2016年11月30日 [09:01]   鹿島アントラーズ | スポーツ | CS・PO/2016 

J1/2016 CS 鹿島 vs 浦和

J1のCS決勝、第1試合。
準決勝で、今季2位の川崎Fをやぶって勝ち上がってきた3位の鹿島。
受けて立つのは、今季1位、YLCの優勝で最近の無冠の王者ぶりから脱皮した浦和。
こういう大会での勝負強い鹿島と、力を発揮できるようになった浦和の対決。

Jリーグ2016 チャンピオンシップ 決勝
県立カシマサッカースタジアム/23,074人
鹿島 0-1 浦和
(浦和) 阿部勇樹(57分PK)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、3 昌子源、14 ファン・ソッコ、16 山本脩斗、6 永木亮太、40 小笠原満男、25 遠藤康、13 中村充孝、8 土居聖真、33 金崎夢生の4-2-2-2。
アウェー浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、6 遠藤航、5 槙野智章、18 駒井善成、10 柏木陽介、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、9 武藤雄樹、20 李忠成、30 興梠慎三の3-4-2-1。

浦和が競り勝つ
立ち上がり、お互いに先に主導権を取ろうとする展開で、8分には、浦和が右サイドからのクロスに武藤雄が合わに行くが、これは完全にオフサイド。
その後も主導権は浦和が握って、優勢に試合を進めるが、鹿島もここぞという所は厳しく潰していくので、決定機自体はなかなか浦和も作れない。
ただ、劣勢の鹿島も28分には右CKからゴール前に入れたボールに中央で、金崎夢と山本脩が完全にフリーで飛び込んでいたが、しかし、ボールが高くて合わず。
前半は浦和ペースだったが、後半に入ると一転、鹿島が仕掛けていくと、51分には中盤での浦和のミスもあってボールを拾った鹿島は、逆サイドで裏に抜け出した遠藤康に土居聖から決定的なスルーパスが出るが、GKの西川周が素早い飛び出しで間合いを詰めて、遠藤康のシュートは力なく正面に行く。
56分、浦和は右サイドで基点となってゴール前に入れると、興梠慎に対して、西が後ろから押すような形でのファールでPK、このPKを阿部勇が冷静にGKの動きを見極めていたように真ん中にタイミングを外すように決めて、浦和が先制。
1点を追う鹿島が仕掛けていくが、しかし、浦和の守備を崩すことは出来ず、逆に浦和のカウンターからチャンスがあるなど、試合は、浦和が支配する。
アディショナルタイムに入って、更に勢いを増す両チームだったが、鹿島の決定機に、浦和もカウンターからチャンスがあるものの、ゴールを奪う事は出来ず、最後には、鹿島の左CKからのボールを押し込むことが出来ず、浦和がクリアして試合終了、浦和が初戦を勝利で飾った。

鹿島のお株を奪う
こういう大会での勝負強さと言うのは、鹿島の方で、実際に、そういう勝負強さを発揮して、鹿島は川崎Fに勝って、決勝に駒を進めた。
その鹿島の強さに対して、浦和の方は、どうにも勝負弱い感じがあったのだが、今季は、YLCでの優勝にJ1での首位と言う事もあって、浦和の方にも勝負強さを身につけてきたように思える。
そして、それを試されるような試合は、終わってみれば、浦和が鹿島のお株を奪うような戦い方で勝ち切った。
前半から試合を優勢に進めたのは浦和で、しかし、点が入らないと、雰囲気的には鹿島の狙い通りと言う感があって、後半の立ち上がりに鹿島が一気に仕掛けた事で、試合の流れは鹿島にいったように思えた。
しかし、早々の決定的なシーンで、GKの西川周の好セーブで遠藤康のシュートを止めると、浦和の方はPKから先制する事が出来た。
点を取る形と言うよりも点を取ってから、どう戦うのか、それが、浦和の課題だったと思いますが、それを上手く戦いきった。
守りながらも、人数をかけないがカウンターからチャンスを作るなど、浦和の方が鹿島の様な強かさを見せて、終盤の猛攻も跳ね返し勝利、見事に浦和が優勝に王手をかける勝利をもぎ取った。

流れの悪かった鹿島
正直、鹿島の流れは良くなかった。
立ち上がりから試合の主導権を握られて、浦和の方が良い形を作っていたが、そこから流れを引き寄せるのが鹿島だった。
しかし、この試合、後半から仕掛けた鹿島だったが、それでもなかなか良い流れを作る事は出来なかった。
先制点を奪えたかと思えるような決定的なシーンも決め切れなかった。
PKは、ちょっと不運ではあったが、後半の流れを掴みたい所で掴み切れなかった。
鹿島らしさが無かった訳でもないが、それでも、勝負を決めるべき所で先に点を取れなかった事が、勝負を分けたかもしれない。
アウェーゴールを許してしまって、しかも、同点だったら、年間順位が上の方が優勝と成るだけに、これで、鹿島は次の試合2点以上が必要になる。
1点であれば、無理はしなくても良いが、2点を取るというのは結構なリスクを冒す必要がある。
それだけに、鹿島にとっては苦しい試合に次はなる事は間違いないが、しかし、だからこその鹿島らしさが次は観れる予感もある。

興梠慎三
鹿島戦と言う事で興梠慎は正直気負っていたように思える。
動いてボールをもらうという部分や積極性はあって、決して悪かったとは言えないかもしれないが、正直言えば、空回っていたようにも思える。
一人で決定機を作って鹿島に脅威を与えていたのは間違いないが、他との連携が合わなくて、もどかしい感じはあった。
それでも、例えば、この試合、勝利に最も貢献したと言えば、金崎夢を止めたDF陣や決定的なシーンを抑えた西川周など守備陣をあげられるのだが、興梠慎の存在の大きさは非常に感じた試合でもあった。
PKこそ阿部勇に譲った訳ですが、そのPKを獲得した事だけでも、十二分は働きだったのかもしれない。
しかし、やはり興梠慎に期待したいのは得点であり、圧倒的有利な立場に立った浦和であるが、次のホームでは、勝利を決定づける得点を決めて欲しい、それが興梠慎の最大の仕事と言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。