠を目指す浦和にとっては、CSの前に勝利を手にしたい所で、川崎Fとしても初タイトルの為に、今度こそ浦和を粉砕したい。

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会
4回戦 No.80 等々力陸上競技場/20,009人
川崎F(J1) 3 ( 4 PK 1 ) 3 浦和(J1)
(川崎F) 大久保嘉人(86分PK)、森本貴幸(91+分)、エドゥアルド(117分)
(浦和) 興梠慎三(71分)、OG(88分)、青木拓矢(97分)
川崎Fのスタメンは、1 チョン・ソンリョン、6 田坂祐介、23 エドゥアルド、5 谷口彰悟、18 エウシーニョ、28 板倉滉、21 エドゥアルド・ネット、20 車屋紳太郎、13 大久保嘉人、26 三好康児、16 長谷川竜也の3-4-2-1。
浦和のスタメンは、15 大谷幸輝、46 森脇良太、6 遠藤航、3 宇賀神友弥、18 駒井善成、10 柏木陽介、22 阿部勇樹、24 関根貴大、9 武藤雄樹、13 高木俊幸、30 興梠慎三の3-4-2-1。

PK戦で決着
立ち上がり試合の主導権を握ったのは浦和で、興梠慎が立て続けに決定機をつくりだすが、惜しくもゴールならず。
浦和の攻撃を跳ね返した川崎Fが、徐々にペースを掴むと、大久保嘉と三好康が上手くボールを受けて攻撃を仕掛けていく。
どちらもチャンスはあったが、精度を欠いてミスが多くて、ゴールを奪えそうで奪えず、どちらも1点を狙って交代カードを切ると、71分、中盤の右から森脇良が一気にゴール前、DFの裏にボールを放り込むと、タイミング良く抜け出した興梠慎が、飛び出してくるGKをトラップ一発でかわして、そのまま無人のゴールに蹴り込み、浦和が先制。
1点を追う川崎Fだったが、なかなか浦和の守備を崩せず、イライラするシーンが出てくるようになる。
このまま浦和が逃げ切るかとも思われたが大久保嘉が狙ったミドルシュートが、森脇良の腕に当たってコースが変わるが、GKがセーブをする、しかし、これがハンドと判定となりPK、これを大久保嘉がタイミングを外すようなキックが、GKの大谷幸が触ったもののゴール、川崎Fが86分同点に追いつく。
88分、浦和が一気に攻勢を仕掛けると、興梠慎のクロスに李がヘディングシュート、これはGKのチョン・ソンリョンが好セーブを見せるが、李と競り合って倒れた森谷賢に当ってゴール、浦和が勝ち越す。
それでも、この試合はこのまま終わらない、アディショナルタイムに入った所で、登里享のクロスにニアサイドでエドゥアルドがボレーを狙うがこれはあわなかったものの、ファーサイドに流れたボールを森本貴がトラップから冷静にゴールに蹴り込み、川崎Fが再び同点に追いつく。
その後のアディショナルタイムにお互いに惜しいシーンはあったが、しかし、結局ゴールを奪えず、勝負は延長へ。

延長に入ると、互角の展開の中で、97分、右サイドへと一旦預けて、李がDFを引き付けておいて、中に戻すと、青木拓がそれを蹴り込み、浦和が3度勝ち越す。
1点リードをした浦和がテンポの良いパス回しで優勢に進め、川崎Fがなかなかボールを奪えず、しかし、延長後半に入ると、少しずつ川崎Fが押し返しだすと、117分、左サイドで基点を作って、三好康のクロスをファーサイドで板倉滉がヘディングで折り返すと、エドゥアルドが頭で押し込み、3度、川崎Fが追いつく。
その後、川崎Fが惜しいシーンを作るもののゴールを奪えず、結局、決着はPK戦へ。

PK戦
大久保嘉人(川崎F) ○ 試合中と同じく右隅に決める。
阿部勇樹(浦和) × GKの逆の右に蹴ってポスト、しかし、蹴る前に動いたという事でやり直し、2度目は左上に決める。
三好康児(川崎F) ○ 右下隅に決める。
ズラタン(浦和) × 右を狙うがGKが完璧に読んで止める。
エドゥアルド(川崎F) ○ タイミングを外して右隅に決める。
興梠慎三(浦和) × 左隅を狙ったキックはポスト直撃。
エドゥアルド・ネット(川崎F) ○ 右を狙ったキックはGKに触られるも勢いでゴールに入る。
PK戦の結果、4-1で川崎Fがベスト8へ進む。

3度追いつく
この試合、まさかのベスト16でこの両チームが戦う事になるのかと言う一戦。
今季のJ1をリードしてきた両雄、最後まで優勝を争った両チームの戦いは、まさに、今季を象徴とするかのような一進一退の試合となった。
序盤はミスがあって、お互いに攻め切れない中で、終盤、浦和が先制してから試合が動いた。
リーグ戦での順位争いでは常に川崎Fが一歩前に出ていて、浦和が追う展開で、最後で、浦和が川崎Fを追い抜いて優勝をした訳だが、この試合は、それと同じく、但し立場は逆で、常に浦和がリードしながら、川崎Fが追いつくという展開になった。
同点になって、もしくは、1点リードしている中でも、どちらにも得点チャンスがあって、勝ち切るチャンスはあったと思えるが、しかし、結局、3度浦和がリードして、3度川崎Fが同点に追いつくという内容は、最後までどちらが勝つか分からない良い試合だった。
これで、天皇杯では川崎Fが上に進んだ。
今後、CSで対決する事になれば、どうなるかは分からない。
一つには、浦和は守備の中心となる西川周と槙野智が代表で抜けていて、川崎Fは中村憲と小林悠が負傷で離脱していた。
両チームともベストと言えない中での試合だっただけに、全員が揃った状態で、CSで決着をつけられるか。
次の対決が楽しみな、試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。